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振動対策について教えて下さい。
弊社は産業機器の設計製作をしている会社です。 振動コンベア、振動フィーダなどの振動を利用した装置も製作しているのですが、室内外に対して振動が問題になることがあります。 その場合は専門業者に対策を依頼していますが、できれば弊社で製作できないものか考えています。 それで、弊社で出来る範囲について調査をしているのですが、「防振、除振、耐震、制振、免震」など色々な方法があり区別がつかなくなっています。 「防振、除振」は測定器などの台に使用されいるようで、「耐震、制振、免震」などは建築物に使用されている方法のように感じています。 よろしくお願いします。
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地震を指す「耐震、免震」が範疇外なのはその通り。。『振』で指す機械振動は周波数と振幅が違うが原理は同じ。 振動発生源の機器の周囲への影響を少なくする手立ては、逆の外部からの振動が困る機器への手立てとほぼ同じ。 振動を減衰(ダンピング、ダンパー)させる エアーダンパー http://www.monotaro.com/g/00408766/ 防振装置 http://www.tokkyokiki.co.jp/product/product_k.html http://www.boushin.co.jp/products/01_hatsudenki.html 振動の逆方向の振動を加え中和させる アクティブ制振装置。 http://www.sinfo-t.jp/pdf/Data/reciprocal/N76-430.pdf 検索は『機器防振装置』とやると地震が混ざりにくいです。 >振動コンベア、振動フィーダなどの振動を利用した装置 から振動を無くすは原理を変えずには出来ズ。しかし上記の中和の方策はアリ リニアフィーダ http://www.repic-s.com/pdf/dflw.pdf 逆位相で振動をキャンセルしていますので、取付ベースに振動が発生しません。
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1 追加 大型も原理は同じです BMコンベヤ 高能率の完全バランスタイプ https://www.sinfo-t.jp/vibrator/conveyer/bm/Default.htm 振動させてナンボの機械ゆえ、限定箇所で逆方向に振動を発生させキャンセル。さらにバネで浮かせた構造。 既存設備の対策では、溝を掘り遮断する工事が必要かも。プレス機、振動試験器の建屋内での影響を少なくためやってます。 http://www.nikken-civil.co.jp/project/consulting/taisin/jishin_koujou.html
お礼
再度の回答ありがとうございます。 完全バランスタイプと言うのはコンベアの振動が床に伝わらない構造のものを示すのでしょうか。 もしそうだとすれば、今一番トライ(検討)してみたいものになります。
>機械を設置した客先で、近隣住民より振動や騒音のクレームが発生して稼働できず 御社の製品を設置するのに20tクレーン車と専門の重量運搬業者が必要? それとも卓上に載せれる程度の物? それに拠っては耐震かも知れないし耐振かもしれないと思う
お礼
回答ありがとうございます。 2tのホークリフト又はクレーンで設置で来るくらいの装置になります。 1~2tの粉砕機、破砕機、選別機などのが振動源、騒音源になり、卓上ではありません。 アンカーを打たないと歩きだす位のものになります。
都道府県工業技術センタの検査機の脚元には、倉敷加工さんの物が多く設置されています。 さて、専門メーカーのHPや営業マンからのプレゼン、等々を依頼し講習代りにしたら如何?
