• ベストアンサー

ルビの多い小説や漫画

学校の課題で、ルビの多い小説や漫画を探しています。ルビが多く、なるべく当て字や難読語の多い文章が良いです。今のところ長野まゆみ、宮沢賢治、小栗虫太郎なんかを見つけました。新旧問わないので、よろしくお願いします。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • carreras
  • ベストアンサー率48% (225/465)
回答No.10

#2&9 です。 遠い昔に「辞書語彙学会」という所に手伝いにいかされていたことがあります。今はもう独立行政法人になって名称も変わっていると思いますが。 >課題というのは、新しい辞書の企画書を作るというもので、私は当て字辞書を作ろうと思ってるんですね。しかも普通の当て字辞書に載っていない歌詞や小説の中の作者が勝手に作った当て字を中心にしようかと思っています。だから、当て字というより造語に近いのかもしれません。 「辞書の企画書を作ろう!」というのであれば、当て字、最近の日本語等、参考になるページがあるので、目を通せば、専門家から見た「造語の例」が載っているかもしれませんし、「例」から出典がわかるかもしれませんね。↓ ■http://www.jpf.go.jp/j/urawa/links/links.html (独立行政法人 国際交流基金 日本語国際センター のリンク集) ■http://www.kokken.go.jp/ (独立行政法人 国立国語研究所) ■http://www.kokken.go.jp/public/gairaigo/Word_List/iikaego.html (同 国立国語研究所の外来語言い換え提案) 古い外国語の翻訳物はなんでも、当て字や造語が多いです。 堀口大学さんの訳詩とかどうでしょう。広辞苑にも載っていなかった言葉が、いまや堂々と広辞苑に載っていますから。有名なのは「贈る言葉」の歌いだし、「暮れなずむ町の…」の「暮れなずむ」は堀口大学さんの訳詩した言葉で、広辞苑の第5版から(確か)掲載されています。 日本の小説に限らない方がいいのかもしれません。 コンピュータ等IT関係の方が「造語」って多いですし。 「社会」も造語ですしね。外来語は得てして概念が無いがために、造語・当て字を作らざるを得ないですよね 歌謡曲なんてものも無茶苦茶に当て字・造語・ルビの山ですよ。 ご参考までに。

saba77
質問者

お礼

回答ありがとうございました。HPまだざっと目を通す程度にしか見ていないのですが、とても参考になりそうです。助かります。私は言葉というものは、誰かがというより沢山の人が使うことで、自然に生まれたり消えたりするものだと思っていたのですが、著名な人が作った言葉がいつのまにか社会に定着してしまうこともあるんですね。勉強になりました。

全文を見る
すると、全ての回答が全文表示されます。

その他の回答 (12)

  • d-drop
  • ベストアンサー率22% (214/938)
回答No.13

No.12です。補足です。 『南総里見八犬伝』。有名な本で、岩波文庫にも入っていますが、これも総ルビです。しかも、字の右側だけでなく、左側にもルビ(といっていいかどうか)があります。例えば、「童女」に、右に「どうじよ」左に「オサナキヲンナ」という感じ。要するにその言葉の意味ですね。江戸時代の本には、こういうのは多いです。

saba77
質問者

お礼

度々回答ありがとうございます。 左側にもルビがあるというのは、初めて知りました。 注がルビになっているような感じなのでしょうか。 ルビといっても、奥が深くて面白いです。 どうもありがとうございました。

全文を見る
すると、全ての回答が全文表示されます。
  • d-drop
  • ベストアンサー率22% (214/938)
回答No.12

「現代日本文学全集」がいいと思います。昭和2年改造社発行と、ちょっと古いですが、日本の出版の歴史を塗りかえるほど売れた全集なので、古本屋で廉く手に入ります。明治の初期から昭和2年までの作家を網羅したもので、1冊に1から数人の作家を収録しています。全63巻。全巻総ルビ付きです。  なお、この全集がバカ売れしたので(これのお蔭で、作家が始めて原稿料だけで食えるようになった、という伝説もあるくらい)、柳の下の泥鰌を狙って、「○○全集」銘打った本の出版ラッシュとなりました。みんな総ルビです。翻訳物なら新潮社がやはり同時期に出した「世界文学全集」がいいと思います。これらは1冊1円という当時としては破格の安値で売られたので、まとめて「円本」と呼ばれました。だから、「円本」といって探してのいいかもしれませんね。古い図書館なら置いてるかもしれません。  ご参考になりましたでしょうか。

