ノギスの内側測定面の校正に関する問題と解決方法

このQ&Aのポイント
  • ノギスの社内校正体制を整えるために、内側測定面の校正方法について悩んでいます。
  • 外側測定面はブロックゲージ10/30MMで対応し、内側測定面をマスターリングゲージφ20で社内校正する予定です。
  • ホルダーなどのアクセサリーは必要でしょうか?どなたか知識のある方、ご教示ください。
回答を見る
  • ベストアンサー

ノギスの内側測定面の校正に関して

ノギスの社内校正の体制を整えようと考えている所なのですが 外側測定面はブロックゲージ10/30MMで対応し 内側測定面をマスターリングゲージφ20で社内校正を行おうと考えているのですが これは問題ないのでしょうか? ブロックゲージのアクセサリーとしてあるホルダー等でないと駄目でしょうか。 知識のある方、助けてください。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • kon555
  • ベストアンサー率52% (1755/3370)
回答No.3

 まず結論としては、その方法で問題ありません。わざわざホルダーを使用しなければいけない、という事はないです。  しかしほぼ同時に三点マイクロメーターについても校正について質問されているようなので、「測定機の校正」という行為の基本的な考え方から書いてみますね。  まず大前提として、あらゆる測定機器と作業には誤差があります。真の値ジャストを測定できる機器&作業者は存在しません。何故なら数値というのは無限に細かく考えられるためで、どれだけ高精度な機器であっても、より細かい視点から見れば誤差、つまり『不正確さ』を持ちます。  この誤差がどの程度であるかを確認するのが校正という行為です。  方法としては極めて単純で『校正しようとする機器よりも高い正確さを持つ機器で値が保証された物品』を測定するだけです。  この物品の事をゲージと呼びます。ブロックゲージもリングゲージも全てこれです(当然、個々のゲージ毎に正確さは異なりますが)。  普通は「物品を測定する」という行為はその物品の何がしかの物理量を数値化しようとする行為ですが、既にその値が高い正確さで保証されているため、逆に「該当の測定器は、どれだけの『不正確さ』を持つか」が確認できる事になります。  これが校正です。  しかし、この『校正』という行為そのものにも不正確さがつきまとうため、個々の方法が許容されるか否かは純粋に「どのような用途に使用するか」で変わります。  つまり具体的な社内校正の手順の可否については、御社が責任をもって判断すればよい(判断するしかない)部分になります。  例えば市販のブロックゲージでなくとも、ノギスであれば「校正済みのマイクロメータで測定した物品をノギスで測定する」というのも校正としてはOKです。  しかしこれでは「マイクロメータでの測定値」にも「ノギスでの測定」にも誤差さあるため、その保証値としては最低限のものに留まります。当然、このレベルで使用できる作業と言うのは限定的なものになります。  つまりは『その校正は要求精度に合ったレベルのものか』が重要なのです。

KYOWA-D
質問者

お礼

ご回答いただきありがとうございました。 考えがまとまりスッキリしました。

その他の回答 (2)

回答No.2

マイクロメーターの校正の回答を参考に

  • ohkawa3
  • ベストアンサー率59% (1347/2272)
回答No.1

>内側測定面をマスターリングゲージφ20で社内校正 ダメということはありませんが、校正の不確かさをある程度大きく見積もる必要がありそうに思います。 校正の不確かさが多少大きくても、御社の扱う製品の品質保証に支障ない程度であればOKということです。 なお、社内校正に使う標準器:ブロックゲージ、マスターリングゲージは、定期的に外部校正を行う必要がありますのでご留意なさってください。校正周期は、保管の際の環境管理と、使用頻度などを根拠として御社が決めればよいことであって、1年周期で校正しなければならないというようなことはありません。

