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ベランダーに鉢で果物の樹を植える、そのコツは?
マンションの一室に住んでいます。 持ち家ですが、植物を植える土地はないです。 ベランダーに鉢で果物の樹を植えたくて、勿論大きい鉢を使いますが、直径30㎝位で限界です(50㎝位もう考えられる、樹の高さは3mも可能)。 どうやってこの限ったスペースで、一番良い結果(農地くらいの結果)を得られますか? 光、水、肥料、管理?
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昔、都会のマンションに住んでの植物栽培の経験から、気になるのですが、まずはお住いのマンション利用の規約でベランダでの植物栽培がどの程度許されているかのご確認を・・・。 マンションのベランダの構造によっては避難経路も兼ねているのでベランダの上下への避難用のハッチと、ベランダの外壁が同じ階共用で左右のお隣との境には蹴破って同じ階の横方向へ移動できる壁があります。あまり大きな鉢を置いてしまえば避難経路の邪魔となり火事で逃げ遅れてしまう事も考えられるので賃貸なら入居時の決まりで知らされますし、分譲マンションなら契約時の書類に書かれていたり、自治会で最初の決まりが後に変更されていたりもします。手で持ち運べるくらいの植物なら良いけれど、土に水を与えた時の重量がかなり重くなる樹木の場合は、ベランダの部分が建物から飛び出ている構造だったりすれば想定の重量よりもベランダに置かれた植物の土の総重量が重すぎて、他の世帯のベランダよりも経年劣化が早まったり、徐々に流れ出た土で排水管が詰まって外壁のコンクリートが傷み亀裂が入ってベランダ部の鉄筋が内部で錆びたりすることも。築年数が進んだ建物だとベランダ部の構造が重量に耐えきれず、コンクリートが欠け落ちたりもするそうです・・・。 ベランダ部分が建物の構造の一部で(階ごとに世帯数の減る階段状の構造でベランダ部分が下の世帯の天井位置にあるなど)とても広くても、建物の防水対策が実際はしっかりされていなくて下の世帯の天井へ水が漏れてしまう事も考えられるので、まずは栽培できる重量の物がベランダに置けるのかは(将来育った時の鉢の大きさと土の重量に水を与えた時の総重量)問題ないか、充分にご確認下さい。一番心配なのが果樹は秋の落葉が問題になり易く強い風で舞えば隣や下の階以外に上の階の方にまで葉が飛んで行き他所の部屋のベランダにいつの間にか溜まってしまったりで、持ち主本人が知らないでいて実際は周りの世帯にご迷惑がかかり易いものです。普通の鉢植えでさえ落ちてくる葉に干している布団が汚れるなど苦情を言って来る人も居ますから、果樹だともっと量は多くしかも年々落ち葉は多くなっていきます。常緑の物であれば一年中少ないながらも古い葉が落ちますので、マンションでの果樹栽培はどうしても難しいですね・・・。ベランダ部分に網を張って落葉の舞毎飛びを防がないと(仕様については鳩害防止にとベランダに設置して貰う網で充分かと。でも、外見が悪くなるのでベランダに網を張るのも禁止と言うマンションもあります・・・)落ち葉対策は自分の所のベランダから飛んで行かない様にしないとご近所トラブルにつながってしまう可能性があります・・・。 規約によってはマンション全体の外見が悪くなるので布団干しと手すりより上から見える植物のベランダでの栽培は禁止(1階の庭付きの部屋でも最初から植えられていた植物と芝生だけで、好みの物は植えられないところもあるそう)というマンションもあります・・・。 全ての問題がクリア出来てからの果樹の選び方は、出来るだけ小型にコンパクトに育つ品種を選ぶ事ですかね・・・。果樹園で育てられた市販の果実の大きさは土の量が少なすぎ、植え替えや土の入れ替えも容易ではないので望めません。もし作りたければ木に成らせる実の数の方を制限せねばならず、リンゴなど実の大きなものだとたった数個ぶんしか成らせられないでしょう。 果樹農家があれだけのものを作られるのはその土地の土の多さと土質の適正、特に葉を多く付ければ水分の蒸散も激しいので水やりを多く必要とします。