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パンチの食い込み量とは?適正量とは何%程度?
- プレス金型において、材料板厚に対してのパンチの食い込み量は適正量があります。この適正量は板厚に対して何%程度が理想的なのでしょうか?
- パンチの食い込み量は材質や板厚によって異なりますが、一般的には約何%程度が適切なのでしょうか?プレス金型の設計や加工条件によっても変わってくるため、注意が必要です。
- プレス金型におけるパンチの食い込み量は、材料板厚に対して適切な範囲があります。一般的には何%程度がベストなのか、材質や金型の特性によっても変わるため、慎重な設計が求められます。
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パンチ侵入が深いとパンチの擦りが長くなって損をするから減らしたいが、減らしすぎるとカス上がりが出やすい。 侵入量はカス上がり対策には効果薄いとされるが、試打ち結果で変更することはあります。(ダイは擦る量不変なので影響無) なので板厚ほぼ関係なく0.5~1.0ぐらい。 曲げがある型は再研の高さ調整が面倒。ダイの方は高さ関係を維持しなければならないが、パンチだけ再研、曲げパンチそのままの手抜をして侵入量が減って使うこともあります。 カス上がり、時としてカス詰まりの不具合現象との絡みなので、そうならない型作りに心懸ければ一定で良いとおもいます。
板が完全に切断されることが前提ですが、1~2mm程度です。 プレス金型の構造にもよりますが、パンチの食い込み量が多いとパンチ先端やダイを痛め易い ことになります。 アジャストピンやプレッシャピンを利用して、パンチの食い込み量が容易に調整でき、 摩耗等で穴開け不良が発生した場合でも、簡単なプレス金型分解で調整が可能な構造にする を考えた方が有意義ですよ。
例えば 板厚分 を ブレークスルー 寸法とすると (板厚の100% を ダイに食い込ませる とする) 1行目と同義 1ミリの 板厚では 1ミリ 100ミリの 板厚では 100ミリに なりますね これでは 何か変ですね どうやら 板厚と 食い込み量の 相関関係は 低いと 思いませんか? >材質によって異なったりするのでしょうか? 材質 と言うよりは 加工物の 物性値の 方が 相関は 高い様ですね 降伏点荷重 と その時の 伸び量 と 金型クリアランス が 相互に 影響しあいます 降伏点荷重 と 伸び量は 各種便覧等に 明示されている 金型クリアランスは 御社の 企業秘密(でもないか?) よって 自身での データ蓄積が 最良の答えです 金型トライに立ち会い ブレークスルー量を調整して 抜け切る数値を 確かめて カス上りが発生しにくいことも含め 最終値を 決定する 元プレス金型設計者より