パイプ材の端面加工について
- Φ20のパイプ材の端面をロウ付けバイトにて糸面取り加工する際、高さの不一致が外バリや内バリの発生原因となっています。
- センター出し治具を使用して芯出しを行っていますが、丸棒との高さの違いが問題となっています。
- 適切な芯出しの高さを確保するためには、丸棒との比較や調整が必要です。
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パイプ材の端面加工について
Φ20のパイプ材の端面をロウ付けバイトにて糸面取り加工するのですが高さが合わず外バリや内バリが発生します。センター出し治具により芯出ししていますが丸棒とは芯だしの高さが違うのでしょうか?
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バイト芯高さを高くして前逃げ角が当たると削れなくなるが、低い方は切れ味にはさほど影響しないですよ。 目勘定で2-3mm低くても大丈夫(但しセンターに近づくと削れなくなる)。 バイトの研ぎ方と切れ味が問題でしょう。前逃げ角が取れてるか ロウ付けなら超硬よりハイスのほうがすくい角を大きく研げて切れ味がよい。 内側の削りでは前逃げ角より下側が干渉しないかも注意する。 http://www.tcp-ip.or.jp/~ishida96/education/senbanko_no_waza.html 図3 穴クリバイトの形状と取り付け 付け刃より下のカドがワークに接近。 バイトを芯高さよりも上に付けて干渉を避けることもある。
その他の回答 (1)
>高さが合わず外バリや内バリが発生します。 旋盤加工でしょうか? バリの発生原因を、芯の高さが合わないことと推測なさっているようですが、 そのように推測なさった理由は何でしょうか? ご面倒掛けますが、もう少々具体的な状況を追記願えればありがたいです。 回答(2)さんの説明がとても解りやすいと思います。 余計なお世話的な質問をしましたが、 芯を合わせるとは、回転中心と切刃の位置を正確に合わせるという意味では なく、バリの発生がない位置を探りあてるといった意味だったのですね。 パイプ外側面の面取は、理屈の上では、ムクの丸棒の面取と同じ条件で良さ そうに思います。パイプ内側面は、外側面と切削条件が異なるので、回答(2) さんのコメントを参考に、バイトの研ぎ方を調整してみて下さい。 いずれにしても、回答(2)さんご指摘の通り、切削したい部位に対して、十分 に切れ味のよいバイトをお使いになることがよさそうに思います。
お礼
丸棒とは勝手が違うので苦労しましたが、 バイトの研ぎ方を見直してみます、ありがとうございます。
補足
NC旋盤での加工です。 材料はφ20 80ミリの銅のパイプ材です。 加工形状は片方の端面をR面・もう片方をC面加工します。 ロウ付けバイトはそれぞれR面・C面バイト(刃が先端ではなく内側に付いている)を使用しています。 推測理由はR面側は高さ調整によりバリが解消するので、C面も同じような方法で調整するのですが、良化しません。 説明不足で申し訳ありませんがよろしくお願いします。
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