saba77
質問者

お礼

回答ありがとうございました。 「現代日本文学全集」というのは初めて耳にしました。 とても興味があるので探してみます。 参考になりました。ありがとうございます。

全文を見る
すると、全ての回答が全文表示されます。
  • ota2bi-mu
  • ベストアンサー率23% (7/30)
回答No.11

最近の作家ですが……。 清涼院流水さんの作品はルビばかりです。 難読語というよりも、一線を越してしまったような 造語が多いです。 確かではないのですが、 京極夏彦さんの「嗤う伊衛門」も多かった気が します。

saba77
質問者

お礼

回答ありがとうございました。 造語的な難読語は面白くて探していたので 参考になります。 京極夏彦さんは個人的にも好きな作家なので 読んでみますね。 ありがとうございました。

全文を見る
すると、全ての回答が全文表示されます。
  • carreras
  • ベストアンサー率48% (225/465)
回答No.9

2です。 補足です。 >夏目漱石大先生の当て字はさすがどこかインテリジェンスを感じますね。ただ昔の当て字はその当時はそれが一般的だったのか、それとも作者が作っているのかの線引きが難しくて、悩みどころです。 夏目漱石は雅号も多かったり、造語も多かったり、何でも「多い人」だったようです。 例えば「やじる」「ぎゅうじる」等は夏目漱石の造語だそうですよ。

saba77
質問者

お礼

回答度々有り難うございます。「やじる」「ぎゅうじる」が夏目漱石の造語だったとは、知りませんでした。いろんな意味ですごい人なんですね。参考になります。

全文を見る
すると、全ての回答が全文表示されます。
noname#11434
noname#11434
回答No.8

三遊亭圓朝の「名人長二」や「怪談牡丹燈籠」を旧仮名の古い版で読んだとき、ルビがすごいなあと思いました(筑摩の明治文学全集か、角川の円朝全集だったと思います)。 鏡花の「義血侠決」(「滝の白糸」の原作)も、ルビが多かったように記憶しています。 もしご覧になるようでしたら、なるべく旧仮名遣いのもので見てほしいです。ルビも新仮名になると、単語の雰囲気まで変わってしまう気がするんで(主観的ですが)‥。 例  兄弟(きやうでえ)・(きょうでえ)    馬丁(べつたう)・(べっとう)    報恩(おんがへし)・(おんがえし) ご質問とは関係なかったですね。御免なすって。

saba77
質問者

お礼

確かにルビの仮名が変わるだけで、単語の雰囲気は変わってしまうんですね。同感です。ルビを調べていると、日本語って面白いなぁとつくづく感じます。どうもありがとうございました。

全文を見る
すると、全ての回答が全文表示されます。
noname#9403
noname#9403
回答No.7

No.3です。 当て字辞書ということなら、谷崎潤一郎の作品は造語と言うよりは昔の表記だと思いますので、目的にそぐわないかもしれません。すみません。

saba77
質問者

お礼

昔の表記でも全然構いません。当て字は造語なのか昔の表記なのかがなかなか分からないので、昔の表記を知ることが必要なんです。だから谷崎潤一郎の作品は参考になると思います。ありがとうございました。

全文を見る
すると、全ての回答が全文表示されます。
  • bari_saku
  • ベストアンサー率17% (1827/10269)
回答No.6

確か、橋本治の「桃尻語訳 枕草子」は、ルビや当て字が多かったような… あと、妹尾河童さんの「少年H」はルビだらけだった記憶があります。 どんな小さな子にも読めるように、と比較的簡単な漢字にも、あえてルビを振ったのだとか。課題の目的とはちょっと違うかもしれませんが。ちなみに文庫版のルビの有無は未確認です。

saba77
質問者

お礼

回答ありがとうございました。橋本治は桃尻娘シリーズは読んだことがあるのですが、桃尻語訳は未読なので、探してみます。いかにもルビが多そうですね。今から楽しみです。「少年H」も未読なので参考にさせて頂きます。

