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大河ドラマについて
今 麒麟がくるをみています。麒麟がくるというのは物語で歴史をみていくわけです。当然そこにはフィクションがあります。 しかし麒麟かくるをみているとすべて史実のように思ってしまいます。 どれが麒麟がくるではどれが史実とはちがうのか主なものでもいいのでご教示いただけないでしょうか。よろしくお願いいたします。
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大河ドラマは2009年の「天地人」から、歴史的事実より物語的面白さを優先する路線にシフトしました。それにより「歴女ブーム」を起こしたこともありますから、一概に否定もできないと思います。 天地人以降の大河ドラマは「歴史をモチーフにした別世界のドラマ」くらいの軽い気持ちで見ていいと思います。 ちなみに「麒麟がくる」ですが、主人公である明智光秀という人物そのものがほとんど不明の人なのです。一応美濃(岐阜県)出身であろうということになっていますが、実際のところは分かりません。いろいろはっきり分かってくるのは織田信長と接点を持ってから以降で、それより前に何をしていた人だったのかも分からないのです。足利義昭の家臣で、公家などにかなり太いパイプを持っていたらしいのですが、出自が不明の彼がどうして公家さんあたりと仲が良く朝廷(天皇)との接点を持っていたのかは全くの謎です。 それに加えて本能寺の変で裏切者になったうえ、天下人となった秀吉に負けて死んじゃったので「とっても悪い人」というレッテルを貼られ、長いこと正当な評価を受けることができませんでした。彼が再評価されてきたのは本当にここ20年かそのくらいのことです。 ですので、あのドラマは「実在の人物をモチーフにした創作」と考えていいと思います。なにしろ史実と違うかどうかの検証さえほとんど不可能ですからね。 確実にいえるのは、桶狭間の戦いの直後に信長と道端と会っていましたけど、あれは絶対にないです・笑。桶狭間の戦い当時の光秀はどうやら美濃にはいなかったっぽいですからね。
その他の回答 (2)
大筋以外、全部創作と思います。 例えば、人と馬しぐらいしか情報伝達できない場合、言葉の訛りはもっと凄かったかと思います。 信長などは今の愛知県民よりも濃い三河弁になるとは思います。 また警察機構がありませんので、窃盗や殺人、犯罪集団、小規模武装勢力はあちらこちらにあり、もっと複雑だったと思います。 また、身分の差、男女の差などはもっとあったと思います。 女性の活躍の場はかなり制限されていたと思います。
- queef
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大きな時代の流れは史実通りですが、各話の出来事や人間関係のほとんどが本作で創作されたオリジナルという認識でよいかと思います。
お礼
やはりそうですか。歴史を勉強する番組ではありませんからね。ありがとうございました