コネクタ接触抵抗の不安定な状態と測定方法の問題

このQ&Aのポイント
  • コネクタの端子が酸化や曲がりなどで完全に接触していないため、接触抵抗が不安定な状態になる可能性があります。
  • 測定した初めは0に近い値を測定し、徐々に抵抗値が上がっていく理由は、接触が悪い箇所が酸化や汚れによって改善され、接触抵抗が減少するためです。
  • 使用している測定器に問題がある場合、正確な接触抵抗値を測定することができず不安定な結果となる可能性があります。
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接触抵抗が不安定

コネクタのプラグとレセプタクルを接続して、両端をテスタで測定し、コネクタの端子接触抵抗を測定しました。 最初は0.1Ω程度だったのが、徐々に上がり、8Ωや4Ωと不安定な状態です。 原因としては、コネクタの端子が酸化していたり、曲がっていたりなどして、完全に接触してないためだと思いますが、なぜこのように不安定な状態になるのでしょうか? また、最初に測定したときに、0に近い値を測定し、徐々に抵抗値が上がっていく理由を知りたいです。 計測器は、デジタルマルチメータを使用していますが、測定方法に問題があったりするのでしょうか?

noname#230358
noname#230358

みんなの回答

noname#230359
noname#230359
回答No.2

接触抵抗の測定は結構厄介なものです。 接触抵抗は接触状況や通電電流に応じて,気まぐれとも思えるように変化 します。 不安定なものをある程度定量化したいのであれば,実際の使用条件とほぼ 等しい電流を接点間に流し,接点両端間の電圧を計測して,電圧÷電流で 抵抗を求めてみてください。テスターで測るよりは安定化すると思います。 また,より実態に近い状況を数値的に捉えることができると思います。 デジタルマルチメータの抵抗レンジでの測定のような微少電流を流しての 測定では,接触抵抗の特性により測定値が不安定になることが予想され ます。 接触抵抗の測定に配慮した測定器の例 http://www.rst-eng.co.jp/resistormeter/1101s.html http://www.tsuruga.co.jp/products/356h/index.html http://hioki.jp/3541/index.html http://hioki.jp/3540/index.html

noname#230359
noname#230359
回答No.1

推測ですが、接合が不完全のため、そこが抵抗になり、発熱してないでしょうか? 一般の抵抗も温度が変わると抵抗値も変化します。 (サーミスタについてお調べになると参考になると思います)

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