油圧シリンダーの推力計算について
- シリンダー径φ80の油圧シリンダーに0.6MPa加圧したときに発生する推力は約3015Nと計算されましたが、メーカーのカタログでは29370Nとなっています。
- この差は約10倍あり、素人では計算の誤りかカタログの誤りかわかりません。
- 質問者はヒロタカ精機株式会社製ニューマチックパワーシリンダーのPCH-03型を使用しており、カタログに記載されている推力と実際の推力に矛盾があるため困っています。
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油圧シリンダーの推力計算について
シリンダー径φ80の油圧シリンダーに0.6MPa加圧したときに発生する推力は 40*40*π*0.6≒3015N になると計算しましたが、メーカーのカタログを見ると 29370N(理論値)となっています。 およそ10倍の差なので何か計算が間違っているのかと思いましたが なにぶん素人なものでよく分かりません。 このおよそ10倍の違いについてお分かりになる方、よければ教えてください。 ご回答ありがとうございます。 説明が不十分だったようなので少し補足します。 今回検証を行っているのは ヒロタカ精機株式会社製ニューマチックパワーシリンダーのPCH-03型というものです。 現在、このシリンダーを使用した設備で部品の圧入を行っているのですが 設備が導入されてから随分古く、 どのくらいの力で圧入されているのかを改めて調査したところ 上記のような矛盾に行き着いたわけです。 カタログに書いてある通りならば、約30000N(3t)の力で圧入していることになりますが、 相手側部品を考えるととても3tもの力に堪えられるようなものではありません。 かといって、カタログが間違っているとも考えづらく、困っております。 どうかよろしくお願いいたします。
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このシリンダは 直径の大きなピストンに空圧を掛け 直径の小さなシリンダ内の油を加圧し 面積比分増圧するシリンダです。 空圧シリンダラム径 増圧シリンダラム径 とあるのがそうです。 まる80の油圧シリンダを 増圧した油で作動させます。 訂正 空圧シリンダラム径→空圧シリンダ径 増圧シリンダラム径→増圧ラム径
その他の回答 (2)
計算方法と計算結果は、40mm×40mm×π×0.6MPa ≒ 3015N にて、 問題はないと思います。 只、油圧シリンダーに0.6MPa 加圧は、エアシリンダー並みの数値です。 6kg/cm2は約0.6MPaで、60kg/cm2は約6MPaです。 その辺りの確認を、今一度してみて下さい。
お礼
ご回答ありがとうございました。 私の説明が不十分で、 「空圧を供給源とする油圧シリンダー(でいいのでしょうか?)」のようです。
全くお門違いな回答かもしれませんが御容赦下さい。 エアーシリンダーの場合は、ロッドの出側、戻り側で計算式が若干異なります。戻り側の場合はロッドの断面積を差し引かなければなりません。
お礼
ご回答ありがとうございました。 ロッドの出側になりますので、ロッド断面積については考慮しなくても良さそうです。
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