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家庭菜園で葉を切ると再生するのか?
- 家庭菜園で葉を切ると、元の葉の形に再生するか、枯れてしまうか疑問です。
- 初めて家庭菜園を始めた際に、伸びた葉を切って食べることができるのか知りたいです。
- 素人なので恥ずかしいですが、家庭菜園で切った葉は再生するのでしょうか?
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これは切った野菜の構造と(切り方が悪い場合も)、系統や品種による特性により変わってきます。場合によってはレタスでは無い似た野菜で、株が育ってくるにつれ食べられなくなる物も・・・。 ほうれん草の場合は花茎が伸びて来るまでは株自体は無茎の構造です。なので葉がバラバラに成らない様に根元から切ったのなら、もう葉は出て来ません。 葉の部分だけ切って葉柄は残っていて、特に中心の新芽の部分が多く残せているならそのまま外で越冬し(寒くなるにつれロゼット状に成り休眠します)春に新たな葉が生えて来る場合もありますが、葉がどのくらい失われているかで越冬できるかどうかまでは解りませんし(葉が多く残っているのなら北海道の積雪であっても春に無事表れ美味しく食べられます)途中ほうれん草の花茎が伸びてきてしまえば葉が硬くなり始め美味しくは食べられません・・・。 レタスの方は種類や品種によりかなり違います・・・。 レタスは系統によって、ほうれん草と似た様に花が無いうちは低めに育つものと、どんどん上に茎が伸びて行くものがあります。 前者は玉レタスやリーフレタスの系統、後者はサンチュとかヤマクラゲと呼ばれる系統です。 後者の種類その物は苗があまりレタスとして販売されていませんが、もしかするとベビーレタスと呼ばれて売られていた苗の内に葉を摘んで食べる品種だと味を良くするなどの目的でこの系統の外国の物と交配して作られた由来を持つ品種があるかもしれません。 もしこの系統の血をひくものだと、ベビーレタスとして小株の内に栽培期間を終わらせるはずのものを根ごと収穫せず育ててしまえば株が育つにつれ葉が硬く成りはじめて味にクセが出て来るものが育つ場合も。ちなみにサンチュは葉をどんどん収穫できる種類ですがこれの場合は株がしっかり育つことが大事なので、そういう性質を持つレタスから早いうちから葉を収穫してしまうと光合成が十分にできず良く育たないので後の葉もあまり良い物が出来ません・・・。またヤマクラゲとは茎が太く長く育つ種類で茎の外皮を剥いて縦に裂き調理して食べる物で、乾燥保存したものを戻して調理すれば茎のコリコリした食感も良くあえ物などに利用されます。ヤマクラゲとして栽培されるものは葉は基本食べず、食べても硬くて美味しくない事もあります。サンチュとヤマクラゲは原産地が同じで同種とされる情報も有りますが食べる部位が違うのと栽培方法に違う点があり、同じ部位が同じように美味しく食べられるとはかぎりません。これらは収穫時期が決っていてそれに満たないうちは口にしてはいけません。後の育ちの方に影響が出て弱ってしまったり、本来の食べ方が美味しくならない可能性があるからです。 レタスは品種名と写真が印刷されているラベル付きの苗を買ったものでしょうか。それとも種子を蒔いた物でしょうか。 苗からはもう育った株の様ですから、今回は葉をいっぺんに沢山採りすぎた可能性があります・・・。普通苗で販売している物は促成栽培された苗で、玉レタス以外のレタスの葉の収穫は、育ってきたら外側の葉だけを一回に2~3枚葉の付け根を茎から外して収穫します。それをもし数センチ残して外葉も内葉も全て切ってしまったのなら、これからの時期だと酷ければもう正常な葉が生えて来ず、寒さで食べられる葉に育つまでにはしばらくかかる上に、地域によっては寒さで枯れてしまう可能性もあります・・・。これからの時期、白菜やキャベツの葉でさえ貯蔵できる系統でなければ寒さに葉が耐えられなくなるものも出てくるくらいでレタスだと地域によっては越冬対策無しでは寒さにかなり弱いものも・・・。冬の寒さに耐えきれても春に成れば葉が失われ少ない株は葉が育つより早く花茎が伸び始めればもう食べられなくなり二年草なので花が咲いて種子が出来れば枯れます。 もし鉢やプランター栽培なら、寒いからとよかれと思って暖かいところや室内など人工の環境に当ててしまうと条件が揃えば冬でもすぐ花茎が伸び出し余計早く食べられなくなってしまいます・・・。 もし自分で種子から育てたリーフレタスの品種であれば、その品種ごとの特性によっては促成栽培より種子蒔きが遅かった分は少しはまた収穫が望める事もあるかもしれませんが、今回もしレタスの葉を刃物で切り取ったなら、レタスの葉は金属と相性が悪いものも多いために間違った収穫をしてしまっていれば葉が伸びてきても変形して切り口部分から裂けたりするかも・・・。レタスの別名が「かきちしゃ」と言うくらい収穫は一枚ごとに「かいて(茎から葉柄の付け根を手で外す意味)」収穫するもので切るものではないです・・・。根元近くを刃物で切って収穫できる玉レタスとは違って、外葉が育つのを待ってから数枚づつ長く収穫していくサイクルを持つ系統です。 もしベビーリーフ専用として売っていた種子から育った物だと、どんな系統かは袋に品種名が書かれていなければわかりません・・・。