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海水温度が2度上がったら、降水量2倍。
これはテレビ放送に於ける ある有名人の発言です。 どなたか考え方を示していただけませんか。 原理的な説明、気の利いた解説をお願いいたします。 上記の発言内容は、【海水温度が2度上がったと聞いても、大したことはないと思うでしょう。しかし、蒸発量が2倍になり、降水量が2倍になるのですよ。】というものでした。
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- lupin__X
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まず、水の蒸気圧を調べます。 沸点の100℃では、1気圧=1013hPaになります。 (蛇足:水銀柱では 760mmHg になります。) 各温度(抜粋)での蒸気圧(hPa)は次の通り。 20℃ 23.39 25℃ 31.69 27℃ 35.66 29℃ 40.07 30℃ 42.44 台風発達の境界温度27℃前後での蒸気圧の差は、 2℃差で12~13%で、蒸発量はほぼ蒸気圧に比例で、 倍というにはオーバーを超えてほぼ嘘です。 実際には、塩分があって少し小さくなります。 しかし、この判断に影響が出るほどはないです。 本件とは、違いますが、10℃上がると反応速度が2倍に なると信じている人(非化学系)がいます。実際には反応 によって違うんですけど。電化製品の劣化に使ったり。
- qwe2010
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地球規模の海水温度の影響で説明されているのは、 エルニーニョ/ラニーニャ現象です。 海水温が、上がれば、気候にどんな影響があるか説明されていますので、検索されて読んでください。 あなたが理解できる、基礎からの説明ですと、長すぎて、説明しきれません。
お礼
事情があり、お礼が遅れました。申し訳ありません。 エルニーニョ/ラニーニャ現象により、海水温が上下すること、何故この現象が起こるかを 理解することは重要です。 一方において、海水温(あるいは水温)と蒸発量の問題は、単純な物理現象です。 他の方が示された蒸気圧だけの問題か別の物理量を考慮しなければならないか 私には分かりません。 そんな意味で質問を出しましたが、時間が経つのでいったん閉じることにいたします。 又の機会に解決できたらと思います。 尚、温度上昇2°C、蒸発量に2倍と発言されたのは、嘉田 由紀子元滋賀県知事でした。 環境社会学者でもいらっしゃるので、大きな間違いはないと思うのですが。 有り難うございました。
お礼
有り難うございます。 >>温度27℃前後での蒸気圧の差は、2℃差で12~13%で、蒸発量はほぼ蒸気圧に比例で、 >>2倍というにはオーバーを超えてほぼ嘘です。 私もおかしいと思いました。 >>10℃上がると化学反応の反応速度が2倍になる。 大昔中学で習ったと思います。だから選択は温水でやれ。と云われました。 反応速度が指数関数的の上がるので、温度の影響は大きいと、今でも信じております。 以上、 リケロ(理系老人)の理解です。
補足
お礼を書いたときに字を間違えました。お恥ずかしい。 『>>10℃上がると化学反応の反応速度が2倍になる。 大昔中学で習ったと思います。だから【【洗濯】】は温水でやれ。と云われました。 反応速度が指数関数的の上がるので、温度の影響は大きいと、今でも信じております。』 元の問題はもう少し考えます。