水分を多く保てる質の土が1本の果樹の木に付きどのくらい多いかが瑞々しい果実に繋がります。なのでベランダでの栽培の場合、普通の大きさの果樹の品種なら頻繁に水分を大量に与える必要が出てきます。 リンゴなら果実が小さい乙女リンゴなど、木も低めで実自体小さい物が向きます。リンゴの原種の系統であるクラブアップル(実がサクランボ以下と小さく酸味が強いので生食不可。実を煮て滴らせた果汁でクラブアップルジェリーを作る)も仕立て方を工夫すれば可能かも。 リンゴの場合枝を適度に切り詰めないと実が付きにくいので乙女リンゴの方がその分数多くの実を成らせます。 ただ果樹の場合、自分の木では実が成らない物も多くバラ科の物に多いです。相性の良い品種同士を他花受粉させる為に植えるので市販の1品種の苗木だと必ず1本植えないとなりません・・・。 そこで、アベック苗木と言う1本の幹に2本の品種が接ぎ木された苗木を選ぶと良いです。できれば幹部分の台木に矮性台木の使われているものを。これに接がれると木の樹高が大きく成りません。 実の小ささから言えばサクランボが良いですが、サクランボは暑さに弱く本州のマンションのベランダでは健全に育たないと思います。近年の温暖化で主産地でも育ちにくくなっているとか。本州の場合は味が落ちますが「暖地桜桃」というサクランボの近縁種の方が良く育ち実も多く成ります。 一番扱いやすいのはベリー類でしょうか。低木性の物が多く、蔓性のものでも切り詰めれば扱い易いです。ただ鉢植えでは長い年月までは生き残れず徐々に弱って来てしまいますが。 マンションのベランダは日当たりの良い環境程コンクリートや鉄筋が蓄熱するので乾燥が強く果樹やベリーには、乾燥を嫌う種類が多いのです・・・。 ブルーベリーあたりは環境が過酷でなければ栽培できそうですが暑さに強い系統から相性の良い異品種を複数選んで少なくとも2品種必要です。アベック苗木は無いのでそれぞれを鉢に植えておきます。 カシスや「ラズベリーのマイラビット(突然変異由来の矮性種)ならベランダの感想具合が強くないなら育つでしょう。普通のラズベリーの方は品種によっては育てられるでしょうが、ラズベリーでも半蔓や蔓性で育つ品種と、ブラックベリーとその系統(ボイゼンベリーなど)は蔓性でかなり大きく育ち果樹並みの土の量が無いと正常に育ちませんのでベランダでの鉢栽培は無理です。ツルバラに性質が似ていて1本の蔓が3メートルは伸びます。その蔓の葉の付け根に翌年実が成る短枝が生えますので、蔓を切る分成る実の数も減りますし・・・。 元々果樹自体、現在の建築方法で建てられた建物近くに植えられることを嫌いますので(家の構造や家が有る事による環境が果樹には合いにくい)マンションのベランダでの栽培自体も向かないのです。 ビルの屋上の屋上庭園くらいの規模でなら、使用する土質や潅水設備、周りの植物の多さから乾燥はかなり防げ、樹木の周りだけ高さを付けるなどの工夫で、枝の間引きなどすれば木の大きさも制限し易いのですが、果樹の場合枝の切る部分は決まっており切らないとどんどん大きくなり、切れば年々木の姿も不格好になり易く、苗木のうちから仕立て方を工夫して誘引していかないと段々手に負えなくなってきますので、ベランダでの鉢栽培だと仕立て方も難しく、よほど広い場所でないと鉢栽培は難しいと思います。 私は栽培経験ないですが感想具合がきつくないなら小型の柑橘類は栽培できるかもしれません。キンカンなど実自体が小さいなら一株の規模も小さく実が大きめの品種を選んで植えれば庫ぁ受粉できる品種なら年々多くの実が成ってくれる事でしょう。 あと、厳密に言うと果樹では無いのですがパッションフルーツや、ドラゴンフルーツの突然変異由来の矮性種なら可能かもしれません。 パッションフルーツはトケイソウの仲間なので支柱に固定すればあまり邪魔にも成りませんし、ドラゴンフルーツの矮性品種も本来の大きさから比べればミニサイズとかなりコンパクトで、元々サボテンなので乾燥の強い所でも育てられます。
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- Natt
