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致死遺伝子について

ねずみの遺伝子の問題で、ホモ接合体YYの場合、致死遺伝子によって、そのねずみは死にいたるんですよね。でも、教科書によると、Yは劣性の致死遺伝子で、yは、優性の致死遺伝子とありました。それならば何故yyのとき死なないのか・・・と考えてしまいました。。。致死遺伝子の優性と劣性について教えてください。普通と違うんでしょうか

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noname#16084
noname#16084
回答No.3

Ran17さんが,補足欄にお書きのことがそのまま答えになっています. ネズミの体の色を司る遺伝子ですが, 黄色を発現させる遺伝子Yと 黒色を発現させる遺伝子yがあり, 黄色を発現させる遺伝子Yが優性です. 通常であれば黄色:黒が3:1で生まれてくるはずなのに, 実際には黄色:黒は2:1でしかない. そこでYYが揃うと死んでしまい生まれてこない, と仮定することで説明がつくのは,ご存じの通り. Yは体色の発現においては優性ですが, 致死に関しては劣性です. 別に致死遺伝子が優性・劣性の関係において 特殊なわけではありません. ちゃんとメンデルの法則に則っています. yが優性の致死遺伝子というのは,どう見ても矛盾ですね. というのはyy,Yy,yY,いずれも死んでしまうわけですから, YYの個体しか世の中には残らない. ならばそれ以降の世代の個体の遺伝子は すべてYYばかりであり, 致死遺伝子だなんだかんだ,という議論は生じないはずです. 「yは優性の致死遺伝子」ではなく 「yは致死遺伝子との対立においては優性」 というだけのことだと思います. 以下のページも読んでみてください http://www.asahi-net.or.jp/~hi2h-ikd/biology/genetics.htm http://biocom.hp.infoseek.co.jp/bio-print/bio-page/bio-prNo.40.htm

参考URL:
http://www.asahi-net.or.jp/~hi2h-ikd/biology/genetics.htm

その他の回答 (2)

回答No.2

灰色劣性遺伝子yに対して、Yは黄色優勢遺伝子というのが基本です。ところが同時に致死遺伝子としてはy遺伝子(致死性なし)に対して劣性ですので、YYの時に致死性を発揮するというわけです。  ちなみに黄色優性遺伝子Yの突然変異として致死形質を獲得したものとされています。

  • liar_adan
  • ベストアンサー率48% (730/1515)
回答No.1

ちょっと状況がよくわからないのですが、 「劣性である致死遺伝子Yがあって、 それと対立する遺伝子がyである。」 ということでしょうか。 そうだとすると、「yが優性の致死遺伝子」というのは 教科書の書き間違いだと思います。 「yは優性の、致死遺伝子の対立遺伝子」 と書こうと思ってまちがえたのではないでしょうか。 もし、yが「優性の致死遺伝子」だったら、 yyどころでなくYyだけで死んでしまいます。

Ran17
質問者

補足

えっと、、遺伝子的にはYが優性で、yが劣性です。でも致死遺伝子関係になると、Yが劣性でyが優性になるそうです。。

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