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強酸と弱塩基の中和点が酸性になる理由
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塩酸とアンモニアの場合はNH4Clという塩ができますが、ほとんど完全に電離し、NH4+とCl-というイオンが存在することになります。また溶媒の水も電気平衡の状態にあるのでH+とOH-のイオンも存在します。ここでNH4+はOH-と結合しやすいため一部はNH4+ + OH- ⇔ NH3 + H2Oと反応します。H+とCl-は電離したままなので結合はしない。[OH-]が減少するが、Kwは一定なので、[OH-]の減少を補うために水の電離が進んで[H+]が増加する。よって酸性となる。
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- potachie
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>>NH4^+ + OH^- となっているから、 このように単純に考えて良いのを「強塩基」といいます。 ご質問者はこれを「弱塩基」と知っているのに、なぜ、簡単にこのように考えられたのでしょう? 理解のためのヒントは、ココにあるように思います。
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