全文を見る
すると、全ての回答が全文表示されます。
noname#8446
noname#8446
回答No.5

お探しの条件に当てはまるか分かりませんが・・・ 小野不由美さんの「くらのかみ」はルビが多かったです。 児童書なので、漢字ほとんどにルビが付いていました。 ルビの数の多さではそれに劣りますが、当て字や難読単語が多いということなら、同じ小野不由美さんの「十二国記」シリーズがなかなかだと思います。当て字を通り越して造語に近いものもかなりあるので、ルビなしでは読めません。 「くらのかみ」 講談社 ; ISBN: 4062705648 十二国記シリーズ(現在7作品+外伝1) 「月の影 影の海(上)」他 講談社 ; ISBN: 4062550717

saba77
質問者

お礼

回答ありがとうございます。造語に近い当て字を中心に探しているので、嬉しいです。参考にさせて頂きます。

全文を見る
すると、全ての回答が全文表示されます。
  • z-knight
  • ベストアンサー率36% (112/304)
回答No.4

こんにちは 振り仮名があるかどうかはともかく、明治時代の作品(夏目漱石や森鴎外など)は原書では読むのが難しいかもしれません。(最近発行の物はひらがなになっている事が多いので、なるべく古い物の方がいいです)

saba77
質問者

お礼

こんにちは。回答ありがとうございました。やはり昔の作品は新しく発行する時に、ひらがなにしてしまうことがあるんですね。なるべく昔に発行されたものを探して読んでみることにします。

全文を見る
すると、全ての回答が全文表示されます。
noname#9403
noname#9403
回答No.3

今ぱっと思いついたのは谷崎潤一郎ですが……。 どんな課題なのでしょうか?それによってレベルが決まりますね。

saba77
質問者

お礼

回答ありがとうございます。谷崎潤一郎は読んだことがないので、探してみますね。課題というのは、新しい辞書の企画書を作るというもので、私は当て字辞書を作ろうと思ってるんですね。しかも普通の当て字辞書に載っていない歌詞や小説の中の作者が勝手に作った当て字を中心にしようかと思っています。だから、当て字というより造語に近いのかもしれません。

全文を見る
すると、全ての回答が全文表示されます。

関連するQ&A

  • 宮沢賢治の詩 海綿体(カステーラ)について

    ルビや当て字について調べているのですが、宮沢賢治の「北いっぱいの星ぞらに」という詩の中に「カステーラ」というルビのふられた「海綿体」という言葉が出てきます。調べてみたところ「海綿体」とは、陰茎の主体をなす組織のことらしいのですが、宮沢賢治はなぜこの言葉にカステーラというルビをふったのでしょうか。海綿体のことをカステーラと呼ぶことがあるのでしょうか。関連が分からないので、誰か教えてください。

  • 小説が原作となっている漫画を探しています。

    小説が原作となっている漫画を探しています。 もともと小説として刊行されていたものを原作に描かれた漫画を探しております。 現在知っているものは ・「まんがで読破」シリーズ ・小野不由美「屍鬼」作画:藤崎竜       「東亰異聞」作画:梶原にき ・宮沢賢治「いちょうの実」作画:山田花子 ・乙一「GOTH」作画:大岩ケンヂ    「ZOO」作画:矢也晶久 他 できれば短編のものを知りたいです。 よろしくお願いします。

  • 少年が主人公の小説を教えてください。

    私の知り合いの高校生の女の子なのですが 漫画や少女小説はよく読んでいるのですが最近普通の本も読んでみようという気になったそうです。 まず手始めに少年(13~24才ぐらい)の主人公が登場するものがよいと言っているのですが何かよい小説はないでしょうか? ちなみに山田詠美と長野まゆみは読破したそうです。

  • 長野まゆみさん大好きな私にお薦めの本や小説家

    長野まゆみさん大好きな私にお薦めの本や小説家 綺麗な文章、美しい情景描写、ご本人の描く素敵な挿絵、少年愛の要素、溺水や病気などの死を連想させる表現がたまらなく好きです。 そんな私にお薦めな、長野さんに似た物語を書かれる小説家や本などお教えください。

  • オススメの文学小説

    オススメの文学小説、もしくは、そういうものが一覧できるサイトを教えてください。 一般知識として読んでおいたほうが良い有名どころの小説をお願いします。 たとえば、夏目漱石・太宰治など・森鴎外・・etc。 ちなみに私は夏目漱石の「こころ」や宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」が好きです。 できれば文章に品があって、読んだ後に余韻を楽しめるものだと嬉しいです! よろしくお願いします。

