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世界の接地システムについて
- 日本の接地システムと海外の接地システムのギャップについて悩んでいます。海外の接地システムの法整備や導入状況について知りたいです。
- TN方式の場合、N相がアースみたいなもので漏電すると地絡状態となります。漏電ブレーカは漏電火災防止のためにあるのか、それとも人体保護のためなのか正確な情報が知りたいです。
- TN方式の場合、D(C)種接地工事をどのように図面に記載すれば良いかわかりません。N相への接続についても明記すべきでしょうか。
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>そのため漏電ブレーカは人体保護と言うより漏電火災防止の為にあると解釈していますが、正解でしょうか? 半分は合ってる 原則的に漏電ブレーカは使わない 漏電ブレーカを使うのはプールの水中照明とかの特殊な事例のみ そもそも海外メーカに漏電ブレーカが見当たらない http://www.jpn-moeller.co.jp/5_power_distribution_equipment/chapter5_power_distribution_equipment.html http://www.automation.siemens.com/automation/jp/ja/lowvoltage_controlanddistribution/Pages/Default.aspx http://ab.rockwellautomation.com/allenbradley_ja/productdirectory.page? 原則的に接地抵抗は記載しないらしい http://homepage3.nifty.com/tsato/terms/distribution-system.html 国内で接地抵抗が問題となるのはPEラインが無いから 仮に接地抵抗を記入すると等電位ボンディングなので2Ωとかになると思う http://www.nishimatsu.co.jp/solution/laboratory/pdf/vol30/g030_10.pdf 残念ながら私は海外プラントの具体例は知りません 海外プラント建設に関わる事になったので調査はしたけれど プラントの話がボツになりましたのでそれっきり >TT方式ではD(C)種接地工事して下さいと図面等に明記しますが、 >TN方式の場合はどのように明記すれば良いのでしょうか? 「PE」保護接地導体 (projective earth) です PEは渡りアース禁止です、一点接地の大原則 http://www.seas.or.jp/datafile/public-hall%20soundsystem/earth.html 「6-1 同一場所内に設置してある機器の接地方法」 制御盤に巨大なアース板取り付けてそこに一点接地 アース線は所謂ダブルかませ禁止 アース板の1本のビスに接続するのは1本のアース線のみ ↓こんなアースバー http://ntec.nito.co.jp/prd/C857-C863-S8753.html >海外における送電システムがわかるサイトがあれば教えて下さい。 既に検索済みとは思いますが 電気施設技術基準国際化調査(電気設備) http://www.meti.go.jp/meti_lib/report/2012fy/E002082.pdf これは国内にIEC規格の受電設備(接地方式も含む)を導入する場合の懸案事項が記載されてます 電技とIECを逐一比較してますので参考になると思います
お礼
lumiheartさま いつもいつもご回答ありがとうございます。 教えて頂いたアースバーは昨年から標準部品として採用しています。 目の付け所がlumieart様と同じだった事が感激です。 とりあえずPEなのかPENなのかわからないので、PE(PEN)とし、接地抵抗は2Ω以下の保護導体線に接続の事と英語で明記しようと思います。 ありがとうございました。 お礼の場を借りて申し訳ありませんが、海外における送電システムがわかるサイトがあれば教えて下さい。 lumiheartさま ご回答ありがとうございます。 ご提示頂いた電気施設技術基準国際化調査(電気設備) は大変参考になりました。 ありがとうございました。