- 締切済み
最適な厚さと軽量化について
- 円板のたわみの計算による左部品の厚さは約20mmでほぼ0となりました。
- 左部品の重量が7kgであり、軽量化をするために外径を落としたいと考えています。
- 右部品のつば部の板厚が何ミリまでだったら3トンに耐えられるかを知りたいです。
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- ohkawa3
- ベストアンサー率59% (1518/2552)
>世の中にあるもので考えてみれば・・・・ 例えば、3トンの油圧ジャッキ お問い合わせの構造と似て、シリンダとピストンが組み合わせれていて、さらに手動油圧ポンプまで付いていて、全体の質量が2.6 kgで仕上がっていますね。 シリンダに相当する部品だけで 7 kgの設計をしたら、上司からリジェクトされて当然かもしれませんね。
- kon555
- ベストアンサー率51% (1845/3565)
外径の肉厚が焦点というなら、多分中空円筒の座屈を計算すればいいんじゃないでしょうか。 https://seihin-sekkei.com/calculation-tool/buckling-calculator/free-end/hollow-circle/ https://materialmechanics.work/archives/993 つば部の板厚については似たような構造の質問があったのでそちらを紹介しておきます。 https://okwave.jp/qa/q5350465.html ただこうした細かい計算もいいですが、多分書かれている内容からすると1品物の設計ですよね? 強度面については計算で切り詰めに行くのも大事ですが、ザックリ感覚を養うのも意識しておいた方がいいと思います。 量産品に比べて個々の製品のコスト等を切り詰めるメリットは薄いので。 そういう意味で言うと今回のケースなら、材質がSUS304、かかる荷重が30kNの集中荷重。荷重をネジベースで考えると、大体M8以上M10未満です。 https://jp.misumi-ec.com/tech-info/categories/technical_data/td01/a0198.html つまりこのワークは、M10で緩めに締め付けた時に耐えられる代物の必要があります。 そう考えると、まあt20はゴツいですよね。つばの下、2mmの隙間の部分をr形状に出来るか、破損した時のリスクは、などに諸条件によりますが、何となくt5から10の間くらいかなー、などに思えます。
- ohkawa3
- ベストアンサー率59% (1518/2552)
30 kNの力は、対象の部品に対してどのように加わるのでしょうか? 右側の絵のように、均圧版を介して力が加わるのであれば、円板部分の変形が問題になることはないと思います。 >円板のたわみの計算で、約20mmの厚さでほぼ0という値 円板部の変形は、どの程度に抑えればいいのですか? 弾性変形の範囲であれば変形しても機能上の問題はありませんか? ほぼゼロではなく、この値を例えば1.5 μmのように具体的な数字で表して、目標値と比較して十分小さいから、もっと板厚を減らせるのようにすることが「設計」です。 構造からみれば、カップ型部品の円板部の変形の問題よりも、内側に入り込む部品の「つば部」の曲げ応力の方が問題になりそうですね。