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ゼロクロス回路で誘導負荷からの保護、その仕組みとは?
- ゼロクロス回路を使用することで、電磁弁の突入電流や逆起電力からの保護が可能です。
- また、バリスタを取り付けることで誘導負荷の保護がさらに強化されます。
- さらに、電磁弁の最小負荷電流がSSRの動作範囲内にある場合、SSRは正常に動作します。
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ゼロクロスであればノイズは小さいですがゼロではないのでサージキラーは電磁弁の近くにあったほうがいいです。 バリスタはOFF時の逆起にききます。突入電流の保護にはなりません。 SSRの漏れのことを言っているのですね。この場合、SSRがOFFしても、もれ電流により電磁弁がOFFしないことが考えられます。試作で動作OKでも量産で発生することもありますので避けてください。どうしてもという場合はブリーダ抵抗をつけることをお勧めします。 SSRの寿命は即答しがたいですが、信頼性はあがるので壊れにくくなるということは言えるかと思います。 また電磁弁は突入があったほうがいいです。SOLも同じです。ON時大きい電流が流れて、あとは保持電流という仕組みです。電流を制限すれば応答が悪くなることは当然、動作しないかもしれません。 微小負荷の場合はもれ電流に注意です。OFFしなくなります。電磁弁のOFF電流はカタログに載っていないのでRYなどから推察すると10%以下にならないと OFFしないと考えられます。SSRがOFFしないのではなくて電磁弁内の磁石がOFFしない(離れない)という意味です。 またSSR自身がもれ電流で誤動作するというのはSSRを駆動する回路側の問題で、トランジスタ出力などの漏れ電流に注意することは、もちろん必要です。
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(1)SSRにゼロクロス回路というものは,電源電圧の瞬時値がゼロの近傍で,トライアックをトリガする(オンさせるように駆動信号を与える)機能をがあるものです。 (2)トライアックを含むサイリスタ類は,一旦オンしたあとは,流れる電流がゼロになるまでオン状態を自己保持して,電流がゼロになったところでオフになります。つまりは,電流を急速に遮断する機能はないのです。電流を急速に遮断することは,電流の時間変化率di/dtが大きいことを意味して,この際に誘導負荷はL×di/dtに相当する大きい電圧(インダクションキック)を発生します。 ここで言いたいことは,ゼロクロス機能のないSSRで誘導負荷を駆動した場合でも,大きなインダクションキックは発生しないということです。 (電源,SSRと負荷が直結されていることが前提で・・・) (3)では,ゼロクロスは何に有効でしょうか? 容量性の負荷(例えば,コンデンサインプットの整流回路)などは,ゼロクロス投入しないと,C×dv/dtに相当する大きな突入電流が流れます。ゼロクロス投入すれば,dv/dtの値は正弦波の電源電圧の変化それ自体の値となり,突入電流を大幅に低減させることができます。 また,突入電流に起因するノイズも低減させることができるメリットがあります。
お礼
(2)そうなんですか。わかったようなわからないような…少し勉強してきます。すいません… (3)ノイズ対策にもなるという事ですね。ノイズも問題になりそうなので、この場合ゼロクロスは有効な訳ですね。 回答ありがとうございました。
A1 何から何を保護するのか? サージキラーは何処に付けるのがベストなのか? http://www.okayaelec.co.jp/product/noise/about3.html ただ、サージキラーを2重に付ける場合は有ります バリスタとCRサージキラーをパラに付ける場合 バリスタに更にバリスタをパラに付ける場合 http://www.fe-technica.co.jp/html/shohin/32/32.html A2 突入電流や逆起電力がどこから発生してどこへ行くのか? http://park2.wakwak.com/~nisshin/spark_introduction.htm http://park2.wakwak.com/~nisshin/spark_comparison.htm http://www.fa.omron.co.jp/guide/cautions/7/ssr_guide_qa/ A3 SSR自身は最小負荷電流以下であっても動作します 問題は何故、「最小負荷電流」なる物が規定されてるのかになります http://www.fa.omron.co.jp/guide/cautions/7/ssr_guide_check/ http://www.fa.omron.co.jp/guide/cautions/7/ssr_guide_notice/ SSRには消耗する機械式接点が無いのでサージキラーを入れても入れなくても 変わりはないとも言える 必ずしも入れないと寿命が短くなると言うものでも無いが 入れないよりは入れたほうが寿命は長くなる傾向は有る 本来、ゼロクロスSSRには突入電流もサージ電圧も発生しない とは言われてるが、必ずしも絶対に出ないと言うものでも無い
お礼
上記ページ全てみました。オムロンが分かりやすかったです。やはりサージキラーはあった方がいいようですね。ありがとうございました。
お礼
ゼロクロスがあってもサージキラーはあった方がいいんですね。サージキラーを取り付けた方がSSRでも寿命はのびるのですか?突入電流に対しては、他の何かを付けたほうがいいのでしょうか?(突入電流の大きさにもよると思いますが…) SSRの漏れの事ではなく、カタログに負荷電流が0.1~3Aと書いてあったので、0.1A以下の負荷の場合、SSRが動作しないのかなと思ったで…どうなのでしょうか…? カタログを見て思ったのですが、SSRは他の機器の漏れ電流でSSR自身が動作してしまう事もあれば、SSRが出す漏れ電流で他の機器を動作させてしまうという事もあるという事ですか?とするとSSRにはほとんどの場合、ブリーダ抵抗が必要になってしまうのですか? 半導体の事はほとんど知らないのですが、半導体について勉強したほうがよさそうですね… 追記回答ありがとうございます。今回リレーの寿命の事が問題になっているので、ここでの回答に注意してSSRを使ってみようかと思います。またカタログや本などもう一度読み直してみます。ありがとうございました。