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ブラックブルーベリーの栽培方法と収穫時期
- ブラックブルーベリーは、どこかで入手した苗木が元気に育ち、小さな実をつけてきました。この実は食べることができますが、いちごのようにスーパーでは見かけないため、どのようにして食べるのか気になります。
- ブラックブルーベリーの栽培方法と収穫時期について詳しく調べてみると、まずは適切な場所を選ぶことが大切です。ブラックブルーベリーは日当たりの良い場所を好みます。土壌も酸性のものを好むため、専用の培養土を使うか、酸性度を下げるために硫酸アルミニウムを散布する必要があります。
- ブラックブルーベリーの実は熟すと紫色になり、甘酸っぱい味があります。収穫時期は夏から秋にかけてで、実が完全に色づいた頃が食べごろです。実を収穫する際には、十分に熟しているものを選び、傷つけないように注意することが重要です。
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失礼ながら、どうも植物名を間違えて覚えられていらっしゃるようで・・・。「ブラックブルーベリー」と言う名の植物はおそらく存在しません・・・。 お手持ちの苗木の本当の名前の候補としては ブルーベリー ブラックベリー ブラックラズベリー のうちのどれかなのではと思うのですが・・・。なお、本当の名前が不明でお住いの地域も書かれていない為に具体的な収穫時期は分かりません・・・。 ブルーベリーはツツジ科のベリーで、見た目は普通の木でドウダンツツジの花に似た感じのベル型の白い花を咲かせます。一部の品種を除き一品種での実の成りはあまり良くはなく、大抵は同じ系統の相性の良い品種と一緒に育てて他花受粉させれば実付きが格段に良くなります。実は熟すと丸っぽく青っぽい紫色になり(品種によっては紫色が弱く赤っぽい実もある)そっと触って果肉が柔らかくなった頃に軽く実を引っ張ると熟した実なら簡単に摘めます。食べ方は生でも食べられますが品種により甘さの度合いが違って酸味を感じる物も。保存するなら摘んだ都度に冷凍しておき量が溜まったらジャムやヨーグルトなどにかけるソースが作れます。 ブラックベリーはバラ科のキイチゴの類の一種です。品種により株姿が違いますが基本的にはツルバラに似た株姿です。本来は茎に棘がありますが最近の改良品種には棘の無いものもあります。一年目に太く長く伸びた茎の節の部分から翌年短枝が生えてきてその枝に房状に花が咲きます。花は桜や梅の様な5枚花弁で白にうっすらと濃いピンクが入った割と綺麗な一重の花がいくつか固まって咲いた後、小さい粒が寄り集まって一粒になったラズベリーの実に似た実が出来ます。実が大きくなるにつれ実の形が丸よりは少し長い駄円形ぎみに変わり色が赤くなりますがその時点ではまだまだ未熟でその後段々黒っぽくなります。かなり黒く色づいても熟すまでにはまだ数日かかり、実をそっと触って柔らかくなってきたときに少し強めに茎から引っ張ってみると熟す直前くらいから外れます。生でも一応食べられますがちょっとクセのある味でそれほど甘みが強いわけではないのでもっぱら加工用と考えて下さい。元々は牧場の有刺鉄線代わりに植えられていた植物で、実はあくまでも副産物(保存食にして冬のビタミン補給に食べた)だった為にラズベリーほどの味ではなく人によって好みが分かれるかも。実を摘んでは冷凍して溜めて、ある程度量が溜まったらジャムやソースが作れますが人によっては種の存在感が気に成り口当たりが悪いと感じるので、好みによっては加工途中で漉して取り除くと良いです。外国では砂糖と似た実をリンゴと混ぜてパイの具として使ったりもしますが、私の経験ではホワイトリカーと氷砂糖で漬けた果実酒がとても美味しく、水や炭酸で割ると味もちょうどよく赤紫色でとても綺麗なお酒が出来ました。 