ボーリングバーのびびり
- ボーリングバーLB25での加工中に内径ボーリングバーで仕上げ加工時にびびりがでてしまいます。ボーリングバーが細いかと思い、シャンク20-200でやりましたが、荒は良くて仕上げでびびります。
- 同じ工具を他のＮＣにつけて削ってみると綺麗に削れました。それ以外の要素（機械の状態、チップの大きさなど）も確認しましたが問題はありませんでした。
- もっと細い、超硬シャンク12-180で突出80が付いたボーリングバーは荒、仕上とも綺麗に削れます。なぜLB25ではびびりが生じるのか不明です。
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ボーリングバーのびびり
10インチチャックの質問をしている者ですが、もうひとつ質問させてください。LB25での加工中に内径ボーリングバーで仕上げ加工時にびびりがでてしまいます。サイズは超硬シャンク16-200 最小加工径Φ18で突出し90、たとえば45Cで穴径はΦ40深さ80として S150ｍ切り込み2ｍｍで荒加工します。荒加工時にはびびりもなく綺麗にできます。仕上シロ0.1ｍｍとして、これを仕上げするときにびびります。ボーリングバーが細いかと思い、シャンク20-200 最小加工径Φ25でやりましたが、荒は良くて仕上げでびびります。周速も上げたり下げたり、送りも変えましたがびびります。同じ工具を他のＮＣにつけて削ってみると綺麗に削れました。そこで、これは機械が悪いかと思い、主軸芯、丸バイトホルダー芯、タレット平行、ボーリングバーの平行など確認して、全て良さそうでした。もうひとつ、もっと細い、超硬シャンク12-180 最小加工径Φ14で突出80が付けてあるのですが、こいつは荒、仕上とも綺麗に削れます。どうなってるのか、どなたか同じようなこと有りませんか？ チップは三角 11サイズTN6020-R0.4HQ です。
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切削力の小さい仕上げ加工では、取付部の弾性変形の範囲で びびりが生じることがあります。 とくに太径の超硬ボーリングバーは質量が大きいので、 取付部の剛性が低いと根元から揺さぶられます。 (荒加工の場合は、ソコソコの力で変形させ続けるので、 却ってびびらない） 軽量のスチールボーリングバーを用いたらびびりが改善する 可能性もゼロではないかもしれませんが、回答(1)さん(2)さん の解決策が費用対効果的に最善と考えます。
回答(1)さんに賛成です。 抱き締めインベースの例。 ----- (サンドビック・サイレントツールのユーザーズガイド) http://www2.coromant.sandvik.com/coromant/downloads/users_guide/ENG/C-2920-32.pdf ----- 17ページの下のほうに抱き締めインベースの例のスケッチがあります。 LB25用の抱き締めインベースは、さらに取り付け等に工夫が施されています。 スリーブを抱き締めにするだけでも効果はあります。 ----- (木下製作所・オリジナル商品の案内) http://www.senbankakou.jp/original.html ----- 下のほうの「スーパースリーブ」が抱き締めになっているタイプです。
やはり、、、、、と言うほか無い セッティングは正しい、機械の剛性は十分ある・・・・・。 この機種の弱点はインサイドホルダー どうも共振域にはまっている。 メーカーに抱締めホルダーを発注してみて下さい。 通常のＯＰではありませんが可能な筈です。 内径φ50のホルダーでも効果はある 両方ともカタログには載っていなかったな。 返事が遅くなり申し訳ない 内径インサイドベースに問題ありと考えます。 一定条件で共振しやすい。 刃物のシャンク全体を支えるような構造であれば相当 軽減できる。 機械本体の剛性は十分と思います。
お礼
チャックの質問に回答いただいた方ですよね。ありがとうございます。この質問をする前からホルダー剛性についてわかっていたようで、この機種に精通している方と考えます。この現象はホルダーのびびりなんでしょうか？抱締めホルダーとはどのようなものなのでしょう。ＬＢに共通して弱いのですかね？抱締めホルダーを使用せずに、びびりを抑える方法はないのでしょうか？ アドバイスありがとうございました。
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