お礼
ご意見ありがとうございました。
先日、「機械基礎の設計と据付」という古書を読み終えたのですが、機械の基礎 部分は非常に大事な部分であるにも関わらず機械設計士は建築或いは土木の方に 丸投げしてしまいがちなので特に大型機械でなければ殆どであろうと思われる。 私は特別振動する機械を設計することは稀だし、そもそも振動解析自体が難解 だから結局先の工学書も静的な荷重の場合のコンクリート基礎だけを重視し、 他はザット読み飛ばしてしまった。。。古書だが、このような文献は少ない。 勿論、防振や制振、そして据え付け迄を精査してあり実務でも使えるだろう。 良い機械を作るには、建築や土木また電気や制御といった垣根を超えて全てを 把握できてこそ本当に良いものが出来上がると思う。然しながら近代では分業化 により専門分野が分れSuper-Egineerなる技術者と呼ばれる方々は少なくなった 持論ではあるが、互いの分野に深く入り込むことは大事だと思っています。 おっと振動機器は若い頃は設計してましたけど、分かっていなかった。。。 また、振動工学も習ったような気はするが、何せ難しく投げた反動が来ている 何事も初めから"無理"と決めつけてしまっては何も出来ないが外注が確実か? 私は建築士がする様な構造計算まで最近は手掛けているのが、これも大変だ。 技術屋は此処までという限界自ら作っては、進化もままならない気がします。 力に成れなくて申し訳ないが、確か振動機器の機械基礎も先の工学書には記載が ありましたし、強固な基礎上に振動機器を載せて更に其れと縁を切るような制振 機能をもった防振ゴムがあったようです。 でも周囲の空気をも振動させる騒音は防音室や遮蔽壁のような別途の対策が必要 でしょう。まづ現状の把握と目標値を明確にするデータ取りが最優先するべき。 対策(設計方針)が決まればコストと納期の問題になろうかと思うが、こうした トラブルは早期解決に勝るものは無い。しかし二重の失敗も許されないよね。。 私も以前に騒音対策に困った際に色々調べた時のサイトがお気に入りに在った。 実際に連絡は取っていないが、此の手の問題は専門家に頼るのがてっとり早くて 間違いのない施工が出来そうだ。良い一流品は何でも高いものだと思うけど。。 http://www.soundenvironment.jp/taisaku.htm ↓の回答で思い出したが、リングブローの高周波騒音を防音箱で囲って騒音を 半減させることが出来た。メーカー名は記憶に無いがスポンジ状の黒色の発泡 ゴムのような吸音材40tくらいを防音の内部に接着しただけでも効果ありました 吸音材のメーカーは確か↓だった。他にも沢山のメーカーがあり迷うので、参考 までに。「失敗は成功の元」これこそが、御社のノウハウにする Chance です。 http://www.inoac.co.jp/ja/solution/detail/auto_other_001/index.html
お礼
ご意見ありがとうございます。 機械を設置した客先で、近隣住民より振動や騒音のクレームが発生して稼働できず、基礎の打ち直しや防音室等の追加工事をやらざるを得ない事例が発生しています。 その為、機械側でなにがしかの対応をするべきと思い調査をしているところです。 再度のご意見ありがとうございます。 専門外のところは業者に任せるとして、装置の振動低減は弊社でやる必要があると思っています。
産業機器の振動対策とのことですが、大きく2つに大別できると考えます。 ?発生源対策 なんといっても、振動の発生を抑制することが重要です。 ・回転体:高精度バランシング、軸受支持部剛性アップ、危険速度回避 ・直動体:加減速ショック軽減(ベル形加減速制御採用)、摺動部での減衰 などが挙げられます。もちろん機械筐体の剛性アップも重要でしょう。 ?据付環境対策 ・機械支持部における振動抑制(減衰、制振) ・設置部の強化(基礎強化、基礎切り) などがあり、後者が主に専門業者へ依頼している対策であると推測します。 前者に関しては、御社でもノウハウを蓄積できる可能性があると思われま すので、これに的を絞ってさらに調査されては如何でしょう。 (もちろん上記?も重要です) 機械の振動・騒音がカバーで増幅されることがありますが、 粘着材つきの吸音シートを内側に張りつけると高い抑制効果が 得られますのでお見知りおきください ↑ 回答(3)さん 吸音材の効果は侮れないですよね!
お礼
回答ありがとうございました。 振動の発生を抑制することも重要という事ですね。 確かに、まれにですが装置自体の溶接部が剥がれるこがあるくらいですので、剛性アップも必要と思います。 基礎の強化は弊社では無理ですので、機械支持部での対応を調べてみます。
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