ブラックラズベリーは、よく市販されている赤く丸い実のラズベリーのこの品種だけ実が黒いものです。トゲトゲの茎が伸びて育つバラ科のキイチゴ類で5枚花弁の花は他のキイチゴ類の花と似てはいますが小さめで地味な印象です。小さい粒が集合して一粒の実は赤くなってもまだ未熟で、それより待つと黒くなります。収穫は普通のラズベリーと同じで、そっと触り柔らかく感じたら軽く引っ張ってみると熟した物なら簡単に外れ摘めます。食べ方は生でも食べられるでしょうが私は加工向きと感じます。やはりジャムやソース、果実酒にすると香りが良くて美味しいです。 お持ちの物がもしブラックベリーやブラックラズベリーであった場合は植え場所にご注意下さい。迂闊に地面植えしてしまうと将来は結構な大株に育ち蔓延ります。近くに生えていた植物が勢いに負けて枯れてしまう事もあるので、株の周りは一メートル以上開けておく事、それでもラズベリーだと品種によっては1メートル以上離れた所から地下を潜って不定芽が生えてきて殖えますし、ブラックベリーの蔓性の品種だと長い茎が2メートルほど地面を這う間に根付いてしまう事もあります。 一度地面に植えてしまえば後で株を掘り起こしても残った根からまた芽が生えてきて育ちます。もしこれらの種類であれば広い土地がある場合以外は地面植えはあまりお勧めできず、大きな鉢に植えての栽培の方が管理し易いです。 ブルーベリーも将来はわりと大きく育つ木ですがツツジの様に剪定して丈を抑えれば管理は難しくなく、他のベリーと違いずっと一株のままで育てられます。ただ実を多く採りたいのなら相性の良い品種が必要なので別品種を購入し複数株育てると良いのですが、頂いた株の系統と品種名が不明だと相性の良い品種が分からず、相性の合わない品種を植えても実の成りは増えてくれません・・・。 ベリー類の栽培で実の収穫時期鳥による食害が目立つことが。実が多く付くようになると目ざとく野鳥が寄ってきて熟した物を食べてしまいます。実家で育ったブラックベリーには(引っ越し時に持ってきた庭木の土に根が紛れ込んでいて勝手に生えてきてかなり茂ったそうです)何十羽というヒヨドリが毎日やってきて親はブラックベリーの味が好きではないので採らないでいたらほとんどを鳥に食べられたそうです。 実が成り始めれば実はいっぺんには熟さないので毎日少しづつ収穫する事になります。もし鳥が来るようになれば朝早く起きて鳥よりも先に収穫してしまうか、周りを網で囲い実が食べられない様に防いだりも場合によっては必要かと・・・。 あと、私の所ではブラックベリーを栽培していた時に実が熟す頃はスズメバチとカメムシに困りました。どうも果実の汁を吸いにくる様で茂みの中に潜んでいるのです。刺激すると大変なので実を摘むのは明るい時間帯に行っていました。 あと、ブラックベリーの栽培で案外困ったのが近所の子供達です。明確な境が無い立地だったので子供が入り込み、実が赤いので食べられると思って未熟な実を摘んでしまうのです。(食べてもまだ固く渋いのでその場で口にしたものは吐き出していました)私が栽培していた時は近くに子供が大勢集まって遊ぶところが有るので黒く熟すまでに(熟す頃にはもう味に凝りて誰も取りに来ない)結構な数の実を熟す前に失ってしまいました・・・。ベリー類は他所の人の目に付く場所で栽培するとつまみ食いされてしまう事があるので、できれば目につかない場所で栽培なされた方が良いかも・・・。 おそらく候補のうちのどれかだとは思うのですが、それぞれの名前でインターネット検索なさってご自分で確認なさり、判明すればその名前でどんな性質を持つか調べておいて下さい。 詳しい年間管理はインターネットの情報よりも書籍の方が詳しいので、一冊購入なさって手元に置き、それを参考に育てていってみると良いですよ。
お礼
ありがとうございます。