KYOWA-D
質問者

お礼

ご回答いただきありがとうございました。

関連するQ&A

  • ISOのノギスの校正について

    ISO9001ではノギスなどの計測器の校正についてどのように定められているのでしょうか? 弊社では、セラキャリパCC300を使って社内でノギスの校正をしています。300mmのノギスを校正する場合、20・50・100・150・200・250・300mmの測定箇所でジョウの先・中・元で外側、内側を測定します。 ブロックゲージでも出来るといった話を聞きますが、組み合わせによる不確かさなどを考えると本当に校正できるのか疑問です。また、測定箇所についても、25mmまでを測定し合格としている会社もあると聞きます。実用的な話ではなく、あくまでISOのルールに則った場合に、こういった方法でも問題ないのでしょうか? ご教示お願い致します。

    • ベストアンサー
    • ISO
  • ノギスの校正について

    ノギスの校正を以前から社内で行っております。 ブロックケージで行っておりますが、ブロックゲージが25mmまでしかありません。しかし、実際には50~100mmまでは測定します。 そのため、キャリパチェッカの購入を検討したのですが、『価格が高いから』という理由で却下されてしまいました。 他に方法を考えてくれと言われましたが、25mm以上の大きなブロックゲージを購入することしか考えられないのですが・・・。 みなさんはノギスをどのように校正されていますか? 教えてください。

  • ノギスの校正について

    先日校正の知識を高めようと、計測器の講習に行ってまいりました。 弊社では現場でノギスを沢山使用し、その校正にブロックゲージを使用しております。 しかし、その講習ではノギスの校正はキャリパチェックで行うと言われました。 確かにブロックゲージだと、最大でも30mmくらいしかチェックできません。 弊社では通常25MMくらいまでしか測定しないのですが、実際ノギスは150MMまで測定可能ですし、25mm以上のものを測定しないわけではありません。 一般的にノギスの校正はどのようにされているのでしょうか? 正しい校正を行うにはやはり、キャリパチェックを購入した方がいいのでしょうか?

  • ノギスの段差測定面とデプスの校正は不要ですか?

    皆さまお疲れ様です。  先日、ミツトヨ製M型ノギスをメーカー校正に出したところ、外側と内側の器差のみ検査成績書に記載してありませんでした。  そこで質問です、なぜ段差測定面とデプスは校正対象外だったのでしょうか? 弊社ではノギスの校正を社内でも実施してますが、段差測定面とデプスも校正しております。 校正しなくても問題ない箇所は省きたい為、お知恵を拝借させていただけないでしょうか。

  • 穴ピッチノギスの精度確認や校正作業について

    初めて質問させていただきます。 お恥ずかしい話ですが、当社ではこれまでノギスやマイクロメーターの定期的な校正をほとんど行っておらず、修理の際についでにやってもらうという程度でした。 この度取引メーカー様の要請により、定期的な校正を行わなければならなくなりました。 測定器の数がそこそこあり外部に出せば費用がかかりすぎるとのことで、社内で校正を行うことになりました。 必要になりそうなブロックゲージや長尺ブロックゲージホルダ等を揃え、手順書や記録紙を作成し、実際の校正作業のリハーサルを行っているところです。 当社では穴ピッチの測定を行うことが多く、標準ノギスの他に穴ピッチノギスを揃えております。 穴ピッチノギスの測定長は、200mm、300mm、400mm、1000mmの4種類です。 ゲージとしては穴ピッチノギスに付属していた100mmと、ミツトヨさんの5mm、10mm、150mm、200mm、300mm、400mmと長尺ブロックゲージホルダを組み合わせる方法があります。 外部の講師さんに教えていただいたミツトヨさんのブロックゲージの組み合わせですと、ホルダを締めてもカチッとした感じがなく、ブロックゲージ自体の組み合わせもうまくまっすぐにならずに、これで本当に精度が出ているのかが非常に不安を感じております。 200mm程度の測定や校正ならば、スケアブロックゲージの組み合わせで精度がでてそうのがわかりますが、500mm、700mmの測定でゲージブロックの組み合わせでよいものかが気がかりですし、この方法が本当に適切なものであるかもわかりません。 ミツトヨさんのゲージブロックにある穴を使ったらという社内の意見もありましたが、接続用の穴でとても精度を保証できるとは私は思えません。 600mmや1000mmの穴ピッチノギスを100mmのゲージブロックだけで測定確認できれば十分なのでしょうか。 それともブロックゲージの組み合わせ方法がまだ未熟ということなのでしょうか。 600mmや1000mm程度の穴ピッチノギスを社内でどのように精度確認や校正をされているのかを知りたいです。 情報をいただければ幸いです。よろしくお願いいたします。 みなさま、アドバイスありがとうございました。 疑問点や悩みがクリアになってきました。 ・チェックマスタ、穴ピッチ・オフセットノギス用検査器の購入 ・ブロックゲージの穴利用、またはピッチノギス用のゲージ作成 ・現在あるブロックゲージの有効活用 で検討を続けてまいります。 今のところ、三次元測定器でのゲージの精度測定はうまく行ってません。 トレーサビリティの観点からすれば、やはり校正済みの基準器を使って社内校正をするのがよいと今は思っています。練習をしてうまく使いこなせるようにしていくつもりです。 今週で回答を締め切らさせていただきます。

