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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:ムラサキカタバミの生育)

ムラサキカタバミの生育について

このQ&Aのポイント
  • ムラサキカタバミは丈夫ですが、花が咲かない問題があります。
  • 生育環境の問題かもしれません。球根が一箇所に集中しているために生育不良になっている可能性があります。
  • 囲まれた中で生えているため、花を咲かせる方法がわかりません。

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回答No.1

どのくらいの年数その場所に生えているかが分かりませんが、放置に近くその場で殖えすぎているか、何年も土の方がそのままなので土の養分が不足しているのが原因では?と感じます。分球しすぎて土の量には球根が多すぎているのも影響してそうです。 ムラサキカタバミは球根で際限なく殖え微小なものが毎年沢山殖えてきます。そうなると全ての球根が土内の養分を奪い合い、皆平均した育ちしかできず球根が開花できるほどの充実した球根には成れないのだと思います。 また、何年も植えっぱなしの場合勢いが強い植物なので土内の養分が消耗されてしまって特定の成分が極端に減ってしまい、それが植物に影響してしまう事は珍しくなく、これを「土が痩せてしまう(地力が弱くなる)」と言います。また、植物の根は動物に例えれば糞尿にあたる排せつ物を周りの土へ放出しています。この成分が球根周りの土に留まりすぎても植物に悪影響を及ぼします。おそらく植物の成長に関連する土内の成分や有用な微細生物も乏しくなっていると思われます。 今ではムラサキカタバミは雑草扱いされることが多いのですが、元々は観賞用として外国から持ち込まれたものが野へ逸出したもの。本来は野生の雑草と違って同じ場所(同じ土)にずっと生えている事を嫌がりますし特に「球根植物であるので」球根内に充分必要な養分(成分)が貯められなければ花も咲かなくなります。養分不足だと花芽分化が出来ないのは球根植物のほとんどにあり、チューリップもスイセンも何年か植えっぱなしにし球根が分球を繰り返し殖えて込みすぎれば球根自体は小さい物ばかりに成って花が咲けません・・・。 対応策としては、植え替えと土を入れ替えるか肥えた土をある程度混ぜる事です。でも数年花が咲いていないとの事で、土を改善しても開花まで2~3年待つ(開花できるまで球根が充実するのを待つ)事に成るかもしれません。 まず、掘り返して(掘った土は必ず容器に入れて細かい球根をあたりに落とさない事)たくさんの球根の中から大きめな球根をより分けて別の容器に入れておきます。浅めで大きめな容器に土を出して篩で篩えば選別し易いと思います。小さすぎる球根は細かい目の篩で篩って土を取り除いたら不要な分は燃えるゴミとして袋に入れ、収集に出し処分します。 球根を植え戻す前に土に有機物を補うのに完熟腐葉土を2~3割混ぜ、元の土質によっては土壌改良目的で(保水性・保肥性を補う)堆肥を1~2割混ぜます。堆肥を入れる事で必要な成分も補え土壌に住む有用微細生物も殖えてくれ、これらが土内の排出成分を分解してくれたり根が養分を吸収しやすくしてくれるなど植物へ良い影響をもたらします。ムラサキカタバミなら深いところの土にまで混ぜる必要はありませんが深さ20cmくらいまでの土に混ぜます。完熟腐葉土なしで堆肥だけを入れる場合は繊維質が特に多い馬糞堆肥や稲わら堆肥、バーク堆肥が向きます。牛糞堆肥だけは繊維が細かく分解されしすぎていて保水性が過剰になり易いので土壌改良には向きませんし、牛糞に飼料由来の塩分が多く含まれている場合もありますので使わない方が良いです。 より天然に近い土の養分補給がしたいのならミミズの糞由来の堆肥や混ぜられている土も有り、使用した個人的な経験からは結構即効性があると感じます。 