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複数の果樹をプランターで栽培しています。 その上での回答ですあg、農地くらいの結果を得ることは基本的に不可能です。 自分は家庭菜園もしており、そこで果樹もいくつか育てていますが、プランターと露地植えでは比較になりません。 ではなぜプランターで栽培するのか、それは管理がしやすいからです。 プランター栽培で重要なのが、品種の選定です。 品種によってかなり特性が違ってくるので、プランター栽培に適したものを選ぶのが第一段階です。 例えばスモモはプランター栽培も容易なものの一つですが、高級品種の貴陽などはかなり大きく育つ品種なので、プランター栽培には向いていません。 またブルーベリーなどはラビットアイ系とハイブッシュ系に分かれますが、ハイブッシュ系は土壌を酸性に保ちやすいのでプランター栽培に向いています。 一方、ラビットアイ系は広がってすぐに根詰まりを起こすのでプランター栽培には向いていません。 このように、プランター栽培では、成長が強い品種は基本的に外したほうが良いでしょう。 それよりは穏やかに成長する品種を選ぶほうが、成功しやすいです。 これを守れば、ブドウ、モモ、イチジク、スモモ、ミカン、レモン、各種ベリー類、などはプランターでも栽培できます。 ただし露地栽培と違って根のスペースが限られているため、収穫量は限られます。 そのため農地と同じくらいの結果、というのではなく、農地とは異なる点で良い結果を求めたほうが良いでしょうね。 多収性より、管理のしやすさの利点を活かして品質の高さ(糖度の高さ)などを目指したほうが面白いです。 また、最初から大きな鉢で栽培するのではなく、最初は6号鉢(直径18cm)くらいに苗を植えて、年々鉢を大きくしていったほうがよいですよ。 ※1号ごとに×3cm、10号鉢で直径30cmです ちなみに現在自分はブルーベリーは10~12号、イチジク8号~15号、ブドウ15号、モモ12号、スモモ10号、ミカン12号、レモン10号、ラズベリー6~10号、を使っています。 様々な品種をコンパクトに栽培して、いろいろな味を楽しむ、というのがプランター栽培の魅力だと思います。
お礼
農地くらいの結果を得ることは基本的に不可能です。 プランター栽培で重要なのが、品種の選定です。 プランター栽培では、成長が強い品種は基本的に外したほうが良いでしょう。 様々な品種をコンパクトに栽培して、いろいろな味を楽しむ。 良い経験です。 有難うございます。これから頑張ります。 実は、最初、オランダのハイテク農業のノウハウ、無土栽培等を生かして、マンションのベランダーにて、プランター栽培の新しい方法、発想を聞くつもりもありました。
- JP002086
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私もマンションのベランダで、プランターを複数(2~3個ではなく5個以上あります)利用しグリーンカーテンも兼ねて色々育てています。 ですが、果実が実る木となると、根が地上部分の数倍もの根を張り巡らせています。 自宅マンションの直ぐ隣に戸建て住宅に狭いスペースにレモンの木があるのですが、住宅を購入されて2年目にレモンが実りましたが、今年は実っていません。 なので、プランターでどんなに深い物を用意しても、無理の様な気がします。 ちなみに、私が使用しているプランターの深さは30cm程度の物を使用していますが、実がなる物ではミニトマトやキュウリが限界かと思っています。
お礼
良い経験です。有難うございます。
お礼
有難うございます。 確かに、果樹は秋の落葉が問題になり易い。自分が事前に注意します。 今は、いろいろ買いました。 クッキングアップル(果実付)1株 ミニリンゴ 長寿紅(果実付)1株 大実サルナシ(果実付)1株 パッションフルーツ 3株 ジャボチカバの苗 3株 (大体1、2、3年) イチジク(無花果)2種類、穂木 ぶどう、穂木 等、多数。 さつまいも、3種類 楽しいんでおります。 これから頑張ります。