- ベストアンサー
※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:中和について)
中和についての質問
このQ&Aのポイント
- 中和についての質問について説明します。pH11のアンモニア水10mlとpH3の塩酸10mlを混合して中和する場合、中和反応の過不足を含まれるもののモル数で考えることが重要です。
- 塩酸10ml中に含まれるHClのモル数とアンモニア水10ml中に含まれるNH3のモル数を比較して中和反応の過不足を見ることが中和の基準です。
- 中和反応ではH+とOH-が結合してH2Oが生成しますが、中和の判断は溶液中に含まれる物質のモル数で行います。
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
> 「あまり電離しない=溶液中にあまりOH-がでてこない=電離しないNH3がたくさん残っている=アンモニア水の濃度が高い」…これは合ってるのでしょうか? > どうしてH+の濃度=HClの濃度となるのでしょうか? 「アンモニア水の濃度」とは,電離していない NH3 の濃度ではありません。電離していない分子状の NH3 と,電離した NH4+ との合計値です。「塩酸の濃度」も同様,電離の有無を問いません。合計値です。 もし電離した部分だけを指したければ,「アンモニウムイオンの濃度」とか「塩化物イオンの濃度」という表現を使います。 > 中和って言うのは何の過不足を見ればよいのでしょうか?私はH+とOH-のモル濃度の勝負だと思ってました。 違います。中和は,液性を中性にする操作のことではありません。酸と塩基とを当量反応させることを「中和」と言います。 塩酸は一価の酸,アンモニアは一価の塩基なので,等モルずつ混合するのが中和です。硫酸とアンモニアなら,1:2のモル比で混合するのが中和です。 こうしてできた塩,すなわち塩化アンモニウムや硫酸アンモニウムの水溶液は,中性ではなく酸性になります。しかし,これでよいのです。 メチルオレンジやフェノールフタレインの変色域は,pH=7 からずれていますよね? この理由をご存知ですか? 上記のような中性にならない中和滴定で,正確に中和点を知るためですよ。
お礼
なるほど!中和は「酸と塩基を等量反応させること」なんですね。ここのとこをちゃんと教わっていませんでした。よく理解できました!ありがとうございます!