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信用売りの現渡と買い戻しの違いについて
最近信用取引を始めたのですが、良くわからない点があります。 信用買いの現引についてはなんとなくわかるのですが(購入価格の固定?)信用売りで入った場合に、普通に買い戻す(手仕舞いする)のと、現渡することの違いが良くわかりません(ので、やったことがありません)。 現渡でも時価額で株式を購入するわけなので、差損・差益は変わらないと思うのですが・・・。 現渡の意味・メリットなど教えていただければ幸いです。
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「買い返済」と「現渡し」とは根本的に違いますね。現物で持っていなければ現渡しはできません。現渡しは「時価額で株式を購入する」のではなく、手持ちの現物で返済することです。故に「時価」ではなく、売り建てた時の価格になります。少なくとも私の使っている証券会社では現渡しに手数料はかかりません(信用建余力の回復が1日遅くなりますが)。 現物で持っている銘柄をあえて信用売りする場合として、#1さんのおっしゃる「株主優待の権利取り」の他に、「つなぎ売り」があります。現物で持っている銘柄の株価が上昇したが、将来的に一時下落すると見た場合、現物はそのままにして信用売りするわけです。思惑通り下落すれば、反転すると見た時に買い返済すればいいし、意に反してさらに上昇してしまった場合は、現渡し(現物で返済)すればいいのです。信用売りでは最も安全な方法です また、何らかの理由でその年に利益を計上したくない場合、年末に信用売りしておいて、年が明けてから現渡しをして利益確定する方法もあります。
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- d-y
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株主優待がほしいけれど、値下がりのリスクをとりたくないとき、現物買い(これで優待の権利を取る)と信用売り(配当金の調整はあるが、優待の権利については調整なし)とを両建てにすることがあります。 その場合は、権利確定後、現渡しで決済することになります。 現渡しをしなければいけない場合としては、それくらいしか思いつきません(ほかにもあるかもしれませんが)。 あと、証券会社の取引手数料が若干違うでしょうから、ひょっとしたら現渡しのほうが有利な場合があるかもしれません。 昔(源泉分離課税があったころ)は、税金の計算が違ったかもしれません(自信なし)。
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ご回答ありがとうございます。 >現物買い(これで優待の権利を取る)と信用売り(配当金の調整はあるが、優待の権利については調整なし)とを両建てにすることがあります。 その場合は、権利確定後、現渡しで決済することになります。 なるほど、両建てですでに現物を保有している場合は、わざわざ買わなくても返済できるわけですね! 勉強になりました。
お礼
ご回答ありがとうございます。 どうも、根本的に考え違いをしていたようです。現渡と言うのは、空売りしているのと同じだけの現物株を保有しているのが前提なのですね(やったことがないので知らなかった・・・)。 確かに、その日に購入して現渡したら信用建余力が減るだけでぜんぜんいいことありませんよね。 「つなぎ売り」については、言葉は聞いたことがあったのですがご説明で意味がよく理解できました。株価が暴れそうな場面で、利益を固定するものと考えたらよさそうですね。 最後の、利益計上しないための信用売りと言うのは渋いですね。一度使ってみたいと思います。