北朝鮮の今後と有望な投資先になる可能性について

質問

北朝鮮の今後と有望な投資先になる可能性について質問です。

以下の動画は、北朝鮮の建国の歴史と国内事情について取り上げているのですが、食料不足で、経済も産業もガタガタの国内事情を持つ国が、実は将来有望先だと指摘している。
なぜ将来有望先である理由は、平壌（ピョンヤン）駐住のインドネシア大使は、
「北朝鮮はインドネシアにとって有望な市場になりうる」
と発言しており、その理由は、海外製品を直接、北朝鮮に輸出すれば、儲かるとし、もし北朝鮮が国際社会に信頼できる国になっていたら、有望な投資先になると指摘しているのですが、ここで以下の質問です。

１．今後、北朝鮮は有望な投資先＆有望な市場になり、日本を超えた経済大国になるには、やはり経済制裁の解除と核兵器放棄しない限り、絵に描いた餅でしょうか？

２．動画とは、別ですが、BS世界のドキュメンタリー「北朝鮮“39号室”追跡 地下資本主義の錬金術」という番組で、北朝鮮国内では、社会主義や共産主義という理念は完全に形骸化しつつある。
その代わりとして、地下資本主義経済、所謂、闇経済が発展しており、事実上の資本主義経済になっているそうだが、ここで質問です。
今後、北朝鮮経済は地下資本主義を主軸にした経済システムへと移行し、日本よりも飛躍的に発展した経済大国へと変化する可能性はあるのでしょうか？

●『北朝鮮は将来有望！？堕落の歴史とこれからの希望について【ゆっくり解説】【北朝鮮】 - YouTube】』↓
https://www.youtube.com/watch?v=vR8UjnMLdWc

●『「北朝鮮“39号室”追跡 地下資本主義の錬金術」 - BS世界のドキュメンタリー - NHK』↓
https://www.nhk.jp/p/wdoc/ts/88Z7X45XZY/episode/te/ZNPKMY2Z1Y/

回答No.1

koncha108 · ベストアンサー

北朝鮮は政治的な物を除けばどの国から見ても将来有望な投資先だと思います。最低賃金の2600万人もの労働人口があって、教育が（思想教育を除けば）行き届いていて、原子力、ミサイルなどの開発で科学技術が高いレベルにあり、ハッキングや諜報などでネットワーク技術にも長けている。
会社で言えば、有能な人材とポテンシャルがありながら株価が底値の会社で、株を取得できれば、値あがるしかない。
ただし、前提としては、今の体制が変わって、北朝鮮のリソースに自由にアクセスできるようななったらの話でしょう。核兵器の放棄、経済制裁の解除だけじゃなくて、金一族の支配からの脱却も必要でしょう。いつになるかわかりませんがいつかはそれが起こるはずですから、政治的にしがらみの無いインドネシアが今のうちに唾をつけておきたいと言うのはわかります。ただ、北朝鮮が自由にアクセスできる様になっても、お金が無く経済規模も小さな北朝鮮に自国製品を輸出して儲けると言うのはどうなのでしょう。安い労働力で急速に拡大・成長する工場に投資をしたり原材料輸出をするのならわかりますが。どこまで成長するかはわかりませんが、成長の過程では莫大な利益を享受できる可能性は十分あると思います。
韓国の前パク・クネ政権時代は、現文政権とは違って、南北融合は格差がありすぎて非現実と考えていて、北朝鮮崩壊の時には韓米中に加えて、日本の資金で北朝鮮を立て直すべきと言う話が出たこともあります。なんも考えないネトウヨの人たちは日本からお金を引き出そうとする韓国の妄言と非難しましたが、日本が北朝鮮に投資できるのであればやり方さえ間違わなければ非常に有利だと思いました。ただ、北朝鮮は地政学的には現在、中国とアメリカ勢力かの韓国の緩衝地帯の様にもなっていて、もし北朝鮮が解放されることがあっても、中国、アメリカ、それにロシアも加えた軍事的な緊張地帯になる可能性も高く、過去の歴史にしがらみのある日本が簡単に入っていける様な気もしません。何れにしても、今の体制が変わることが前提でたらればの話ではあります。
1. 日本を超える経済大国にはならんでしょう。人口も違えばビジネス資産も違いすぎる。ある程度工業国、輸出国として成功できたとしても人口からして規模は大きく無いし内需も大きく無い。北朝鮮の将来に期待できるとしたら、あくまでも今のどん底の状態からの成長過程だと思います。核放棄、経済制裁解除は前提ですが、現体制の崩壊、変更も必要です。
2. 北朝鮮は人民から労働を搾取し、39号室で世界中から闇資金をかき集めて金正恩に提供しています。本来、社会主義国であれば人民の労働や経済活動であがる資金で衣食住や公共サービスを人民に提供すべきなのですが、経済の困窮から搾取するだけで供給ができず、結果として違法な闇市場が拡がり、人民を餓死させるわけにも行かないので一部公認せざるを得なくなり、その代わり税金も取り、便乗した特権階級が私服を肥やす言う、いわば無放置状態のなかで金だけは吸い上げる状況と思います。ドキュメンタリーで資本主義経済と言っていたのは、社会主義経済の崩壊の裏返しの表現で、事実としてとても資本主義と言える様な代物では無いでしょう。個人の資本を保証し経済を維持発展させる国のシステムがあるわけじゃ無いので。
北朝鮮は、GDPの20%を軍事費に使っていると言いますが、名目GDPが1兆8千億くらいと言われていますから、4000億円近くが軍事費に使われている（そのうちの40%が核・ミサイル開発関連）と思います。一方で金正恩は海外資産だけで3300億ー5500億あると言われているので、国内の事実上の資産を含めたらどれだけのお金が個人に集中しているのかわかります。このお金こそが金正恩が権力を保ち、将来の身の安全を確保し、側近や特権階級の忠誠を引きつける源泉だと思います。そう言う国が体制を保ちつつ資本主義に移行していくと言うことはあり得ず、北朝鮮の将来に期待するとしたら、体制の崩壊が前提になると思います。

回答No.2

kimv2

投資先になるには随分時間がかかる。

まず北朝鮮には技術が無い。
土地は痩せている。
鉱物資源は豊富。

なので資源の加工輸出しかないが、技術が無いので外貨を得るのは困難。
中国があれだけ技術移転を求めて、やっと現状です。
それも中国の巨大市場の魅力に惑わされてのことで、北朝鮮にそんな市場はない。

あるとすれば、人件費ですが、政治体制が独裁に近いだけに、安心して仕事を頼めない。