普通のリーフレタスの品種の種子だったり半結球の品種、ベビーリーフとして食べる目的で作られた品種なのかどうかはベビーリーフだと不明な事が多いです。 また、もしベビーリーフミックスの種子から育てた物だと全部がレタスの品種であるとは限らず他の種類の種子も何種類か混ぜられている可能性があり、一見レタスに見えても実は別種のチコリやエンダイブの品種である可能性があり得ます。これらはまだ若い株では見分けがつきにくく、花茎が伸びてきて花が咲いてはじめて黄色い花ならレタス、水色の花ならチコリと区別できます。 レタスと違いもしもチコリだった場合は苗から小さめの若い株の頃の葉の時しか美味しく食べられません。エンダイブもチコリの仲間ですが改良されて葉が大きく育っても苦みが薄く美味しく食べられるのですが、チコリは苦みの残るものも多くて外国だといろんな葉色や結球、模様を持つ物があるのでレタスと見分けのつきにくい物も有り、ベビーリーフミックス用に売られている種子は輸入種子を日本の会社がミックスし小分けして売る事もあって、ベビーリーフだと普通は根際から苗を収穫し育つ前に全て食べきってしまうものである事と、チコリにベビーリーフ専用の品種は無い為にどんな品種の種子が使われているかまでは分からないのです・・・。日本でハーブのチコリとして種子や苗が売られているのは大抵は軟白栽培もできる見た目があまり改良されていない緑の葉のと赤い葉の品種くらいですが日本の通販でイタリア・フランスの種苗会社の種子も扱っている店なら様々な特徴を持つ品種のが買えます。 ベビーリーフとは、元々外国でムスクランと呼ばれサラダなどに混ぜられていた何種類かの植物の若い苗の葉のミックスを日本で真似た物。日本でいえば「春の七草」の小さな苗がパック詰めされ売られている様なものです。これに似せて主にレタスの葉の形や色違い何品種かを混ぜベビーリーフとして売り出しましたが統一した決まりはなく、外国でムスクランとしてミックスしてある種子や(大抵チコリも入っている)の種子から育てた物を日本の会社がベビーリーフの名で販売している事もあるのです。 チコリはベビーリーフくらいの苗の内なら美味しく食べられますが育つにつれて苦みが強く出る物が多く、普通育った株は芽を軟白栽培し苦みが付く前の「葉の未熟なところ」を食べます。白菜の外葉を全て剥いた様な形を握りこぶしくらいに小さくした様な結球姿ですがこの姿を作るには光の完全遮断が難しく少しでも色が付くと苦みが出ます。屋外で普通に育てると基本的な種類はコスレタスの若い株の様な葉姿で育ちます。でも品種改良された物には玉レタスの様な丸い結球やリーフレタスの様に葉が開いて育ったりといろんな色合いや模様のがあってそれらがサラダなどで葉をちぎられ利用されます。外国のサラダでは苦い味や辛さが強いものの混ざるサラダも好まれたり、イタリアやフランスの料理では彩りとして添えられたりもするので、外見では見分けられず実際口にしてみなければレタスとチコリの区別がつきにくい場合もあります・・・。 ちなみにチコリは宿根草で耐寒性もあり冬越し出来ますが、春はすぐ花茎が伸び出し人の利用法は花を楽しむかベビーリーフ用の種子を採るくらい。苦い味が強いのに草食の動物は好んで食べます。逆にレタスは催眠性の成分を含むので動物の他に幼児や体質によっては大人でも一度に食べる量は付けた方が良いそうです。 情報が乏しく画像が無ければ今後の可能性も分からず、あくまでも予想にすぎません。どちらの県にお住いかと地植えなのか容器植えなのか(レタスは苗で買ったか種子を蒔いたのかも)、ほうれん草とレタスそれぞれは別個で画像を添え質問しなおした方が詳しい事が解るかもしれません。
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- kimamaoyaji
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枯れることはないでしょうけど、伸びはかなり遅くなります、芯の部分(一番成長するところを切り取ってしまったので、新芽が出るまでかなり時間がかかると思います、外側の葉っぱを取るのであれば成長に大きな影響はありません、がほうれん草など、食べごろまでに伸びた時に花が咲くのではないでしょうか(美味しくなくなる) 一番内側の新芽を切っていなければ大丈夫かも??、キャベツ、レタス、白菜などの葉っぱが巻く野菜は雨水が中にはいると腐ります、また外の葉っぱがないと巻きません。 特にレタスは刃物で切ると茶色くなって傷み始めますが、ちぎった場合は茶色くならず傷まないという野菜でそれを切ったらそこから傷み始めます。
お礼
何もわからない素人が質問したことに対し、ご回答いただき ありがとうございます。 「新芽が出る」という意味もよく分からないのですが、 要は元のように葉が成長するには、かなりの時間を要する ということですね。 それと、ハサミで根本あたりを切った(今日)のですが、 色が変わって、傷むのですね。 それだけわかれば、私には十分です^^ どうもありがとうございました。
お礼
レタスは、「サニーレタス」と種の袋に書いてありました。 今後は、書いていただいていた「苗で販売している物は促成栽培された 苗で、玉レタス以外のレタスの葉の収穫は、育ってきたら外側の葉だけを 一回に2~3枚葉の付け根を茎から外して収穫します。」というのを 参考にして育ててみます。 とても詳しく書いていただき、感謝!いたします。 どうもありがとうございました。