ブログのrssを教えてください。

質問

ネット上では他人のブログのrssから自動で記事を取得して
自分のブログに載せる手法を「放置型ブログ」といっている
ようですが、このrssとは具体的にどのようなものですか。
「記事を更新したことを表すもの」ということしか知りません。
毎日、記事を更新するとrssの内容も自動的に更新される
のでしょうか。
また、記事内に解説などのために画像が使われていた場合、
文章だけでなく画像も自動的に取得できるのですか。
ブログのことはよく分からないので分かり易く教えてもらえば
ありがたいです。
よろしくお願いします。

回答No.1

4017B · ベストアンサー

RSSとはテキスト形式で配信されるデータの事で、このOKWaveでもRSS配信を行っています。

- 参考リンク https://okwave.jp/rss.php

試しにブラウザで上記の参考リンクにアクセスしてみてください。恐らく雑多な文字列が画面いっぱいに表示されるかと思いますが、これを「ページのソースを表示(Ctrl+U)」で見てみると何やら規則正しく整理されているのが感覚的に分かるかと思います。これは「XML」というデータ形式で記述されており、主にコンピュータ同士でデータをやり取りする目的で開発されたモノですが、ある程度の専門知識がある技術者であれば人間が見てもその内容が読み解ける様に工夫されたデータ記述形式です。

RSSは必ずしもwebサイトやBlog記事の更新データを配信するためのモノでは無く、何をどの様に配信するかはそのRSS配信を行う管理者に任されています。一定のRSS形式の書式に則って記述されていれば配信されるデータは何に関するものでも問題ありません。質問者も一度くらいはお世話になった事があるかと思いますが、よくスマホ等に搭載されている「お天気アプリ」はほぼ例外無くこのRSSデータを取得して天気予報のデータを表示しています。他にも「列車の時刻表」とかもRSSデータで配信される事が多いです。

- 日本気象学会:RSS配信について https://www.metsoc.jp/2015/07/29/4709

この様に様々なwebを介したデータ通信の主要フォーマットとして利用されてきたRSSですが、昨今のIT時代の流れが余りにも速過ぎてより高速で小さいサイズでのデータ通信による配信形式が求められる様になったため、今ではRSS形式は下火になりつつあり、代わりにJSONというデータ形式が今は主流となりつつあります。

＞放置型ブログ
ご質問の「放置型ブログ」ですが理屈は前述の「お天気アプリ」と全く同じで、webサーバ上に設置した自動プログラムにより外部に公開配信されているRSSデータを取得し、それを解析して自分のwebサイト上で記事として変換して表示させる仕組みです。ただ最近はこの手の手法が悪評を伴って広まったため、なかなか投稿記事の全文をそのままRSS配信するwebサイトも少なくなりました。

RSSは配信する側が自由に内容を編集出来ますので、記事を盗まれたくない場合はRSSに記事全文を書かずに要約抜粋だけを載せたり、或いはRSS配信自体を停止する事も可能です。もちろん画像を載せる載せないの選択を選ぶ事も可能です。尚、RSS自体はただのテキストデータですので画像ファイル自体は含まれません。あくまでも画像ファイルへのURLリンクを記述するだけです。

ただしFC2やLiveDoorの様な無料レンタルBlogサービスを利用している場合、余り細かいRSS配信のデータ様式を設定する事は出来ないので。そういう管理の緩い所を狙ってRSSを取得し、それを自webサイトに転載している盗賊サイトは数多いですね。下手すると互いにRSSを盗み合っている相互盗用サイトなんかもあります(笑)。こういうのは手間を掛けずに楽して放置したまま小銭を稼ぐのが基本なので、一度プログラムを設定して動かし始めた後は広告収入の残高くらいしかチェックしないので、こういった珍事が結構な頻度で起きてます(笑)。

以前、この様にして記事を盗まれたあるBlogサイトの管理者が業を煮やし、新着記事の画像を全て「女性が男性のナニをしゃぶっている画像」に指し変えて投稿しわざと記事を盗ませ、その後で盗賊サイトに広告配信している大本のGoogleに規約違反で通報して全ての広告を剥がさせて無収入に陥らせるという逆襲を行ったケースがありました(笑)。Googleは広告収入を得るための利用規約で、エロ系は画像や動画もちろん文章ネタも厳禁というくらいエロサイトに厳しいのを逆手に取った手法ですね。

お礼

丁寧で分かり易い回答をしていただきありがとうございました。
大いに勉強になりました。