土に堆肥を良く混ぜて生やしたいところに10cm強くらい入れてから球根を並べ上から平均的に土を掛けていきます。丁寧に球根を並べずともばら撒いてもちゃんと芽は上を向いて生えて来てくれると思います。深すぎない程度に土を掛けてから軽く土を抑えて球根が土内で動かない様にしてから上からジョウロなどで水を優しくまんべんなく充分与えます。 暫くして思ったよりも土が下がってしまったと思えば上から新たに別の場所から持ってきた土か市販の土を適宜被足せばよいですが、球根が深く埋まらない様に注意します。 こうしておけば来年の芽が出る時期には生えて来て葉も大きく育ってくれると思います。早い物なら花も咲いてくれるかもしれませんが数は多くなく再来年くらいから殖えてきてくれると思います。 もし元々の土が水はけが良すぎる土であれば養分を足しても保肥性が乏しい為に肥料など与えてもほとんどが流れて深いところに流れてしまいます。ある程度の保水性と保肥性を保つ為には植物の繊維などの有機物が混ざっていないと成らないので土壌改良を行ってください。私の経験からは川砂主体の土でも植え付け時にバーク堆肥を土の2割混ぜ、それを3年ほど繰り返せば良い土に変わってきてその後は完熟腐葉土や雑草堆肥(私の場合は古土を混ぜたコンポスト堆肥)などを毎年土の上に敷いて足す程度で地力を保てました。 あと他に考えられる原因としては、もし囲っているのがコンクリートやモルタル製の物だとすると(建物の基礎や外壁含む)土内のpHがアルカリ性に傾きすぎている可能性があります。コンクリートやモルタルに含まれているアルカリ性の物質は徐々に溶けて周りの土へ蓄積してきます。この場合は土のpHを確かめてみて(測定キットが市販されていますし測定器もお手軽な値段で買えます)ムラサキカタバミが好まないpH値であれば中性に近づけるならpH無調整のピートモスなど適宜混ぜます。 それ以外でも囲っている物の材質は一応確かめてみて、それの成分が土に蓄積しやすい物であるかを確認してみてもし植物に影響がある物なら改善しましょう(一番てっとり早いのは土の総取り換えです)。 土質が良くなくて土壌改良してから植え替えると場合によっては球根を植え替えず毎年咲いてくれる事も有りますが、今回の場合は生えている場所が囲われて範囲の狭い場所の様ですから、やはり一度土ごと出してからの地力の改善と殖えすぎた球根をいったん結構減らし、球根1個ごとの肥培が必要と感じます。 花が再び咲いてくれる様になったら、地力の付いた土であれば2~3年に一度新たに土を足したり堆肥を土の上から薄く蒔く程度で維持できると思います。再び球根が沢山殖えてくれば部分的に土ごと掘って取り除き(燃えるゴミとして収集に出す)、その部分へ他所の場所の土を足す程度でも毎年花が咲いてくれると思います。 あとは、放置せずにやはり園芸植物扱いして時々で良いので世話をしてあげるのが花が咲くかと。球根植物に適した成分比の肥料(チューリップやスイセンなどに適したもの)などを球根の植え付け時期に既定の使用量より少し控えめな量で土に混ぜたり(与えすぎると場合によっては花の方に作用せず球根ばかり殖える事も。また、窒素分が多いと葉ばかり茂るので各成分比が等分なものを)、開花時期に近くなってくればリン酸が多めの液体肥料(開花促進剤など)を既定の濃度より薄めにして与えるなど時期により使い分けます。元々が園芸植物として日本に入ってきた植物ですから、花を期待するのであればまず毎年球根が太れるような栽培を心がけ土の方にも気を使い、時には肥料分も必要です。 でも養分が十分だと殖えすぎるくらい殖えてしまい後が大変なので、あまり球根は殖やし過ぎず場所の狭さに無理のない株数に保って余分な球根はしっかりと処分しておくことが大切と感じます。

1buthi
質問者

お礼

ありがとうございました。雑草ということで育て方をここまで解説していただけることはありませんでした。思い当たるフシが多々ありまして為になりました。

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