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髪の毛の状態を修飾する時に使う擬態語
いつもお世話になっております。髪の毛に関する擬態語につにて、お伺いします。 「ざらざら」と「つるつる」は肌の状態を修飾する時によく使われますが、髪の毛の状態を修飾する時でも使うのでしょうか。また、「すべすべ」はいかがでしょうか。髪の毛の状態を修飾する時に普通どんな擬態語を使えるのでしょうか。 日本語を何年間も勉強していますが、まだまだ文章がうまく書けません。質問文の中で不自然な表現がありましたら、それも併せて指摘していただければ助かります。宜しくお願い致します。
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以下にいくつか挙げておきました。 禿頭になれば肌の状態を表現することになります。これらは禿げていることを意味する言葉に限り含めました。 【凡例】 ・擬態語(主に用いる性,表現対象分類,使用頻度 高=○,備考) > 使用例 注意:()内の情報は極めて個人的かつ感覚的なもので、とくに自信なし。 --- ・うっすら(男,毛の量,○) > 30歳を過ぎて早くも頭髪がうっすらとしてきた。 ・ぎとぎと(男,化粧,-) > 満員電車で前の乗客のぎとぎとの頭が嫌だった。 ・くしゃくしゃ・ぐちゃぐちゃ・くちゃくちゃ(両,装い,○) > 孫に遊ばれて髪がくしゃくしゃになっちゃった。 ・ぐしゃぐしゃ(両,装い,○) > 帰りに夕立にあって、せっかくの髪がもうぐしゃぐしゃ。 ・くりくり(男,毛の量,-) > てるてる坊主はくりくり坊主。 ・くるくる(女,装い,-) > くるくるの巻き毛が彼女のトレードマークです。 ・くろぐろ(両,毛の質,○,※黒々のことで擬態語ではない) > いつまでもくろぐろとした若々しい髪でいたいものだ。 ・こてこて(男,化粧,-) > 叔父は出掛ける時、こてこてにやつすのが常だった。 ・ごわごわ(男,手触り,-) > 半日いると、油と汗と汚れで髪がごわごわになった。 ・さっぱり・さばさば(両,印象,○) > 夏に向けて、短くさっぱりした髪型にしてもらった。 ・さらさら・さらり(女,手触り,○) > さらさらの彼女の髪が、僕の指の間をすべりぬけた。 ・ざらざら(女,手触り,-) > ざらざらした髪の人は、まず不規則な生活を正しましょう。 ・しっとり(女,毛の質,○) > このシャンプーは、潤いのあるしっとりとした髪を保ちます。 ・ちりちり(男?,毛の質,-) > パーマがかかりすぎて、ちりちりの頭になった。 ・つやつや・つるつる・つるり(女,毛の質,-) > 流れるようなつやつやの黒髪は、若い女性を象徴する。 ・つんつるてん・つるつる(男,毛の量,-) > つんつるてんの頭から、校長はタコとあだ名された。 ・てかてか(男,印象,-) > 夕日に照らされて、坊さんの頭がてかてかと輝いていた。 ・とげとげ(男,装い,-) > ポマードで固めたとげとげ頭の若造が、娘の彼氏だった。 ・ぬるぬる・ぬめぬめ(女,手触り,-) > ぬるぬるとした髪が首筋にまとわりついて離れなかった。 ・のっぺり(男,印象,-) > 運転手は、海苔が貼りついたようなのっぺりした頭をしていた。 ・ばさばさ(両,装い,○) > 寝坊して、ばさばさの髪のまま、玄関を飛び出してきた。 ・ぱさぱさ(女,手触り,-) > 彼女のぱさぱさの髪からもスレトスのほどが窺えた。 ・ばらばら(女,装い,-) > 髪をばらばらに振り乱して追いかけてくる妖怪を見た。 ・ぴっちり(男,印象,-) > 七三にぴっちりと分ける事で、人間の真面目さが証明された。 ・ぴんぴん(両,装い,-) > 寝癖で髪は、数箇所ぴんぴんとはね上がっていた。 ・ふさふさ(男,毛の量,○) > 老いても、ふさふさの黒髪であることが男性の願いです。 ・ふわふわ・ふわっと・ふんわり(両,装い,○) > 春風が彼女の髪をふわっと揺らした。 ・ぺしゃん・ぺったんこ・ぺたぺた(両,装い,○) > ヘルメットは、髪がぺしゃんとなってしまうために嫌われる。 ・ぼさぼさ(両,装い,○) > 寝起きでぼさぼさの姿を写真に撮られた。 ・めちゃめちゃ・めちゃくちゃ(両,装い,-) > 地下鉄の風圧で、瞬時にヘアスタイルがめちゃめちゃになった。 ・もしゃもしゃ(男,印象,-) > 無精ひげに髪はもしゃもしゃ、爪は真っ黒。ひどい身なりだった。 --- > 質問文の中で不自然な表現がありましたら 沒有問題。
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- goose_post
