- ベストアンサー
酵素の反応速度の算出
今回、アミラーゼの澱粉分解反応に関する実験を行いました。アミラーゼとデンプン溶液を混ぜ合わせ、その後ルゴール液に5分毎に数ミリずつ加えてヨードデンプン反応を行い、デンプンの減少の具合を見てアミラーゼの分解反応速度を算出する、というものです。 ここでヨードデンプン反応を行った際に分光光度計で吸光度を測定したのですが、その単位が疑問です。光度なのでカンデラかとも思うのですが、そうするとどのようにして反応速度を算出すれば良いのかわかりません。 5分ごとに測定した吸光度をグラフにするとほぼ比例関係で、傾きが分単位で-0.007程度なのですが、ここからどのように反応速度を算出すれば良いのでしょう?そして単位は何になるのでしょうか。 ご指導よろしくお願い致します。
- 1201happy1201
- お礼率0% (0/3)
- 化学
- 回答数3
- ありがとう数2
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
吸光度とは光学的密度のことで、#2さんの言われるとおり、単位はありません。 ある物質が特定の波長に吸収があるとき、その物質の濃度と吸光度は比例関係にあります(もちろん比例を保つための濃度の範囲はありますが)。従って、吸収を測ることでその物質の濃度を測定することができるのですが、そのためには既知濃度のその物質がどのくらいの吸収があるのかをあらかじめ知っておく必要があります。これが検量線というもので、#1さんの指摘どおりです。こういう実験をするときは、まず何点かの濃度の(濃度ゼロを入れることを忘れないように)デンプン溶液を作成し、ヨード反応させてその吸収を先に測定しておきます。次に得られた値をグラフの横軸に濃度、縦軸に吸収をとってプロットします。そららを直線で結んでできた線が検量線です。 これがあれば濃度未知のデンプン溶液でも吸収がわかれば濃度が簡単に計算できます。 5分毎の吸収変化を測定すれば5分毎のデンプン濃度の変化もわかるというものです。
関連するQ&A
- 酵素によるでんぷんの分解
実験1 1.0.2%可溶性でんぷん溶液を9mlとり、30度に温める 2.アミラーゼ1ml加えかくはんし、この時間をt=0とする。 3.0.3mlを(1)~(6)のルゴール液を入れた試験管に5分ごとに加えていく。 室温に戻し、吸光度を測定 実験2 実験1と同じで温度を45度に 実験3 1.アミラーゼ1mlを90度で10分間温める 2.でんぷん溶液を9mlずついれ、かくはんする。この時間をt=0に 3.0.3mlを(1)~(3)のルゴール液の入った試験管に10分ごとに加えていく。吸光度を測定 ヨードでんぷん反応の示す青紫色(660nmにおける吸光度)を測定してその減少速度を酵素反応速度とする。 実験1,2で、吸光度を測定したのですが30度のほうが吸光度が低く、45度のときのほうが吸光度が低くなりました。30度と45度で15度あがるとアミラーゼ活性はどのように変化するのでしょうか?実験が成功しているのか失敗なのかがわからないので教えてください、お願いします
- ベストアンサー
- 化学
- 酵素によるでんぷんの分解について
実験1 1.0.2%可溶性でんぷん溶液を9mlとり、30度に温める 2.アミラーゼ1ml加えかくはんし、この時間をt=0とする。 3.0.3mlを(1)~(6)のルゴール液を入れた試験管に5分ごとに加えていく。 室内に放置し、吸光度を測定 実験2 実験1と同じで温度を45度に 実験3 1.アミラーゼ1mlを90度で10分間温める 2.でんぷん溶液を9mlずついれ、かくはんする。この時間をt=0に 3.0.3mlを(1)~(3)のルゴール液の入った試験管に10分ごとに加えていく。吸光度を測定 ヨードでんぷん反応の示す青紫色(660nmにおける吸光度)を測定してその減少速度を酵素反応速度とする。 以上の実験なんですが、うちの班は上手く吸光度が下がりませんでした。(あがったりさがったり) これは何が作用されたのでしょうか? また、30度だとアミラーゼが活発になる1歩手前、45度だとちょっといきすぎ。 これはどっちの温度がベストになるのでしょうか? 45度の方が失活される前でまだ生き残ってる確率が高いと考えたのですが。。。 ちょっと急ぎです・・・ご教授お願い致しますm(_ _)mm(_ _)m
- ベストアンサー
- 化学
- Caraway法とは
今、卒業論文でアミラーゼの活性値を測定しています。 それに使用しているアミラーゼのテストキッドは、体外診断用医薬品で、ヨードデンプン反応により分光光度計にて吸光度を求め、与えられた式に吸光度を代入し計算することによりアミラーゼ活性値(単位)が求められます。 そのアミラーゼのテストキッドの説明書に『「Caraway法」に準じた測定キッドです。』と明記されているのですが、 その「Caraway法」というのが化学辞書にもインターネットにも、これだ!!といった解答が出てこなくて困っています…。 どなたかご存知ありませんか?