  • デジタルノギスの測定に関する事

    よろしくお願いいたします。  デジタルノギス(ABSクーラントプルーフキャリバ 0~150mm)点検の時、内側の測定値(リングマスタ)と外側の測定値(1級ブロックゲージ)が両側の測定値が実の値より0.05以上マイナス。可笑しいと思います。どうして両方の値マイナス?なんの原因ですが?お教えてお願いします。

  • アナログノギスの校正について

    ご教授ください。 長尺ノギスの校正についてです。 ISOの審査で観察指摘事項になっている状況です。 600mmまで計測可能なアナログノギスなのですが、 定期校正に使用できるブロックゲージで保有している最大が350mmです。 600mmのブロックゲージを購入すればよいのですが、 当該ノギス自体使用頻度が非常に低く、費用対効果がありません。 質問としては、 ・最大600mmまで測定できるノギスに対して、フルスケール(600mm)のブロックゲージで校正/点検しなければいけないというような要求が、ISO9001及びJISであるのかどうかを教えていただけないでしょうか(ISOではないとは思うのですが)。 また、350mmまでの校正で問題がない、審査員に言い訳できる言い回し方などがあればこちらもご教授いただけないでしょうか。 外部校正というのも考えてはいるのですが、 器差事態が0.1mm以上あるので必要性が疑問です。 皆様どのようにご対応されているのかご教授いただけるとありがたいです。 よろしくお願いいたします。 ※OKWAVEより補足:「技術の森( 環境対策)」についての質問です。

  • ノギスの内側器差確認でハイトマスターを使用するの…

    ノギスの内側器差確認でハイトマスターを使用するのは? ISO取得ではありませんが、年次社内校正においてノギスの内側器差を 確認しようとしています。 そこで、キャリパーチェッカやブロックゲージを組み合わせてなど 有るかと思いますが、ハイトマスターを使用しようと考えています。 そこで、皆さんのアドバイスを頂きたいと思っています。 宜しくお願いします。

  • 社内校正の基準ブロック

    ノギスとマイクロメータを社内校正使用と思ってます。 ノギス・・・0~200mm、0~300mm用 マイクロメーター・・・0~25mm、0~50mm の測定器をブロックゲージで校正確認したいのですが、ブロックゲージの サイズを選定しなくてはなりません、ブロックゲージは、10mm、25mm、 50mm3種類で良いのでしょうか?

    • 締切済み
    • ISO
  • マイクロメーターとノギスの社内校正について

    マイクロメーターとノギスを初めて社内で校正をやってみようと思っているのですが、何分知識がない為、校正にあたり必要な測定具(ブロックゲージ等)や測定方法などが解りません。初歩的な質問で大変恐縮ですが、お答え頂ければ幸いです。宜しくお願い致します。