明治時代の官能小説とは?

このQ&Aのポイント
  • 明治時代には官能小説が存在し、夏目漱石や森鴎外などの文豪たちも作品を発表していました。
  • 明治の官能小説は大衆文学として位置づけられ、卑猥な描写や色欲をそそる表現が特徴でした。
  • 明治の官能小説はフランス書院周辺のレーベルが起こった時代から現代に至るまでの官能小説とは異なり、なんの権威もなかった作品も多く存在していました。
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明治の文豪が活躍していたころの官能小説

夏目漱石や森鴎外が作品を世に出していたころにそもそも官能小説はあったのでしょうか。あれば表現力の点でおすすめの作品を教えてほしいのです。 注意ですが純文学で内容的に塗れ場がある作品とかではなくれっきとした大衆文学としての官能小説を求めています。 というのも、あるエロいものの魅力が語れたらとは思うもののどうやって表現すればよいのか行き詰っていたんです。 つまり「乳輪がてかっているおっぱい」というのが私の語彙では限界である対象の、身も蓋もなくちゃんと伝わってるのかどうかも自分的に不安なこの表現をもっと的確で色欲をそそるものにできないかと悩んでいました。 そして双璧と呼ばれるほどの小説家が生きた時代の官能小説がとても表現の参考になるのではと思ったのです。一方、フランス書院周辺のレーベルが起こったころから現代に至るまでの官能小説に対して明治の官能小説とはどんなものだったのか想像もつかないので知りたくなった、という単純な動機も兼ねています。 そうわけで明治の官能小説を教えていただければ幸いです。 注意なのですが、官能小説ならなんでもいいわけではなく、戦後でいうならカストリ雑誌に掲載されていた漫画ぐらいの「なんの権威もなかった」作品に興味があるのです。そのころで純文学に括られるようなものはそれこそ漱石などと似たり寄ったりだと思うからです。

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質問者が選んだベストアンサー

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回答No.1

明治時代どころか、平安時代に、すでにエロ小説はあったが、 脱線してしまうので、明治時代の話だけする。 明治時代には、本は高価なので、一般の人たちは、貸本屋で本を借りていた。 貸本屋のベストセラーは、もちろん、エロ小説だった。 そしてそのころのエロ小説というと、中国からの輸入が多かった。 「肉蒲団」「金瓶梅」などがメジャーだった。 明治後期になって、やっと日本人も、エロ小説を書くようになった。 それらは「自然主義文学」と呼ばれ、ゾラやモーパッサンの影響を受けているので、当然エロ描写盛りだくさんだった。島崎藤村「破戒」、田山花袋「蒲団」などが有名。

dorawii
質問者

お礼

回答ありがとうございます。並んでいる作品はどれも今の時代から見たらまだまだお堅そうな内容や文体のものに見えます。肉蒲団以外は文学史で聞いた記憶があるほどですから。ちょっと期待した回答とずれているような気がしてそこが残念でした。自分でももう少し調べてみます。

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