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アメリカの対ミサイル超技術について
例えば、仮想敵国がだんだんと仮想ではなくなっていき、実際に隠れに隠した場所から巡航ミサイルを打つとします。実際にエンジンに点火して発射をするというところまで来た時、アメリカの軍事衛星から超々高周波レーザービームをそのミサイルに照射して、打つ前にその場で爆発させるといったことは可能でしょうか? 小型かつピンポイントSOLのようなものですが、そのような軍事衛星兵器は今実在しうるといえるでしょうか。いつあの国が打ってくるのか、そして防ぎきれるのか。アメリカが協力をきちんとしてくれるのか不安です。
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>アメリカの軍事衛星から超々高周波レーザービームをそのミサイルに照射して、打つ前にその場で爆発させるといったことは可能でしょうか? 他の方もコメントしていますが、1980年代にアメリカが「スターウォーズ計画」というのを出してかなり真剣に研究して挫折しました。 これについて、物理学の先生があるラジオ番組に出演して「例えるなら、新幹線に乗ったゴルゴ13が飛んでる飛行機を撃ち落とすようなものだ」といいました。 そのレーザーを撃つ人工衛星が秒速8キロくらいで飛んでいるからです。同じ方向に進んでるならまだしも、お互いが別々の方向に飛んでいるのだから双方の未来位置を計算するだけで大変なのです。 さらにいうと、そのレーザービームを撃つためにはものすごいエネルギー(電力)が必要なので、人工衛星にそれだけのエネルギーが供給できない問題もありますね。 レーザービームって昔から研究されてますけれど供給の電力の問題がクリアできないんですよね。レーザービームを撃つために原子力発電所が必要みたいな話になるのでね。 アメリカのトマホークミサイルは低空を事前に入力された地形図に基づいて這うように飛ぶことができます。 https://youtu.be/eMD5dLU73J8 これは湾岸戦争のときにカメラに捉えられたトマホークミサイルですが、このくらい低空を飛んでくるのです。レーダーでも捕捉するのは困難です。そしてトマホークは核搭載も可能です。 こうやって飛んでくる核ミサイルを未然に防ぐことは不可能といっていいでしょうね。 核兵器が長崎以降に使われていないのは、ひとえに人道上の問題だといっていいでしょうね。
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- iijijii
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スパイ衛星は1日に数回だけ目標に近づくことができます。 それもあっと言う間に通り過ぎるだけです。 1000機あってもリアルタイムの監視は出来ません。 衛星に積む対地レーザーなら最低でも1000kmは射程がないと使い物になりません。 技術的に単発なら可能らしいですがメンテナンスが出来ないので使い捨てです。 最低でも1発1000億はかかりそうです。
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ご回答ありがとうございます。1000機あってもリアルタイムの監視はできず、レーザーも一発1000億ですか…太陽光発電なんて方法なんて無理も無理だったのですね。納得してしまいました。
- iijijii
- ベストアンサー率55% (585/1056)
無理です。 まず多少気を使って隠れていたら技術的には発見できません。 そこはスパイで補ったとしても技術的に発射の瞬間を捉えることは出来ません。 弾道ミサイルなら兎も角、巡航ミサイルの大きさを観察できるスパイ衛星は地球を30~90分で1周するので1箇所に留まって監視できないのです。 これもロイドさんに頑張ってもらうとしましょう。 次に大量の戦術高エネルギーレーザーを衛星軌道に打ち上げたとしましょう。 その発射コストは1発あたり巡航ミサイル100発以上です。 巡航ミサイルごときに使ったら経済的に破綻します。 これもロイドさんに破壊してもらうのが経済的です。
お礼
ご回答ありがとうございます。スパイ衛星であれば、昼夜交代制で複数機打ち上げたら常時見ていられるようにはできるのではないかと思いますが、それは…可能でしょうか? またエネルギーレーザーですと、一発たった百円とでてきますがこれはあくまで短距離に限った運用の話であって、高高度圏内から発射する場合は数億円…?もかかるのでしょうか?そう大した電気代がかからないのであれば、超高密度のソーラーパネルでバッテリーに数発分補充すればいいのではないか、なんて思ったりもしますが… ロイドさんは今の世の中ですし、そのような超頭脳を持った方が表舞台に現れてくる可能性はゼロではないかもしれません。漫画の世界だけでもいいので、○○や○○○を遠回し~に表現してやっつけてくれるのを描いてくれることをちょっぴりだけ期待しておきます。
- DESTROY11
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1980年代に同じ構想がアメリカによって研究されていました。 「戦略防衛構想」通称「スターウォーズ計画」というものです。 宇宙衛星や地上施設からのレーザー兵器や質量兵器によって発射された弾道ミサイルを打ち落とせるようにして敵戦略兵器を無効化しようというものです。 が、金がかかりすぎる上に完成のめどがたたず、冷戦終結もあって自然消滅しました。 現在の技術力や経済状態では無理ですね。
お礼
ご回答ありがとうございます。1980年代から40年経った今の状況でも難しいのでしょうか…戦艦にレーザーを搭載して、一発100円ちょっとでミサイルを撃ち落とすなんて技術は進められているようです。
- tetsumyi
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打つ前にその場で爆発させる事は無理です。 軍事衛星で発射すると直ぐに赤外線レーダーで確認できますがその軌道からどこを目指すのか推定するのですが、巡航ミサイルとなると変則軌道で飛びますから打ち落とすのも難しい。 大陸間弾道弾なら軌道計算で太平洋上で打ち落とすこともできるでしょう。 日本は近いので軌道を確認して打ち落とすことも困難でしょう。 実際に今回の警報でも信用できないことが明らかになった。 上空に確認できれば迎撃ミサイルや強力レーザーで半数は打ち落とせるかな程度。 政府が万全を尽くすと言っても、ほとんど信用できない。
お礼
ご回答ありがとうございます。「できても撃ち落とせるのは半数ぐらい」であれば、物量で攻めてこられたら負ける可能性は非常に高いということでしょうか…アメリカは既に準備を整えているといいますが、日本も十分な弾薬・装備などにお金を回して準備をしてほしいと思います。
お礼
ご回答ありがとうございます。動画と回答内容を拝するに、レーザービームは無理筋になってしまいますね。人道上のルールと平和理念によって世界平和が守られている、と感じました。 みなさまの回答を参考に、衛星レーザー兵器は実用的ではないことがわかりました。ありがとうございました!暗澹たる気持ちになりましたが…