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>「ざらざら」「つるつる」「すべすべ」 「つるつる」は、氷の表面を指先でなでたときのあの滑る感触です。氷の上を歩く足元の感覚に、磨かれた珠の手触りに、舌の上を流れていくそうめんの舌触りに、その他にも幅広く使われます。 「ざらざら」は、手のひら全体で受ける摩擦の感じかたです。平滑な板の上に砂をまいて、手のひらで押さえつけて左右に動かしたときのあの感触が「ざらざら」です。 よって、髪の毛のように細いものを捉えて「ざらざら」と言い表すのは、髪にことさら敏感な職人的感覚においてのみ使用されるべきですが、実際には、髪に対しても用いられています。その使われかたは、最初はリンスを販売する会社の宣伝から始まったのかもしれません。もう十年以上は昔の話ですが、テレビのコマーシャルで、(他の方も出されている)キューティクルというものを教えられました。龍に鱗があるように、竹の子に皮があるように、拡大してみれば一本の髪の毛にも、節目のようなひだがあるというのです。それがキューティクルです。潤いがあり艶やかな美しい髪は誰しもの憧れですが、その鍵はこのキューティクルの並びと揃いにあるのだと、拡大イメージを見せつけながら、コマーシャルは訴えていました。 キューティクルの存在を知った美しい髪を望む人たちは、一筋ばかりの毛を指先で挟んでは滑らせる仕草を幾度となく繰り返し、そのときの指先のあるかなしかの抵抗感を注意深く確かめることでもって、髪の毛の健康診断をするようになったのですが、その診断結果に使われた言葉が「つるつる⇔ざらざら etc.」の対です。髪の毛の健康状態と、キューティクルによる摩擦との相関関係が、どれほど物理的に適ったものであるかはさておき、健康であればつるつる、痛んでいればざらざら(ギシギシ etc.)という擬態語が、リンスを売り込むテレビコマーシャルが流れるようになった30年かそこら昔の比較的最近から、髪の健康状態を表す用途に使われるようになりました。 してみると、awayuki_chさんが#2さんのお礼欄で書かれた「つるつる・ざらざら」を含めた文例は、リンスの使用有無に因んで書かれていることに注目してみれば、どちらも極めて自然な使い方だと思います。ですが、髪の毛の状態を修飾する時に使う擬態語はと問われたなら、まずはヘアスタイルに関する表現である「ふわふわ・ぼさぼさ」が代表的な回答として相応しく、その点「つるつる・ざらざら」は、こと髪の毛に対しては宣伝文句としてあてがわれただけの由緒のない用法だと言えます。まだ、つるつるは濡羽色を思わせる繋がりを持っていますが、ざらざらは商業的な印象しかありません。 「すべすべ」は、肌に対して用いる場合が主です。いくら肌が健康的で滑らかになっても、ガラスの表面には及ばないでしょう。その差が「すべすべ」と「つるつる」の差です。「すべすべ」は健やかな赤ちゃんの肌を連想させます。もしくは、若い女性が化粧を落としたときの素肌。そういうすべすべした肌にスキンクリームを塗ると、つるつるした肌になるかもしれません。 「すべすべ」を髪に対して用いても間違いにはなりませんが、それを言えばオノマトペ全て何をどう用いても決して間違いにはなりません。それどころか「つるっつるん、つるるんつるるん」など、オノマトペというものはいくらでも自作して構わないという面もあります。これは商業的にはコピーライターの手によって、文芸的には詩人や歌人の手によって、様々な表現が生まれては消え去っています。そこまで許す擬態語ですから、使い方の適不適は可否でもって断じ得ないのです。 ただ、日本語を習得するという目的を思いあわせると、「つるつる」が汎用性を持った擬態語なのに対して、「すべすべ」は肌に(或いはそれに近い肌触りの物に)特化してしまった擬態語だと認識しておく方が、一語一語の基本的な使い分けを覚える段においては、望ましいのではないかと思います。
お礼
再びありがとうございました。 代表的な回答を覚えておきます。本当にありがとうございました。
- otasuke009
- ベストアンサー率38% (234/601)
つるつる はよく使われているようです。サラサラも多いです。 参考URLは一例です。
お礼
度々ありがとうございました。 残念ながら、URLはうまく開けませんでした。
- RickRin
- ベストアンサー率31% (21/66)
再々失礼します。 #8の回答を書いて気付いたのですが、 「ざらざら」「つるつる」は、見て思っただけでも表現可能ですが、 「すべすべ」は見た目だけではあまり言いません。普通は、実際の触ってからの表現です。 見た目で「あの布地はすべすべしていそうだ」という推量はできます。
お礼
度々ありがとうございました。「すべすべ」は見た目だけではあまり言いませんね。大変いい勉強になりました。
- otasuke009
- ベストアンサー率38% (234/601)