  • ちょっと切なくなるような内容の、文章が綺麗な小説をさがしています。

    ちょっと切なくなるような内容の、文章が綺麗な小説をさがしています。 是非オススメの小説を教えて下さい(>_<) イメージとしては柴村仁さんの『プシュケの涙』、乙一さんの『しあわせは子猫のかたち』『Calling You』市川拓司さん『恋愛冩眞』梨木香歩さん『家守綺譚』、長野まゆみ作品 のような感じです。 携帯小説はなしでお願いしますm(_ _)m 回答よろしくお願いします。

  • 美について

    美について説いている本、もしくは芸術的な本をさがしています。(表記に困るんですが…。) 詩か小説だと助かります。 学校の課題で写真(枚数未定)と一緒にのせる文章です。 なので理論的な小難しいものより、感覚的な読みやすいものだと助かります。 私なりに浮かんだのが、宮沢賢治の詩集「春と修羅」あと谷崎潤一郎「陰翳礼讃」です。 外国文学にあまりくわしくないので、どなたか教えてくれると嬉しいです。 もちろん日本のものでも構いません。 よろしくおねがいします。

  • 美味しそうな小説

    読んでいると思わず食べたくなってしまいそうになる、美味しそうな表現が出てくる小説を探しています。 美味しそうな食べ物が出てくる漫画は良く読みますが、美味しそうな小説は余り読んだ無いかもしれないな、と思い質問させて頂きました。 良く読む小説(好きなものも苦手なものも混ざってます)は… 東野圭吾・乙一・三浦しをん・山田詠美・山本文緒・宮部みゆき・大沢在昌・京極夏彦・江國香織・群ようこ・瀬尾まいこ・畠中恵・森絵都・伊坂幸太郎・奥田英朗・松浦理英子・赤川次郎・金城一紀・石田衣良・新堂冬樹・加納朋子・桜庭一樹・村上春樹・豊島ミホ・長野まゆみ・はやみねかおる …などです。 読んでいて、思わずよだれが出てきてしまう様なお勧めの小説を教えて下さい。 どうぞ宜しくお願い致します。

  • ほんのりBLなオススメの漫画、小説

    「これはオススメ!」という作品がありましたら、是非教えて下さい!宜しくお願いします。 独特の世界観の創作や心理・情景描写の上手な作家さんだと、嬉しいです。 ガチでBLな作品も全然OKなのですが、どちらかと言うと、一歩うしろに下がったような作品が好きです。二昔前の少女漫画、萩尾望都風な。 ちょっと不思議系日常ファンタジー作品や、思春期を描いた作品、欧州が舞台の作品、レトロな雰囲気の作品、漫画の枠に囚われずに深いテーマを扱った作品が特に好きです。 言葉足らずですみません。(^^;; BLでなくても、これは気に入りそうだ!という作品でしたら何でもOKです。 とりあえず好きな作家作品などを並べてみます。 漫画家で夏乃あゆみ、宮城とおこ、紺野キタ、藤たまき、テクノサマタ、びっけ、CLAMP、桂明日香、森薫、山下和美の「不思議な少年」。 小説家で長野まゆみ、あさのあつこ、梨木香歩、畠中恵、有栖川有栖、佐島ユウヤ、ヘッセ。

  • あなたのおすすめの物語(一般小説、漫画、ラノベ等)を教えてください。

    あなたが思う以下の条件に該当する物語(一般小説、漫画、ライトノベル等)をどうか教えてください。全ての条件が一致する物語が一番知りたいのですが、全てとは言わなくても複数が該当、あるいは一つの条件ごとに挙げていただいても大丈夫です。よろしくお願いいたします。 1、読者から見て好ましいキャラをした主人公が出てくる。 2、正しい日本語が多彩に正しく使えており、文章力がある。(この条件は一般小説、ラノベになります) 3、少々2と被りますが、比喩表現などが豊かで魅せる文章が書けている。(この条件は一般小説、ラノベになります) 4、キャラ同士の会話が面白い。 5、ストーリーが面白い。 6、斬新さがある。