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課題図書について
初めまして 小中学生向けに夏休み前になると課題図書が発表(?)されますね。 あれってどういう基準で決められるのでしょうか? 私自身小中学校時代に課題図書を楽しく読んだ記憶がありません。 現在小・中の子供がおりますので、一応本屋でパラパラと覗くのですが、どの本も感動もしなければ面白くもない物が多いように感じます。 自分の経験から子供には「●●文庫の☆☆冊」など出版社のフリーペーパーで選んだり、実際に自分の目で選ばせたりしています。 でも保護者の多くは課題図書だからという理由だけで 買い与えているようです。 そこで課題図書の歴史(経緯)、意味(意義)などお教えいただけませんでしょうか? 宜しくお願いします。
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こんにちは。 私は子どもの本が好きで、いまもよく児童書を読んでおり、学校や図書館で子どもの本にかかわる活動をしています。 課題図書って、別に良書の推薦ていうことではなくて、その年の「読書感想文コンクール」の課題となった図書・・・ということですよね。課題が決まってないと、審査員は、知らない・読んだことのない本の感想文を審査しなくてはならないことになります。なので、いわゆる「お題」ってことだと。 私は、もともとそう思っていたのですが、最近回りのお母さん方で、課題図書=推薦図書と思っている方が多いのに驚いています。 毎年、課題図書をみて思うのは、当たり障りのない本だなぁ~ってこと。ある程度、感想の書きやすい本が選ばれるようです。どんなにいい本でも、感想を書けと言われても困るって本ありますよね。また、面白かった~!としか言いようがないし、それ以上言葉でなんか言えない!って本もありますよね。その点、課題図書は、書きやすい、常識的意見を陳述しやすいものが多いように思います。 私は、「感想文」は作文の練習だと思っています。自分はこう感じた、こう考えたという文を書くための練習ですね。なので、感想文を書く本は、本当に好きな本ではなく、書きやすい本でも構わないと思っています。 本当に読書によって得られた感動や楽しさは、言葉に出来なくても当たり前だと思うので。
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- gazeru
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わたしがその課題図書に出会ったのは、いまから30年以上前のことで小学校の高学年の時でした。30年たっても題名を覚えているぐらい、わたしにとっては印象深い本です。 題名は『ホタルの歌』。ホタルを飼育する子どもたちの活動を記録したノンフィクションです。 当時、わたしは図書室の常連で、年間100冊以上の本を読んでいましたが、自分で選ぶのは物語ばかりで、しかも理科が苦手でしたので、課題図書にでもならないかぎり、きっと『ホタルの歌』を手にすることはなかっただろうと思います。 読みながら、同世代の小学生の頑張りに感動し、そして自然の理のこと、ホタルの生態のことがすっと頭に入ってきました。 以後、物語以外のノンフィクション本も積極的に読むようになりました。 個人的な思い出ですので、参考にはならないかもしれませんが、課題図書で新たな出会いを得た人間もいることをお知らせしたくて書き込みました。
課題図書とは… ・主催者の指定した図書 ・「青少年読書感想文コンクール」(主催:全国学校図書館協議会・毎日新聞社)第3類に指定された本 ※【課題図書の存立構造(抜粋)】 http://www.hico.jp/sakuhinn/2ka/kada01.htm [関連サイト] 【青少年読書感想文全国コンクール】 http://www.dokusyokansoubun.jp/ 【読書の推進活動】 http://www.j-sla.or.jp/katsudo/doku1.html 【学校図書館センターできる。】 http://www015.upp.so-net.ne.jp/kodomodokusho/gakkoutoshokancenter01.htm ┐(_ _ ;┌
お礼
全てのURL拝見しました。 読めば読むほど胡散臭い世界の様な気がします。 我が家では「課題図書」に選ばるような本は 絶対に面白くない・・・という方程式が成立してます(苦笑)。
- nota55
- ベストアンサー率37% (138/366)
こんなのとか。 http://www.hico.jp/nihonnjidou/kadaitosyo2.htm ソースは忘れたのですが,書籍の売り上げを伸ばすために 作られたものだ,とゆー噂もありますが。
お礼
ありがとうございます。 なんか・・・ねぇって感じですね。
お礼
大変わかりやすい説明ありがとうございます。 夏休みの読書とは、子供に本を読む習慣をつける、読書の楽しさに気づかせるための物だとずっと思っていました。 作文が書きやすい、選考委員が審査し易いという理由で 選定されているのであれば、 私が思っていた事とは正反対の性格を持っているんだなと感じました。 この場は議論する場ではないのでこの辺りで・・・。