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昆虫の名前を教えて下さい。（ハムシの仲間？）
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とりあえず画像の印象から「ヒゲナガウスバハムシ (Stenoluperus nipponensis)」か「ルリウスバハムシ (Stenoluperus cyaneus)」のどちらかじゃ無いかと思いますが、正確な同定は難しいですね。 - ルリウスバハムシ http://www.konchuko.com/kouchu_shu/ruriusubahamushi_male.html - ヒゲナガウスバハムシ http://kisar.sakura.ne.jp/insects/2171higenagausubahamusi.html 絶対とは言えませんが体色の色味が全体的に金属光沢のある緑色に見えるので、自分的にはヒゲナガよりかなあという感想です。ルリウスの方は全体的に漆黒というか真っ黒な感じの個体が多い印象です。あとルリウスの方は「前胸背板が明瞭に縁取られる」と図鑑には記述されてますが…この画像だと全く判別出来ませんね(笑)。 あと他には素人目？にも判別しやすいルリウスの特徴の1つとして「後脚の太腿が前中脚に比べて目立って太い」というのがあり、この添付画像だとこれまた微妙なアングルで判別が難しいですが…そこまで太く無いというか6本足全部が同じ感じにみえるので。それにワンチャン賭けて「ヒゲナガウスバハムシ」じゃないかなあと…。あともう1つ見分ける方法としては「ヒゲナガで目(複眼)が大きいのはオスだけ」というのがあるので。ペアで交尾とかしてくれてたら、それぞれの目の大きさを比べて違いがあったらヒゲナガで確定って判別方法もあります。 一応、正式なルリウスバハムシとヒゲナガウスバハムシの判別方法としては… - ルリウスバ: 雄の触覚の第3節の長さが第2節の1.5倍、第4節は第2～第3節の合計の1.5倍。 - ヒゲナガウスバ: 雄の触覚の第3節の長さが第4節よりやや短く、第3節は第2節の3倍。 ～と専門書などには記載されているのですが…正直、自分には全く判別が付きません(笑)。他の類似ハムシ種の判別方法もこの「触覚の節の長さを比較」というのがやたら多くて、初心者殺しというか市井の好事家風情にはちょっと敷居が高過ぎる気がしますね(笑)。 P.S. 「クワハムシ」はかなり大柄なハムシ種で普通は体長5mm以上あり、外見も全体的にツルンとしてて光沢が強いです(鞘羽の点刻状模様が無い)。また前胸部と鞘羽部分の色味に明確に違いが出るので、この画像の個体だとかなり印象が異なる感じです。「キバラヒメハムシ」は名前の通り「黄腹」、つまりお腹の部分が黄色(オレンジ色)になってるのが最大の特徴です。なのでよく見ればすぐ分かると思います。
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お礼
ありがとうございました。 写真は１枚しかありませんので、4017Bさんが「正確な同定は難しいですね。」とおっしゃるのであれば、何の問題も生じないので、「ヒゲナガウスバハムシ (Stenoluperus nipponensis)」で整理します。(*^_^*)日の目を見ることのない年寄りの趣味ですから。(*^_^*) いつも、詳しく、分かりやすい解説をしていただきましてありがとうございます。おかげさまで、今回も「私製昆虫識別ノート」を１ページ増やすことが出来ました。 ペアで交尾とかしてくれてたら、それぞれの目の大きさを比べて違いがあったらヒゲナガで確定って判別方法もあります。……こんな識別法もあるのですね。今の時期、ハナウドゾウムシならば、オオハナウドの花や葉に乗って、人目もはばからず交尾しまくっているのですが～～少し表現が下品だったかな。(*^_^*)