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マシニングセンタ、NC旋盤の精度について
- マシニングセンタとNC旋盤の精度について知りたいです。
- マシニングセンタの位置精度やNC旋盤の径や軸方向の精度について教えてください。
- マシニングセンタやNC旋盤の精度は材質によって変わるのでしょうか?
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難しいといえば難しい 機械ごとのばらつきもあるし ぶつけていれば 相当悪くなる http://mori.nc-net.or.jp/EokpControl?&tid=228249&event=QE0004 うちのは引越しの際 主軸の回転面が φ100mm で 0.07 ずれてる まあ、引っ越す前でも 0.05 で メーカー保障も 0.07 なので ほっといてるけど MCといってるが 正確にはMCじゃないし 回答1のほかに 加工順序 原点からだんだん遠くなる 原点から一度遠く飛んで近づいてくる でもちょっとかわるしね X-Yに関してはばらつきが多すぎます まあ、目を瞑って加工された場合の精度は 感覚的に0.02~0.05程度と考えてます それ以上は何らかの小細工が必要 Zに関しては 暖気運転をして MCに工具をつけて工具長測定をしていれば 測定誤差しか基本的に発生しません 基本 いつも一定方向位置決めだし それでも 工具を変えると誤差は生まれるので 目を瞑って加工したとき 0.02くらいと感覚的には思ってます
前回のご質問(No.32409...回答いたしましたがリアクションなし) と同様に、抽象的で回答が難しいですね。 始業前に暖機運転した状態であれば、10年前のマシングセンタや CNC旋盤でも、レンジで5μmぐらいの位置決め精度を有している でしょう。 ここからが問題で... 1.熱変位の影響 1mの鉄が1℃温度上昇すると約11μm膨張します。この熱膨張が 機械の様々な部位に作用して熱変位が生じます。 当然ながら、基準から1-10mmよりも51-100mmの方が、位置決め 精度が悪くなります。 この熱変位をミニマムにするために機械の仕様(価格)に応じて 色々な工夫がなされていまずが、大雑把に言えば1日で±10~20μm ぐらいの誤差が生じます。 また、加工するワークが鉄とアルミでは、切削条件が大きく異なり ます。 前者は比較的低い切削速度なので、主軸回転による発熱はそれほど 大きくはないが、切削熱や切屑(熱い!)の影響が生じます。 後者は、最高回転近くで使用するので、主軸ベアリングの発熱の 影響が大きくなります。また、大量に使用するであろう切削液の 温度の影響が生じます。 これらが全て機械の熱変位の要因となります。 2.工具による影響 例えば超硬ドリルを主軸に装着した状態でのドリル先端の振れは 10~30μm。これで穴加工を行なうと、それなりに穴位置のバラツキ が発生します。 また、CNC旋盤に使用するM級精度のインサート(チップ)は、大きさ (内接円)や厚さの精度は±100μmは優にバラツキがあります。 従って、インサート交換ごとに刃先位置の補正が必要となります。 以上、工作機械の精度は一言で説明するのはとても難しいです。