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徳川家康は江戸幕府の初代将軍であるということ
「徳川家康は江戸幕府の初代将軍である」ということは、歴史学においてどのように証明されているか教えてください。
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- D-Gabacho
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回答No.2
歴史学において歴史上の事象を明らかにする材料となるものを「史料」と呼びます。 東京大学史料編纂所が編集・刊行している『大日本史料』という便利なものがあり、主な歴史上の出来事を年代順に並べたうえで、それに関連する史料を列挙しているので、どの出来事がどういう史料によって証明されているか、簡単に調べることができます。 『大日本史料』はデータベース化されて東京大学史料編纂所の公式サイトで公開されています。 ちなみに家康の将軍就任に関しては、公卿補任、御湯殿上日記、實條公記、義演准后日記、萩藩閥閲録、吉川家譜、光豊公記、慶長日件録、言経卿記、時慶卿記、壬生家四巻之日記などなど、大きな出来事だけに非常に多くの史料が列挙されています。 東京大学史料編纂所データベース https://wwwap.hi.u-tokyo.ac.jp/ships/
- jkpawapuro
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回答No.1
複数の歴史書に家康の征夷大将軍宣下が記録されることで示されます。 江戸時代草創期の場合、大久保彦左衛門日記、三河物語、本朝通鑑といった武家による歴史書がたくさんありますし疑いのないものはそのまま使われます。 歴史書一般論としては、信憑性としては権力から遠めの公家・僧の日記が最も高いですが、複数の文献で記載が一致すればおおむねよしとされます。