コイル選定時の自己インダクタンスとは?

このQ&Aのポイント
  • 損失の少ないコイルを選ぶ際にはQファクタの値が重要です。
  • 自己共振周波数が高いコイルは高周波数でも扱えます。
  • 自己インダクタンスの値は用途によって必要な値が異なる場合もあります。
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コイル選定時の自己インダクタンス

コイルには様々な種類がありますが、調べてみると損失の少ないコイルを選ぶときにはQファクタの値が大きい方が良いとあります。また自己共振周波数が高い方が高い周波数でも扱えるとあり、自己共振周波数の高い低いが選ぶときの判断基準となっているようです。 同様に自己インダクタンスの値が大きい、小さいがコイルを選ぶときの判断基準になるのでしょうか。それとも用途によって必要な値は変わるので自己インダクタンスの値の大小は一概にこうだ!とは決められないのでしょうか。また、選ぶときに値の大小が関係するならば、大と小の境はおおよそ何ヘンリーなのでしょうか。 回答よろしくお願いいたします。

noname#230358
noname#230358

質問者が選んだベストアンサー

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noname#230359
noname#230359
回答No.3

大工センターで木の板を買おうとするときに、長さは長い方が良いのか、幅は狭い方が良いのか、と聞かれても「何に使うの?」と反応するしかありません。この質問はちょうどそんな感じです。 コイルを選ぶときに重要なことは、インダクタンス、自己共振周波数、Q、直流抵抗、許容電流、シールドの有無、サイズ、重さ、形状 などなど・・・いろいろあります。何のために使うのか、何をどうしたくて使うのかによってそれぞれ適切なものを選ぶ必要があります。 シビアな設計では狙ったインダクタンスから±1%以内に入っていないとちゃんと動作しない回路、なんていうものもあります。大きいほど良いとか小さくても良いとかいう用途もありますが、普通は上記の各値がこのくらいであってほしい、という「狙い」があるはずです。 そして、技術者が悩む点は、ほしい値のいくつかが「両立しない」のです。インダクタンスは10mH以上ほしいが、自己共振周波数は300MHz以上でないとまずい。しかも20Aの直流を流してもインダクタンスの減少が1%未満で、サイズは3mm×5mm×4mm・・・なんていうことになると、もうこれは世の中に存在しません。探しても無駄なんです。 どの特性を重視し、どれを妥協するかが設計(部品選択)のポイントです。

noname#230358
質問者

お礼

お礼遅くなりました。ご教授ありがとうございます。 目的の回路作成に当たって、様々な角度から検討する必要があるのですね。 ありがとうございました。

その他の回答 (2)

noname#230359
noname#230359
回答No.2

用途によって適切なものを選ぶ、としか言いようがありません μHオーダーの世界もありますしHオーダーの世界もあります

noname#230358
質問者

お礼

お礼遅れました。回答ありがとうございます。 Hオーダーのものもあるとは。何に使うか想像できませんが、用途によって Hが変わるのですね。

noname#230359
noname#230359
回答No.1

何に使うのか、その仕様によって決まりますので漠然とした内容ではなんとも答えられません。PWMの昇圧電源回路とかだとICのスイッチング周波数により選定の方法がありますが。

noname#230358
質問者

お礼

お礼遅れました。回答ありがとうございます。 やはり、用途によってということで、狭い視野で考えてはいけないのですね。ありがとうございました。

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