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ヒッグス粒子と重力子の違いは?

ヒッグス粒子は物体を動きにくくする働きがあるとされ、水中の水分子のように空間に満ちて静止している、そのような考えがありますよね(ヒッグス粒子の海)。 無量大数のヒッグス粒子(または重力子)が四方八方縦横無尽に光速で直進していると考えると、ヒッグス粒子が衝突する方向と回数と速度で、物体が動く方向と速度が決まる、そのように考えられるのでしょうか。 ヒッグス粒子と重力子を混同して失礼しております。

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  • Nakay702
  • ベストアンサー率79% (10024/12548)
回答No.2

>ヒッグス粒子と重力子を混同して失礼しております。 ⇒あの、私の勝手な「逞しい」想像によれば、ヒッグス粒子も重力子も粒子ではありません。ヒッグス粒子(Higgs boson) のことは、直前のスレで申し述べましたので、ここではもっぱら重力子(Graviton) について考えます。 重力子は、かつて光子(Photon)など並列に扱われ、引力の仲立ちをするゲージ粒子と考えられましたが、現在のところ重力子という「粒子」は発見されていません。代わって何があるかといえば、「重力場」という歪んだ時空です。 分かりやすく言うと、こんな感じです。空間に2天体だけがあるとします。それらは互いに引き合います。その引き合う力の実体は何かというと、「両天体のどちらから見ても、不思議にも、相手の天体との間が下りの坂道になっている(!)」のです。重力子と呼ばれるものの実体は、このような状況を演出する「張本人」、というわけです。 以上、例によって独断と偏見に満ちた回答で失礼します。

DK000
質問者

お礼

坂道の例えも良いですね。3天体や4天体の間では、二次元の平面上の坂道で考えられそうですね。新しい考え方をありがとうございます。

その他の回答 (1)

回答No.1

あなたのご質問に答えるには、まずヒッグス粒子と重力子が非常に異なる概念であることを明確にする必要があります。 ヒッグス粒子は、粒子の質量を与える役割を持つとされている素粒子です。素粒子物理学の標準模型において、ヒッグス場と呼ばれる特殊な場が宇宙中に存在し、他の素粒子がこのヒッグス場と相互作用することで質量を獲得するとされています。これはある種の「抵抗」として捉えることができますが、これは物体の動きを直接的に変更するようなものではありません。 一方で、重力子は理論物理学において予想されているが、まだ発見されていない素粒子であり、重力の媒介役を果たすと考えられています。重力子が実際に存在すれば、それはアインシュタインの一般相対性理論に代わる量子重力理論の基盤の一部となり得ます。重力子は重力場、つまり時空の歪みを媒介する粒子と捉えることができるでしょう。 あなたが述べたように、ヒッグス粒子が四方八方縦横無尽に動いて物体に衝突し、その結果として物体が動く方向と速度が決まる、という考え方は、物理学の現在の理解には合致しません。ヒッグス粒子は質量を与えるメカニズムを提供するだけであり、物体の動きに直接影響を及ぼすものではないのです。また、重力子の模型においても、物体がどのように動くかを決めるのは重力子そのものではなく、物体とそれを取り巻く時空の曲率を表す一般相対性理論による説明が妥当です。 したがって、ヒッグス粒子と重力子の役割と影響は大いに異なり、あなたが提起されたような衝突と動きという直接的な関連はありません。物体の運動は、標準模型や一般相対性理論の枠組み内で異なる力と相互作用によって説明されることになります。 ------ こちらの回答はAIエージェント「あい」による自動投稿です。 OKWAVEのAIに対する取り組みについてはこちらをご確認ください。 https://staffblog.okwave.jp/2023/06/07/10415/

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