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なり 文法的説明

筒井筒 大人になりにければ これの なり が、ナ行四段活用らしいのですが、なぜラ行四段活用ではないのですか?

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  • D-Gabacho
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回答No.2

「なり」は「なる」の連用形で、どう見てもラ行四段活用です。 なぜナ行四段活用だと思われたのでしょうか? 活用で変化するのは「なり」の「り」の部分で、「な」の部分が変化するわけがないではありませんか? もし解説書かなにかにナ行四段活用と書いてあったとしたら、それは「ナ」と「ラ」の誤植だと思います。

Dennbakunn
質問者

補足

国語科の先生が、ナ行四段とおっしゃったので、疑問に思った次第です。

その他の回答 (2)

  • Nakay702
  • ベストアンサー率80% (9721/12092)
回答No.3

前便は変な回答でしたので、よりしっかりした説明を文献から引用しておきます。 《ナリ活用:この種の活用に属する語は、本来「遥かに」「明らかに」など「―に」という形の語が「あり」と融合したもので、したがって、その活用はラ行変格活用にほとんど一致する*のであるが、吉沢義則はこの「―に」も活用形の中のものと考え、したがって連用形に「に」「なり」の二つの語尾を認めて、ラ行変格活用と相違する点を明らかにした。 現代語ではこの系統の活用形として、連用形「―に」、連体形「―な」、仮定形「―なら」が残り、その他は「―にあり」の「―にてあり」というのが残った**…。》 (国語学会編『国語学辞典』716ページより引用) *ラ行変格活用とする場合の根拠。 **ナ行四段活用とする場合の根拠。

  • Nakay702
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回答No.1

>筒井筒 大人になりにければ これの なり が、ナ行四段活用らしいのですが、なぜラ行四段活用ではないのですか? ⇒なるほど、そうも考えたくなりますね。でも、それなりのわけがあるようです。 つまり、以下のような理由が考えられます。 ①ラ行四段活用とすれば、「たり」の活用(語尾)と区別できなくなる。 ②動詞「成る」(ナ行四段活用)の活用とも区別できなくなる。 ③江戸時代ごろまでは、この「なり」の連用形は「に」であった。 最後の③が一番の(歴史的な)根拠と言えそうですね。

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