• ベストアンサー

『男はつらいよ』のマドンナについて

映画『男はつらいよ』のファンです。 先日、BSテレ東で放送されていた42作目『ぼくの伯父さん』を観ていて思いました。 「この作品には寅さんが恋するマドンナは出てないよね?」と。 公式サイトでは檀ふみ演じる奥村寿子がマドンナとなってますが、劇中で寅さんが寿子のことを好きになる描写はなかったと思います。 『男はつらいよ』には42作目だけでなく、実質マドンナ不在の回もあったと思いますが、ファンの方々はどう思われますか?

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • eroero4649
  • ベストアンサー率32% (11204/34805)
回答No.2

質問者さんの世代がどのあたりなのか存じませんが、当時をリアルタイムに生きていた世代として覚えているのは、後藤久美子さんが出てきたあたりから「寅さんがマドンナに恋をするのは年齢的に厳しい」とファンの間でもいわれていたので、恋物語は年齢的に思春期になっていた甥っ子の満男くんを軸に回していく感じになりましたね。 山田監督自身が後藤久美子さんを大変気に入っていたのと、当時の後藤さんはおじさん、お爺さん世代からの支持率が圧倒的で「男はつらいよ」ファン世代とかぶっていて好評だったので、後藤さんが出続けていましたね。 満男くんが若者らしく恋に悩み、それに寅さんが大人目線で含蓄のある言葉を返すというのが、晩年の「男はつらいよ」の味なんだろうと思います。

ptgapsokwave
質問者

お礼

ご回答ありがとうございました。 世代としてはリアルタイムで観ておりません(現在40代前半です)。

その他の回答 (1)

noname#259815
noname#259815
回答No.1

42作から、寅次郎は甥の満男の恋をコーチする役に回っている。 背景には、渥美清の体調不良で派手な演技ができなくなったこと があり、撮影時に61歳になった歳で振られ役を続けていくのも 脚本上酷であるという判断もあった。そのため山田洋次は、 年に2本作っていたシリーズを次作から年1本にし、また満男の 登場シーンを増やし寅次郎の出番を最小限に減らす工夫をする ことで、渥美の負担を減らしながら、『男はつらいよ』を続け ていくことになった。

関連するQ&A

専門家に質問してみよう