- 締切済み
- 化学
- 酵素の反応速度
酵素の反応速度について質問があります。 酵素は温度やphに影響されて、反応を促進する速度が変わることがわかったんですが、教科書に其質濃度についても酵素の反応速度がかわるとかいてありました。 「酵素の濃度は変わらず、其質濃度が低いときは、其質を加えるほど反応速度は増加し、基礎濃度がある限度をこえると、すべての酵素と其質が結合した状態になるので、反応速度が一定になる。」 其質を加えるほど反応速度があがる ということがいまいちわかりせん。其質が増えれば酵素が分解する速度が遅くなるのではないかと思うのですが・・・。また、其質を増やすほど濃度がたかくなるのですか?やはり、濃度が高くなるにつれ、酵素がそれを分解するために速度は落ちるのではないでしょうか・・・?また、 すべての酵素と其質が結合 とありますが、増えた其質のぶんだけ酵素が反応して、ある濃度のころで反応がとまるというのはどういうことでしょう?ある濃度、というのは決まっているのですか? 質問攻めですみません。回答宜しくお願いします。
- ベストアンサー
- 生物学
- 酵素の反応速度について教えて下さい
いつもお世話になっております。 ミカエリス・メンテンの式を使って、Vmaxや、Km値を求める、またグラフを書いてみるといった、基本問題を解いていて疑問に思ったことを質問させて下さい。 私の本では、基質濃度(μM)と反応速度(μM/min)の値がすでに書いてあって、そこからVmaxやKmを算出するような問題となっています。その反応速度(μM/min)はどのようにして求めたものなのでしょうか? 「基質濃度[S]の異なる試験区を用意して、酵素添加後のそれぞれの生成物(あるいは反応物)の時間的(1分当たり)濃度変化(吸光度変化など)を観察する」 という実験でよいでしょうか?ご存知の方、ご確認お願いします。間違っておりましたら、ご指摘下さい。
- 締切済み
- 化学
- 反応速度
この間、「反応速度の測定」の実験をしました。 実験内容は、酢酸エチルの加水分解を行い、反応速度定数および、活性化エネルギーをもとめるというものです。 測定時間はおよそ、10、20、30、40、50、60、80、100分おきにおこないました。 次の実験結果が得られました。 10(分) :2.41×10の-2乗mol/l(酢酸エチルの加水分解の結果〈測定時間〉 酢酸の濃度) 20 :3.37×10の-2乗 30 :4.37×10の-2乗 40 :6.55×10の-2乗 50 :8.74×10の-2乗 60 :11.19×10の-2乗 80 :16.97×10の-2乗 100 :25.19×10の-2乗 この結果からグラフを書いて提出した結果、先生に「このグラフは普通、右に上がるにつれて段々傾斜がゆるくなる。」と言われたのですが、 私の班の実験では、右にあがるにつれて傾斜が高くなる。という反対の結果に・・・ なぜ、右にあがるにつれて傾斜が高くなったのかがわかりません。 実験内容〈滴定など〉に間違った点はなかったと思います。 どうか、教えて下さい。
- ベストアンサー
- 化学
- 酵素濃度が高すぎでも反応が進まないのはなぜか
基質が十分にある状態で、酵素濃度を高くしていくと、それに比例して反応生成物も増えると考えていたのですが、実際はある濃度までいくと、反応生成物の量は変わらなくなり、双曲線になりました。 ちなみに、基質はでんぷんで、酵素はα-アミラーゼ、最適pHと最適温度で行い、反応時間は30分でした。また、pHが変わらないように緩衝液も入れました。 なぜ、濃度が高いと反応性生物の量は変わらなくなるのか、ヒントだけでも頂けると助かります。様々な教科書を読んでも、参考にならず、困っております。フィードバック阻害や反応生成物によってpHが変わってしまったためかな、などと考えたのですが、これだと答えに筋が通りません。どうぞよろしくお願い致します。
- 締切済み
- 生物学