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射出成形 ナイロン系樹脂の外観白モヤ対策について
射出成形により ナイロン樹脂(アミランが多い)ですが、 外観体裁部分(シボ面)に多くの白モヤ(シルバー)の外観不良が 多発します。起型当初は発生はしないのですが、通日量産後以降は、 何をしても発生してしまう状況です。 除湿式乾燥機、 ガスベント追加、バージン材未開封材、樹脂温度など については対応をやりつくした感があります 発生原因、防止策についてご助言お願いいたします についてはもうやりつくした ※OKWAVEより補足:「技術の森( 金型)」についての質問です。
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- kon555
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>> どのようなものを添加しますか 私も製造サイドに詳しくはありませんが、例えばこういった製品はあります。 https://www.heisengp.co.jp/products/specialities/polytechs.html https://www.ipros.jp/product/detail/2000205176/ また、再発防止策的な観点から言えば、不良の詳細が分かったなら、その現象が発生する物理的なプロセスに対して仮説を立て、一つ一つ潰し込んで行く方法があります。 この際には『起型当初は発生はしない』というような、詳細な条件が大きなヒントになります。 例えば徐々に進行してきたのか、突然発生したのか、ロット内の全数なのか部分的なのか……など、現実に発生している種々の条件が成立するようなプロセスを考えると、原因究明と不良鎮安に繋がる可能性があります。
- kon555
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そこまで色々やったなら、まずは「白モヤ」が物理的に何なのかを確認してみる事をお勧めします。 具体的には、表面や断面のマイクロスコープや顕微鏡での詳細観察などです。 例えばですが、異物混入や付着による場合、表面に微細な傷や気泡が発生している場合、材料自体の変色による場合、同じ「モヤ」でもそれぞれ対策が異なります。 そのため、まず『何が起きているのか』を把握してみる事に注力されてはいかがでしょうか。 (参考、傷による白モヤについて) https://www.sankogosei.shop/post/プレッシャーマーク-白モヤ-不良
補足
ありがとうございます。 シボ面への転写、ずれについては把握しています ①傷がつきにくいマスターバッチを成形材料に追加する →これについては初めて聞きますが、どのようなものを添加しますか ②白モヤが発生する面の反対側(コア面)に深シボを追加して収縮による動きを規制する ③シボ形状のグロス値を上げて目立たせなくする 他のASSY部品と完全にシボ見を合わせる必要があり、現実的ではありません。 ブラスト、ピーニング処理については 修正毎で行っていますが、再発ばかりで効果が薄いです