- 締切済み
複合加工機の低回転での切削能力
- 複合加工機の低回転でS45Cを切削するための加工条件や切り込み深さを考慮します。
- 森精機NT4000クラスの直交系複合加工機(CAPTO C6)を検討し、その剛性について不安があります。
- 低速重切削という概念について疑問を抱いており、実際に使用した経験のある方の意見を求めています。
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
みんなの回答
以前同メーカーの複合加工機(CaptoC5主軸)でφ16ラフィングを使ったことがありました。材質SKD11(生材)、XY切込5mm、Z切込30mm程度でした。 一応削れますが機械の振動が大きくチッピングしました。 サブスピンドルを使って両持ちでしたが、主軸と直角方向(Y軸)での切削が特に振動します。切削抵抗がかかる向きまで考えてパスを考えないと駄目でした。 結局荒取りは汎用機で行い、芯出ししなおして中仕上げから複合機でやりました。 あ、いやハイスは駄目という意味ではないです。加工条件次第だと思います。 複合機は軸数が多いのでどうしても剛性が弱いですし、干渉があるので工具突き出しも長くなりますから、何の工具を使うにしても工夫は必要です。 森精機は複合機の中でも剛性のある機械だと思っています。 ただゴリゴリ荒取りして時間短縮したいのなら他の方法を考えたほうが良いかと思います。
1。低速重切削が基本的には無理 昔のMCはギヤを変えて 低速でもトルクが出るようになっているのですが 最近のはそれができない まして複合機なので 4軸目のクランプ力が足りなく 加工できないと思います スローアウェイなどで高速で削ったほうが 機械負荷も少なく早いですよ
お礼
貴重なアドバイスをありがとうございます。
φ32ラフィング...ハイスですね。 そうすると、回転速度は200min-1程度なので、工具主軸のモータも 出力が低く性能を十分に発揮できる領域ではありません。 また、このような工具を選択するということは、長手方向の切込み をたくさん入れたい...と推測いたしますが、剛性の高いCAPTO-C6 といえどもゲージラインからの突き出しが長くなり、さらに旋削主軸 に取り付けたワークのクランプ剛性も相まって極めて不安定です。 これは、直交系複合加工機云々を論じる以前の問題と考えます。 どーしても長手方向に深い切込みの加工が必要であれば、 サンドビックのC6一体型/コロミル390形長刃タイプエンドミルを 推奨いたします。 回転速度も2,000min-1ぐらいで使用でき、ハイスの10倍の切削速度 により相対的に切削抵抗も低くなるでしょう。 (もちろん宣伝ではなく、あくまでも推奨です)
お礼
参考になる回答をありがとうございます。 200min-1程度の回転数ですが、主軸モータの出力には問題はないと考えています。むしろ、主軸が止まるくらいまで負荷をかけて加工が出来るのであれば、なおOKです。 ハイスは使えるの?剛性は十分なの?といった疑問は残ります。
お礼
生の意見をありがとうございます。 やはり、複合加工機 + ハイスは難しいのですね。 加工条件によっては、使えると思っていたのですが・・・。