性同一性障害でホルモン投与している場合に、保険に入れるかどうか

質問

僕は性同一性障害ですが、海外で診断を受け、その後は個人的に海外で実費にて手術を受けたり、ホルモンを調達して投与を始めて5年くらいになります。30台になったことや、これまで5年ほど社員や派遣社員で勤めてきましたが、先月よりフリーで仕事を始めだした不安定さもあり、癌など病気になったときに一時金や入院費用としてお金がおりるような保険に入りたいのですが、以前服薬している事実があると、もし審査が甘く入れたとしても、保険金がおりなかったりしてしまうことがある、という話を聞きました。また、共済に入るというのはよいオプションなのでしょうか。

今の時点での質問としましては、
１、僕のような人が入れる保険というのはあるのか、あるいは自分でこつこつ有事に備えお金を貯めておくしかないのか。
２、僕のような場合はどのような保険を検討すべきか。
３、保険会社にこのような質問を直球でしてみて不利なことはあるかどうか。

あまりわかっておらずとんちんかんな質問になってしまっているかもしれず、大変すみませんが、厳しい指摘も含め、お教え頂ければと思っております。どうかよろしくお願い致します。

回答No.3

muse1 · ベストアンサー

こんばんは。
実はかなり興味深くこちらの質問を読ませていただいてました。
私は某・保険会社で主に支払いを担当している者ですが、私なりのアドバイスをさせていただきたいと思います。

まずアドバイス出来ることとして、今現在のあなたの戸籍はどのようになられてますか？
平成１６年７月１６日（日付が違ってたらごめんなさい）に性別変更を認める法律が制定されましたが、性別変更の請求をして受理される事が第一だと思います。
医師のカウンセリングや家庭裁判所での手続き等大変で日数がかかるかも知れませんが社会からも新しい性別を認知された事になりますから。

それから、保険の中には症状の安定した病気（糖尿病・高血圧に限られる）であれば加入する事ができる種類もあります。
例えば糖尿病であったとしても薬の投与によって毎日の生活に影響が無い事です。
ただし、病気での入院保障は付加する事が出来ません。

ここで性同一性障害のホルモン剤投与を考えてみて下さい。
一生続く事になるホルモン剤も症状が安定していれば加入出来る可能性が見えてきませんか？

保険の商品の選択肢は少ないと思いますが、傷害入院と死亡保障だけの新商品が出来る日も近いと思います。
新商品開発の時の参考ケースとして上層部に提案してみたいと思いました。

お礼

すみません、お礼を補足の欄に書いてしまってました。回答、改めて感謝いたします！

補足

貴重なアドバイスを頂き有難うございました!
今の戸籍は今出生時のそれと同じです。性別変更申請に必要なレベルの手術を実現すべく、今はお金を貯めているところですが、金額が大きく少し時間がかかりそうな一方、既に30台前半という年齢に入ってしまっているため、保険加入などに焦りがありました。それで、質問させて頂いていました。

ホルモン投与をしている状況、というのは、一般的には大変安定したものだと、言えると思います。例えば精神的にも不安定だと認められる人には、ホルモン投与のゴーサインや性同一性障害の診断自体が出ないということがまずあります。（逆に、このストレスで精神が辛くなる、という悪循環が起こっているのも事実ですが、これは別件ですね。。。。）ですので、糖尿病などに対応した保険商品があれば、応用した適用が可能ではないか、と僕も思います。かかりつけ医師の診断書や判断を提示するなど、保険会社（外資系のほうがよいのではないか、といったことはありますでしょうか。。。？）と相談可能なら良いなあと思います！　今まで健康でこういう問題は他人事でしたが、関係機関への働きかけなどに参加していったりしようかな、と前向きになれる回答を頂き、感謝致しております。

回答No.2

go_go_go

あくまでも推論です。

保険契約は、できないと考えるのが妥当だと思います。

理由は、
海外での外科手術
ホルモンの服用

海外での外科手術は、予後にさまざまなリスクが考えられます。
たとえば、ウィルスによる肝炎。肝炎は、将来的に肝硬変、肝ガンのリスクを伴います。
日本でも、過去の予防接種での注射器の使いまわしによる肝炎や消毒の不十分な注射器での肝炎が問題になっています。

残念ながらこのようなリスクにを評価するデータを保険会社は持ち合わせていないと思われます。

また、ホルモン剤の服用は一生続くのでは、ないでしょうか？
かりに、ホルモン剤の服用を５年間休止すれば、可能性はあります。

現状では、死亡保険、医療保険、ガン保険とも引き受ける保険会社はないと思います。

お礼

早々に回答いただき有難うございました。
ご指摘のとおり、ホルモン投与は、一生続くもの、です。手術に関しては、相当技術の高い、またその分野にて世界的に信頼された大学病院にて行いましたが、海外の事柄ということは変わらず、あまり関係ない事項なのかもしれないですね。
なかなか厳しい現実であることが分りました。100パーセントの確立で全く不可能かどうかは、やってみないとわかりませんが、そうそう簡単ではないだろうという気持ちで臨もうと思います。重ねて回答、有難うございました。

回答No.1

sanakokko

アドバイスできるところだけですいません。

普通の保険に入る場合には、申込書に書いてある「質問」に答える形の「告知」か保険会社と契約した審査医による「審査」のどちらかが必要です。
ただ、よほど高額な保険でないかぎりは告知かと思います。

保険に加入できたとすると、あなたの故意や重大な過失でもない限り、基本的に保険金・給付金は支払われるはずです。ただ、告知の際に嘘をついて加入した場合は、この限りではなく保険自体が無効となり支払いは行われません。

また、無選択終身保険というものがあり、告知・診査をまったく必要なしに入れる保険もあります。これでしたら、何ら問題なく加入できると思います。ただし、その分、保険料は高いです。

ですので、保険会社に正直に話をして、何に加入できるかを聞くのが良いかと思います。（個人情報保護は保険会社の最重要事項なので個人情報漏洩の心配はないと思います）

不利になるか？という質問ですが、正直に話さないで加入して、あとあと保険金・給付金がもらえないということを避けるの為にも正直が一番かと思います。単なる問い合わせでしたら、保険会社の問い合わせ窓口に名前を明かさずに聞いても良いでしょう。

お礼

早々に回答頂き、どうも有難うございます。教えて頂いた告知、審査、あるいは無選択、のどの方法になるとしても、正直に今の状態を話してみて、ダメモトでやってみようと思います。質問をしてみて、やはり僕のような状況の人間にはあまりオプションがないことが判明したことに関しては大変残念ですが、今保険会社に正直に話したとしても得るものはなくともロスもないということで、開き直って地道に貯金をしながら色々あたってみようかと思います。どうもありがとうございました。

補足

補足です。いろんな方からアドバイスを頂いたあとに、ネットでこのような情報を見つけました。

キャッシュ；
http://66.102.7.104/search?q=cache:Njl2lNoK2WMJ:www.lovepiececlub.com/masuda/archives/000141.html+FTM%E3%80%80%E4%BF%9D%E9%99%BA&hl=ja&lr=lang_ja

非キャッシュ：
http://www.lovepiececlub.com/masuda/archives/000141.html

質問をしましたものですが、補足をさせて下さい。このＵＲＬの著者の方の体験談を見ると、有事の際の備えといったことが、トランスの人間には百パーセント許されない、と悲観しきらず色々あたってみる価値はあるかも、と思えました。というのも、この質問を見ている、同じ悩み、不安を抱えた人がいるかもしれないので、ここに参考としてＵＲＬを載せてみます！