#2 の補足に対して 以下の表現を見つけました。( )は引用者 ざらざら よりは ギシギシ だと思われます。 ■ 髪がギシギシする リンスをしっかりしみこませて丁寧に洗い流すことによってかなり解消します。 このギシギシは髪のキューティクルが元どう(お)りになれば自然となくなります。 ■ 髪がゴワゴワする リンス液で髪を湿らせてブラシングをしてください。 こうすればリンスが髪全体によく馴染みますので石けん分をよく中和します。 そして、しっかり洗い流します。 こうすることによりゴワゴワはあまり発生しません。
お礼
再びありがとうございました。 構文までも勉強させていただきました。
- RickRin
- ベストアンサー率31% (21/66)
リンスを使わなかったり、傷んでいたりして、バサバサ、ギシギシした感じの髪の毛には、 「髪がきしんでいる」という独特の表現があります。 これは、見た感じだけでは言えません。実際に触った人じゃないと言えませんので、本人か美容師さんなどが使うことが多いですね。
お礼
再びありがとうございました。
- RickRin
- ベストアンサー率31% (21/66)
「ざらざら」は、「壁」「紙」「肌」など、平面状のものに使う単語だと思います。髪の毛の状態を表すにはあまりふさわしくありません。 「ざらざらの髪」と聞くと、「髪の毛が固まって板状になって、その手触りがざらざらだ」のような、 あまり有り得ない光景が頭に浮かんでしまいます。 「すべすべ」も同じく平面状のものに使われると思いますが、この単語は特に「肌(皮膚)」に多く使われるように思います。 もし「すべすべの壁」と言った場合は、その壁に人肌を思わせる要素があったとか、 使う人の感覚の中にそういうものがあったと考えられると思います。 今、私のそばにある電話機の表面素材のプラスチックは、すべすべしている感じです。 「つるつる」は、髪の毛のような線状のものでも、手や指先で確かめた感じが「つるつる」(摩擦や引っ掛かりが全くない感じ)なら使える単語です。
お礼
いつもお世話になっております。 早速のお返事ありがとうございました。大変いい勉強になりました。
- ac-sakura
- ベストアンサー率19% (185/963)
1.リンスを使わないので、髪の毛がざらざらしている この場合リンスを使わなくても髪の毛がざらざら(もしくは、それに近い状態)になることはないので、こういう表現自体がないと思います。 2.よくリンスを使っているので、髪の毛がつるつる(すべすべ)している この場合は、そのまま使ってもあり得ない表現ではありません。 どちらかといえば、「すべすべ」の方をよく使いますが、この場合の表現として最も適切なのは「さらさら」でしょう。
お礼
度々ありがとうございました。 「さらさら」は一般的な表現ですね。大変いい勉強になりました。
- otasuke009
- ベストアンサー率38% (234/601)
ざらざら は難しいですね。つるつる は使えないこともありません。すべすべ も同様。 すでに出ていますが さらさら ふわふわ ぼさぼさ 他には ふんわりと ふわっと(軽く柔らかい) ごわごわと(硬い) しっとり(潤いのある) つやつや つややか(光沢のある) べたべた べとべと (汚れた髪) きりりと(結んだ髪) つんつん(跳ねた髪) こういったところでしょうか。擬態語とは言いにくいものも含まれているかも知れません。
お礼
いつもお世話になっております。 早速のお返事ありがとうございました。新しい表現をたくさん教えていただき本当心より感謝致します。大変いい勉強になりました。
- ac-sakura
- ベストアンサー率19% (185/963)
寝癖で「ぐちゃぐちゃ」とかもありますね。 あなたの日本語はそこら辺の日本人よりも綺麗ですよ。 あくまでも文章のみの判断になりますが。 日本人でも日本語が怪しい人がこのサイトにもいますからね。 誰とは言いませんが・・・
お礼
再びありがとうございました。「ぐちゃぐちゃ」とも言いますね。いい勉強になりました。
- miisima
- ベストアンサー率37% (228/604)
「すべすべ」は、「さらさら」よりも、もっと艶のある黒髪につかえますね。 「ざらざら」は、あまり髪には使わないかなぁ。 「つるつる」は「すべすべ」に近いイメージで、つかえます。キューティクルがきれいな髪に、という、イメージで。(でも、つるつるったら、やっぱ、禿頭でしょうけど) その他に、 「さらさらした黒髪」「ふわふわした巻き毛」「ツンツンの髪」「ばさばさの寝起きの髪」「ぽやぽやの赤ちゃんの頭の毛」「ギトギトしたオヤジの頭」 など。とりあえず。 尚、特に、文章がおかしいところは、感じませんでした。(もっと、すごいの、いますから‥‥)
お礼
早速のお返事ありがとうございました。 豊かな表現をいっぱい教えていただき本当にありがとうございました。大変いい勉強になりました。
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お礼
いつもお世話になっております。 たくさんの表現をご丁寧に教えていただき誠にありがとうございました。大変いい勉強になりました。覚えるのに大変ですが、できるだけ覚えます。