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無煙火薬の硝煙の匂い
銃砲を発射した際に生じる煙の事を「硝煙」と呼び、その匂いの事を良く「硝煙の匂い」と表現されている事に関して、 「『硝煙の匂い』と言うけど、現代の銃の装薬に使われている無煙火薬は燃えても匂いが発生しないんだ」 という話を最近聞きました。 それでは小銃が発砲された後、そこから10m以上離れている場所でも結構きつく感じられる何とも表現し難い異臭は何が原因となって発生している匂いなのでしょうか?
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ニトロセルロースが燃焼しても生成物は無臭ですが、匂いの元は雷管の燃焼生成物だと何かの本に書いてありました。
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- saramanda1
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回答No.1
無煙火薬(むえんかやく)とは、爆発時の発煙量が少ない火薬のことで、煙が全く出ないわけではありません。 当然煙は出るので匂いは出ます
質問者
お礼
御回答頂き有難う御座います。 煙が出るという事は存じております。 しかし、私が質問しているのは、煙の有無ではなく、匂いの原因なのです。 セルロースを含んでいる紙やグリセリンを含んでいる油脂を燃やした際の煙にはあのような強い匂いはありませんから、煙が出るので匂うという事では説明が付きません。
お礼
御回答頂き有難う御座います。 装薬ばかりに目が行きがちで失念しておりましたが、起爆薬の匂いでしたか。 銃用雷管に使われる起爆薬は有害物質飛散対策のために近年ではジアゾジニトロフェノール等の「重金属元素を含まない火薬」に代替が進んでと聞きましたが、私が匂いを嗅いだ硝煙の発生源は航空自衛隊基地警備隊の小銃やガトリング式機関銃のものでしたから、弾薬の総消費量が少ない基地警備隊なら代替前の金属化合物を含んだ起爆薬を使った弾薬が残っていたのかもしれません。