圧縮での歪計算

このQ&Aのポイント
  • 圧縮による丸棒の歪みについての質問です。
  • 公称ひずみと対数ひずみのどちらが正しいかについて教えてください。
  • 圧縮場での計算方法についても教えていただけると助かります。
回答を見る
  • 締切済み

圧縮での歪計算

初歩的な質問で恐縮です。 ある丸棒を L0:10mm →L:8mmに圧縮した場合の公称ひずみと対数ひずみって以下のどちらが正しかったでしょうか? 公称ひずみ e=ΔL/L0=(2)/10=0.5 ? e=ΔL/L0=(-2)/10=-0.5 対数ひずみ ε=ln(1+e)=ln(1+0.5)≒0.41 ? ε=ln(1-0.5)≒-0.69 いままで引張場だけで考え来て、急に圧縮場になった場合の計算に戸惑って おります。  解る方、ご教授下さい。 宜しくお願い致します。

noname#230358
noname#230358
  • 金属
  • 回答数3
  • ありがとう数3

みんなの回答

noname#230359
noname#230359
回答No.3

今一度、公称ひずみ(nominal strain)と対数ひずみ又は真ひずみ(true strain)の内容を確認して ください。 公称応力(nominal stress)と真応力(true stress)の内容も確認すると、解り易いです。 さて、 〖条件〗 ※ 自然状態での例えば円筒の長さをLo 断面積をAo、 ※ Pの力を加えた時の例えば円筒の長さをL 断面積をA、 ※ (P+?P)の力を加えた時の例えば円筒の伸びた長さを?L とします。 ◆ 公称ひずみ(e)は、   e=(L-Lo)/Lo ◇ 対数ひずみ又は真ひずみ(?ε)は、   ?ε=?L/L です。また、 ◆ 公称応力(σ^n)は、   σ^n=P/Ao ◇ 真応力(σ)は、   σ=P/A です。 その内容は、URL二つで再確認してください。 言葉で簡単に説明しますと、ベース(計算の分母)が、 * 自然状態又は無負荷状態での計算が、公称ひずみ * 圧縮の負荷が掛かった状態での計算が、対数ひずみ です。 圧縮でも引張でも、ひずみはあまり変わりませんが、応力は断面が引張で細くなったり、 圧縮で太ったりした、その変化状態での計算となり、下側のURLのように“応力-ひずみ線図”が 変わります。

参考URL:
http://home.hiroshima-u.ac.jp/rhino/K0051050/chapter-08-all.pdf#search='%E5%85%AC%E7%A7%B0%E3%81%B2%E3%81%9A%E3%81%BF++%
noname#230358
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 説明に感謝致します。

noname#230359
noname#230359
回答No.2

e=ΔL/L0=(2)/10=0.2 だと思うのですが。 それ以外は間違っていません。 あと、材料力学では圧縮は-、引張は+ ですが、塑性加工では逆になります。それと、材料力学では対数ひずみ(真ひずみ)は習わないみたいですね。

noname#230358
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。

noname#230359
noname#230359
回答No.1

  公称ひずみと真ひずみ   http://jikosoft.com/cae/strain.html 図3.公称ひずみと真ひずみの違い 引張りでは 100 → 200 まで伸しても、公称ひずみと真ひずみとでは誤差だと丸め込んでしまえないこともないレベル。 しかし圧縮では長さゼロでも-1! 公称ひずみεnの定義 式(1)に戻るとそうなります。 一方 真ひずみεtの定義は(3)の変化を積分した対数式(4) 圧縮を上げていくにつれ値の開きが大きくなって、長さゼロに達するならマイナス∞。値としても確かです。

noname#230358
質問者

お礼

早速のご回答ありがとうございます。 興味深いデータでした。

関連するQ&A

  • 圧縮荷重一定で被圧縮材の厚みと変形量の関係

    ある問合せを受けて回答に困っています。 丸棒試験片φ10*5?とφ10*10?の2つを同じ応力(MPa)で弾性変形させた 場合、各試験片の長さ(5?/10?)の変形量はどうなるのか?と言われ 私なりに考えてたのですが、何かしっくりこない結果で困惑しています。 イメージでは応力が同じなので、長さのある(≒厚みのある)10?の方が変形 量は少ない感じがしていました。それを計算で確認してみようとしたので すが、以下の様になってしまいました。 F=荷重 S=丸棒断面積 σ=応力(700MPa) E=ヤング率(520,000MPa) ε=歪(対数歪) L0=被圧縮片の変形前長さ L=被圧縮片の変形後長さ LN=logE  としました。 F/S=σ=E*ε--?   公称歪b=(L0-L)/L0  対数歪ε=LN[1+(L0-L)/L0]--? を使て計算しています。 ?より 700=520,000*ε ε=0.00135 ?より 0.00135=LN[1+(L0-L)/L0] e^0.00135=1+(L0-L)/L0     左辺Lで整理 L=L0-L0(e^0.00135 -1) L0=5mm→L=4.993 ΔL=0.007 L0=10mm→L=9.986 ΔL=0.014 厚みを厚くする程、変形量が多くなるって何かおかしな気がするのですが。。。私の勘違いなのでしょうか? 設計計算にお詳しい方いましたら、ご指摘をお願い致します。

  • 真ひずみの式について

    真ひずみを求める式が下記のように定義される理由を教えて下さい。教科書を見てもよく分かりません。よろしくお願いいたします。 L0:元の長さ、L1変形後の長さ ε:公称ひずみ、ε':真ひずみ ε'=∫[L0~L1]dL/L・・・・・これが良く分かりません。  =ln(L1/L0)=ln(1+ε)

