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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:めっきについて)

電気めっきにおいて酸性溶液が必要な理由とは?

noname#230359の回答

noname#230359
noname#230359
回答No.3

アルカリ性浴を使用するのは耐酸性のない品物に限ったことではありません。 例えば鉄素地上や亜鉛上、ニッケル上などには直接硫酸銅めっきができない(置換皮膜が生成する)ため青化銅やピロリン酸銅めっきでストライクめっきを行ったりしますし、装飾用の合金めっきなどはほとんどが中性からアルカリ性のキレート剤浴です キレート剤を選択する方法ですが、必要となる分極電圧(浴中の金属がキレート剤を離脱し金属イオンとなり陰極上二析出するのに必要な電圧)に応じたキレート力を有するキレート剤を選択することになります。  しかしキレート力は、キレート剤や金属濃度、浴温などで変化する上に複数のキレート剤を調合する場合は非常に複雑な挙動を示すため、実際にはポテンショスタッドを用いて分極電圧を測定しながら、いろいろなキレート剤や添加量を片っ端から試してみて決定します。 と、このようにキレート剤浴を自前で組成を検討して自家建浴を行うのは、とっても難しくて手間なので、薬剤メーカーから購入するのがベストでしょう。  一般的なめっき浴組成は専門書などに載っているので、参考にされるといいと思います。

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