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孔子や孟子や儒学者の言っている意味がわからない
論語を読んでも色々な儒学者の本を読んでも文章や内容が理解出来ません。 ネットで調べて考えたりしてもそれでもわかりません。 ただ、日本史や万葉集、古事記や日本書記等を読むとすいすいと内容が理解出来ます。 こちらは漫画を読まずとも簡単に想像出来て覚えられてしまいます。 中国の儒学の本って何故あんなに難解なんでしょうか?中国史もあまり得意ではありません。
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以前読んだ本の受け売りですが、儒学に限らず、中国語は非常に曖昧で「暗黙の了解ですでに意味が分かっていないと、逆に本に書かれたことの意味が分からない」という性質があるそうです。 例えば、日本に三省堂という書店がありますね。 論語に「日に吾が身を三省す」とあるのが名前の由来だそうですが、「三省」とは「1日に三度省みる」のか「1日に3つの事(例えば主に忠であったか、親に孝であったか・・・ )を省みる」のか、分からないのだそうです。 単なる一例でしたが、論語も「分からない=どうとでも解釈できる」ので、古来多くの儒学者が説得力ある解釈を追究し、侃々諤々の議論を重ねてきたのだそうです。 まぁ、大本の亀甲文字は神様と交信するための手段で、それが朝廷の地方への行政命令の手段として発展してきたものです。 だったので、亀甲文字では(出征すべきかどうか等)だいたいの神意がわかればよく、行政文書に使われても例えば「米百命ず」とか使われてもそれが「100俵」なのか「100石」なのか、現代人は分からないので困惑しすが、当時の徴税機関は暗黙の了解で分かっていたので、それで十分だったのではないでしょうか。 > 中国の儒学の本って何故あんなに難解なんでしょうか? 古来漢字、漢文は曖昧に、その時代の「分かる人に分かればよい」という方針で使われてきたから、であろうと思います。 その時代の暗黙の了解事項が分からない時代に、完璧に理解しようとするのは難しいだろうなと思います。
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- nagata2017
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現代の哲学者たちの 書く文章 本もそんな感じです。 意図的に難解な表現を使うことで他社との差別化を図っているのです。
補足
ちなみに儒学者(江戸時代の人)は儒学以外にも中国の歴史は知ってましたか?