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各国によるロシアへの経済制裁について

ロシアの通貨「ルーブル」が暴落していますが,通貨安は輸入には価格高騰で市民生活には不利ですが,輸出ではむしろ有利になるのではないでしょうか。 例えば西側諸国は市場からロシアを締め出していますが,中国は原油や天然ガス,小麦などを安く輸入でき,ロシアではドルから人民元への依存を高め,将来的にはロシアの油田・ガス田,穀倉地帯を破格の安さで手に入れ,中国によるロシアの属国化へと発展していくのではないかと危惧しています。 どうか分かりやすくご教授ください。

質問者が選んだベストアンサー

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回答No.2

私には、ちょっと難しい質問ですが、なんとかまとめてみました。 「属国化」の定義にもよりますが、ロシアが落ちぶれて、中国の属国に成り下がるということは、想像できません。 今後、ウクライナ問題がどんな形で結着するにせよ、ロシアは経済的には中国に依存せざるをえなくなるでしょうが。 ただ、プーチン大統領は、侵攻1年以上前から綿密な計画を立て、実行していますね。 その一つに、ロシア・中国間の貿易拡大を北京オリンピック時、両国は確約しています。 ロイターの記事に詳しいです。 この記事は勝手にコピペできませんから、添付URLを見てください。 https://jp.reuters.com/article/idJP00093300_20220302_00320220302 2022年3月2日 「対ロシア貿易額増大、中国の内需が要因か」 そして、 その通り、中国は、欧米や日本などによる経済制裁について「あらゆる違法な制裁に断固反対する」と主張しています。  そのうえで「中国とロシアは引き続き正常な貿易協力を進めたい」と述べ、天然ガスなどの購入を続ける考えを強調しています。  また、「金融制裁に賛成しない」と明言し、国際的な制裁の動きには参加せず「正常な金融取引を保つ」としています。 https://www.khb-tv.co.jp/news/14562792 「中国が日米欧の対ロ制裁に“違法”と反発「ロシアと貿易進める」 3/3 (木) 決済は、多分人民元でしょう。 中国は、原則として、国境を接する国との決済は人民元としています。 ロシア・中国2国間の取引には、国際銀行間決済網(SWIFT)排除の影響を受けないこと、上記の報道から明らかです。 さらに、中国は、人民元の国際化を目指しています。 昨年12月には、決済シェアで「日本円」を抜きました。 「日本経済新聞」2022年1月28日の記事です。 https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGM2494J0U2A120C2000000/ 「中国人民元、12月の決済シェア4位 6年4カ月ぶり円抜く」 2022年1月28日 世の中全て、そして世界秩序も全て、なんだかんだ言っても最終的には「カネ(経済力)」と「力(軍事力)」で決まりますからね。 「カネ」と「力」つまり、国力を表すバロメーターは、国内総生産GDPです。 2030年までに中国のGDPは、アメリカを追い越すだろうとの予測が多数出ています。 「日米中GDP」で検索してください。 見るのがイヤになるほど日本は低迷しており、中国は、アメリカに接近している様子がよく分かります。 この差が、軍事力(軍事予算)の差になりますから、日本の現状は恐ろしい限りです。 中国の属国になりそうなのは、・・かも。 ロシアは、農業大国であり、資源大国でもありますから、国民は、食うことには困りませんから、最低限の生活は保障されることは間違いないでしょう。

copemaru
質問者

お礼

お礼が遅くなり,申し訳ありませんでした。

その他の回答 (1)

  • DESTROY11
  • ベストアンサー率23% (785/3379)
回答No.1

輸出しようにも誰も買いません。 輸入しようにも誰も売ってくれません。 買った奴、売った奴も制裁対象となる。 それが経済制裁というものです。 なので中国がロシアのガス石油を買うと中国も制裁対象になります。 中国はガス石油食糧の輸入国なので制裁されると死活問題です。 また、ロシアが国際決済システムから外されたので、中国からの支払いは物理的な現金のみとなります。 人民元はハードカレンシーではないので、誰も受け取りません。

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