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築22年戸建てキッチン排水施工不良による漏水
築22年の戸建て住宅のキッチン排水管(床下)が横方向の2mくらいの配管が何の支持もされていなく逆勾配になっていました。当然、今までの油や食品等の小さな固形物が溜まって流れなくなり、床下に汚染水が溜まっていました。まさにドブ状態です。いつからこの状態だったのかは定かではなく、最近になって排水の流れが悪く床下を調べてみたら発覚しました。 この場合瑕疵担保保証期間は当然適用外なのでしょうが、明らかに施工不良ですので施工店には保証してもらいたいと思っています。 何かいい方法をご存じの方いらっしゃいましたら教えてください。 よろしくお願い致します。
専門家の回答 ( 1 )
- 専門家佐藤 直子(@n-space) 建築士
築22年なので、品確法が制定された直後の物件かとは思いますが、それによる瑕疵とは、「構造耐力上主要な部分(最下階の床はこれに該当せず)又は雨水の侵入を阻止する部分」の不具合を言い、10年の保証期間が設けられています。 新築後、半年、1年、3年と施工者からの点検案内はきませんでしたか。今回は施工者に保証義務はないため、難しいと思われますが、交渉してみてはいかがでしょう。 10年20年、床下が水びだしだったとは考えにくく、もしそうであれば床下の湿気やシロアリなどでもっと早く気付くのではと思います。 メンテナンスに関して日本人はあなた任せの部分が多いと常々思います。点検口も設けられているはずで、床下はいつでも住まい手が点検できるように造られているし、換気用の通気フィルターや換気扇(キッチンだけではありません)も清掃や交換が必要です。 住宅設備は10年~15年でメンテや交換が必要になってきます。 住まいを長持ちさせるには、住まい手もまめに点検したり手を入れる必要があるのです。
佐藤 直子(@n-space) プロフィール
一級建築設計事務所を開設しています。住まいに関しては、安全で安心、居心地の良さのほか、動線・収納計画や美しいインテリア、コスパの良さなど、様々なご提案をいたしております。店舗や賃貸物件などでは事業計画...
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