歯磨き粉について

質問

歯磨き粉には歯周病に特化したものや、歯を白くする効果があるものなど様々ありますが、歯医者さんは「歯磨き粉にフッ素が入っていれば、高い安いにかかわらずどんなものでも同じだ」といいます。

本当ですか？

それともやはり歯周病菌にはGUMやシステマなど歯周病に特化したものでないと殺菌できませんか？

回答No.8

j3100-pips

私が使ったのはＧＵＭの歯間ジェルですが、今はライオンのシステマにもあるようです。
しかし、あまり店で見かけません。私は小さい個人の薬局で注文して取り寄せてもらいました。

歯の清掃（近頃は歯磨きという言葉は良くないということで、清掃とか、そうじと言ってますね）は水で十分です。
むしろ、水だけのほうが、より良くきちんと清掃することにつながります。
歯磨き剤を使うとその清涼感で、不十分でも清掃できた気になるのですね。

手洗いだって、うがいだって、水道水には塩素があって消毒作用もあることだし、水で洗うだけで十分と言います。
きちんと手洗いする面倒を省いて消毒薬に頼るのはいささかどうでしょう。

歯磨きの場合は歯磨き剤を使ったから効果があるというものではありません。
歯磨き剤を使って、歯と歯茎の間に正しくブラシを当てて清掃する必要があります。
そうでないと、歯磨き剤で口の中はさっぱりしても、歯垢は取れてないので口が臭いということになります。

ネバネバというのが歯周病や虫歯の原因になる菌の塊なのだそうです。
台所の排水口のネバネバと同じだそうです。
水を流してもネバネバは取れず、こすってやる必要がありますね。
それが歯磨きですが、
磨くという言葉で、床をモップで磨くようなイメージで考えるといけません。
畳の上をタイルを磨くモップで磨けば大変ですね。
歯茎がしっかりしている人なら、硬い歯ブラシの方が清掃効果は高いそうですが、弱ってきた人は柔らかい歯ブラシでないといけません。

あと、歯磨きは食べかすを取り除くためでなく、菌を除去するためと言います。
食後は菌も食事と共に体の中に取り込まれていますので、歯磨きの意味は薄い。
一番は夜寝ている間はだ液が出ないので菌が繁殖している、それを起きてすぐに歯磨きで取り除く。朝食で体に入るのを防ぐ。これが大事です。
近年、口の中の菌は歯周病や虫歯だけでなく、いろんな病気に悪影響があることが分かってきています。
二番目は夜寝る前に菌を落として、寝ている間の繁殖のスタートを少なくしておくことです。
この一日２回で十分です。

お礼

本当に詳しく、わかりやすく教えていただきありがとうございました！