塑性変形による転位増加の理由

このQ&Aのポイント
  • 塑性変形により転位が増加する理由について考えてみましょう。
  • 塑性変形によって、結晶中の格子配列が崩れ、転位が発生します。
  • 蓄積された転位が転位運動の障害となり、転位密度が増加することがあります。
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転位は塑性変形などにより増加するのはなぜ?

塑性変形などにより転位が増加し、 蓄積された転位が運動する転位と相互作用を起こして転位運動の障害となると学びました。 質問 ・塑性変形をするとなぜ転位は増えるのでしょうか。 ・追加で、マルタンサイト変態を起こすと転位密度は増加すると習いましたがなぜでしょうか。オーステナイトからマルタンサイトに変態する時に剪断変形し、その時に転位密度が増加するみたいです。なぜですか?

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回答No.1

(1)塑性変形が転位を利用しているから。転位が増えなければ塑性変形が進みません。 詳細は下記。 http://www.jfe-21st-cf.or.jp/jpn/chapter_3/3a_3.html (2)マルテンサイト(✖マルタンサイト)は、歪んで相変態しており、構造そのものの中に転位があるから。 詳細は下記。 http://www.tsujilab.mtl.kyoto-u.ac.jp/01TsujiLab/Education/AdvStruMetalMater/2010/ASMM_03_3_MartensiticTransf.pdf の7頁。

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