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韜晦(とうかい)の語感(印象・ニュアンス)とは?

fujic-1990の回答

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  • fujic-1990
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回答No.4

 単に「ごまかす」というのとは異なり、「能ある鷹が爪を隠した」という感じです。  能力のない人が、自分を大きく見せようとして真相をごまかした場合は、「韜晦した」とは言わないですね。  今時、めったに使いませんが、陸上自衛隊では使っているカモです。  最近、ゲートというSF小説(著者は元自衛官だったと思う)を読みましたが、裏方事務担当の二尉が主人公に対して「フン、韜晦しやがって」と言う(つぶやく)シーンがあります。  主人公は、自他共に「なまけもの」「税金泥棒」と認める性格の自衛官ですが、本当はそうではないというキャラクタ設定。実は、血も涙もある勇士。  但し、くどいですが、本人は「状況上、仕方なくやるダケの行動」が、勇士の行動と同じになっている。  なのに、それを誇らない、というか、自然に「流れ上しかたなく、しなければならない最低限のことをイヤイヤやっているだけ」と思い込んで、事務担当者などにそう説明している。  「今度は何をヤッタ?」「いや、なにも」「フン、韜晦しやがって」的な会話のナガレになる。  それが「韜晦」に当たると、私は思います。

hayyuji9401010
質問者

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ご回答のほど、 ありがとうございます。

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