  • ひずみ・応力について

    就職のために機械設計などについて学んでいますが、まだまだ分らない点が多々あります。よろしければどなたか解き方を教えていただけると嬉しいです。 (1).ある丸棒に圧縮荷重を加えたところ、長さが80mmになった。ひずみは0.003とすると、元の長さはいくらか? (2).30cmの鋳鉄の四角柱で、500tonの荷重を支えるときの圧縮応力と、ひずみを求めよ。但し、鋳鉄のE(縦弾性係数)は 211×10**3 N/mm**3  とする。 (3).長さ3mの軟鋼丸棒で5tonの重量物をつるす場合、 応力が80 N/mm**3 、 E=206×10**3 N/mm**3 としたときの、伸びはいくらになるか。

  • 圧縮試験において

    圧縮試験において得られた試験結果を用いて引張強さやくびれ開始ひずみを求める場合、 引張試験と同じように応力ひずみ線図を書いてそこから読み取ればいいのですか?

  • 材料力学:熱膨張によるひずみの計算に関して

    先に投稿した質問と似ているのですが・・・ 熱応力を扱う際に、ひずみをどのように計算すれば良いかについて悩んでいます。 次の3つのひずみの違いをご教授いただけないでしょうか? <部材(丸棒など)の両端を固定して温めたり、 温めた部材を圧縮する時に部材に生じるひずみについて考えます。 部材は、もとの長さがa0で、 自由に熱膨張できる(両端が自由)場合、 ΔTだけ温度が上昇すると長さがa1になるとします。> (1) この部材の両端を固定して、ΔTだけ温度を上昇させた際に 部材に生じるひずみ。 (教科書には、このとき部材に生じるひずみεは、 ε=(a1-a0)/a0 と記されています。) (2) 温度をΔTだけ上昇させ、部材の長さがa1になった後、 部材を長さがa0になるまで圧縮した時に部材に生じるひずみ。 (3) (1)および(2)の場合とまったく同じ材料で、長さがa1の部材を、 温度は変化させずに、長さがa0になるまで圧縮した時に生じるひずみ。 (このときのひずみはε=(a0-a1)/a1でしょう。) 僕には、(1)と(2)は本質的に同じであるように見えます。 また、(2)と(3)も同じであるように見えます。 とすると、(1)と(3)も同じということになって矛盾が生じてしまいます。 どこを間違って、矛盾が生じたのでしょうか。 しつこく同じようなことを質問してしまい大変恐縮ですが・・・ 解説何卒よろしくお願いいたしますm(_ _)m

  • 自然対数を含んだ計算

    自然対数を含んだ計算ですが、下記もとめ方は正しいでしょうか。 宜しくお願いします。 0.111=1/2π・1/2・ln5/X 0.111・2π・2=ln5+ln1/X (π=3.14) 1.39=1.61+ln1/X -0.22=ln1/X 1/X=e^-0.22 1/X=0.80 X=1.25

  • HP 関数電卓 50g 任意の底の対数の計算について

    こんにちは。特定機種の電卓についての質問で恐縮ですが、 Hewlett-Packard社の関数電卓 50g についての質問です。 対数計算において、 常用対数 LOG()関数 自然対数 LN()関数 の計算はユーザーガイドにある通りもちろん可能ですが、 10やe以外の任意の底を持つ対数の計算の仕方がわかりません。 お分かりになる方がいらっしゃいましたら、回答をもらえますと 大変助かります。よろしくお願いいたします。

  • 鋼材の真応力-真歪み曲線について

    FEM解析に使う材料特性について質問です。 鋼の鍛造解析を行っています。 非線形解析で使用する応力-歪み曲線なのですが、マニュアルによると真応力-真歪み曲線を使用しないといけないと記述されています。そこで引張試験にて真応力-真歪み曲線を求めようとしたのですが、実際に測定できる真歪み域が 0.2%程度です。  鍛造なのど加工では、もっと大きな歪み加工がされると思いますし、専門書 には真歪み1くらいまでの測定値が必要と記述されています。  そこで小生なりに考え、圧縮試験で真応力-真歪み曲線を求めようと思い ました。  その際、歪みの計算は、引張の標点間距離での計算方法(元の長さに対する 加工後の伸び長さ (H-H0)/H0と同じ考えで、元の試験片の高さH0 変形後の高さH から (H0-H)/H0としていいのでしょうか? また応力は、圧縮荷重N を その段階での断面積S で除した値で考えて いますが、その値は=降伏応力と見ていいのでしょうか? 知見のおありの方、ご教授お願いしたします。

    • 締切済み
    • CAE
  • 自然対数の計算方法

    自然対数の計算方法 物理化学の計算式において ln(Vf/Vi) (※Vf:変化後の体積 Vi:変化前の体積) という式が出るのですが、 Vf=1.0L Vi=10L なので Vf/Vi=0.1より ln0.1 となるのですが これを計算機でやれば-2.3025…と瞬時に答えが出るのですが 計算機を使わずに答えを求めることは可能なのでしょうか? もしそういったやり方があれば教えて頂けると嬉しいです。 試験では計算機は持ち込めないので・・・。

  • 対数法則を使う問題

    1、log3eー1/2log9√e 2、ln(1/2e)+1/2ln(2e)^2+ln√2 を対数法則を使って解くと途中計算はそれぞれどのようになるのですか?