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茶道について教えてください

cotikuの回答

  • cotiku
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回答No.3

>奥深いもので読めば読むほど??? 確かに物事はたいてい入り口は小さくて奥が広いですね。 すべてを学び教えることは不可能であるし必要もないので 勉強の仕方を教え合う程度で、ご自分のための勉強を主体になさるしかないと思います。 参考URL http://www2.ocn.ne.jp/~k-nishi7/   http://www.urasenke.or.jp/ 他にも・・最近たくさん出来てきました。 茶道に詳しいというわけではありませんが、ホームページに掲載している私の茶道観を転載します。 茶道はお茶の立て方、頂きかたの勉強だけではありません。礼儀の伝承と、それを通して和敬静寂ともいわれる心と、教養を深めるためのサロンです。会社で書類を提出する時の所作には相手への気配りと美しさがでます。敷居を踏まないのは建物の損傷を少くします。席順と挨拶は人間関係を円滑にします。道具の扱いは物と人への感謝の心を育てます。等等多くの礼儀が茶道によって継承されています。  公家や武士だけではなく茶の産地の百姓、茶道具や茶室建築の職人・商人、遊興の芸人・・・全国各地で茶道は生活文化を美しくし、深い心を育みつたえてきました。そこでは親孝行や、仲の良い交友関係、落ち着いた振る舞い、よくかんで食べましょうなど、礼儀にともなう人としての教養がすべてといっていいほど教えられました。その中に、文学を含む書の鑑賞と、お礼状などを書く書の実技も求められました。手習い(つまり国語)と算盤と茶道は文化国家日本の基盤であったと考えられます。 わび茶のこころ    見わたせば花も紅葉もなかりけり浦のとまやの秋の夕ぐれ(藤原定家)  花や紅葉の世界からこの茶室に来てみれば何の彩りもない粗末なひと部屋だった。そこにある感慨がわび茶の湯の心であると千利休が選んだ歌です。  茶室には床の間に軸が掛かりささやかな花が差され、茶釜にお湯がわいているだけで、ほかに何もない、窓の障子を開けて外を見てはいけません。今頃の応接室のようなステレオやテレビやコレクションやじゅうたんや・・・とはちがった雰囲気です。お茶をさしあげるとしたら、あるいはご馳走になるとしたら、どちらをお選びになりますか。見せたい美術品を効果的にみせ、また主客双方の心がはっきりと読み取れるのはどちらでしょうか。禅宗から生まれた茶道はカウンセリングルームのはしりかもしれませんね。  利休が同じく新古今集の中から選んだ歌がもう一首あります。  花をのみ侍らん人に山里の雪間の草の春を見せばや(藤原家隆)  当時も華やかな桜には人気があって、雪間の芽吹きのよろこびを見ようとしない人があると感じられたのでしょうか。そして、そうした間の美しさを表現する定家や家隆や利休は、いかにも日本人といった感じです。明治開国のころ日本の絵画がヨーロッパに運ばれてはじめて西洋人は雪を描いた絵を見たそうです。わが国では万葉集にすでに雪景色をめでた歌が詠まれています。華やかな世界と侘びの世界と両方を楽しむ感性が日本の個性のようです。

ganesh_
質問者

お礼

ありがとうございました 日本の美意識の個性などをキチンと教えていただいたことや 質問に対してすごく気持ちのよい回答で嬉しいです。 確かに短期間に全部を覚えるのは不可能だし、人によっても茶道観は違うので 自分自身で駆使して見出してゆくしかなさそうですね 早速紹介していただいたサイトに行って見ますね

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