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油圧シリンダ同期方法
- 1台の油圧ポンプを使用して、2本の油圧シリンダの伸縮を同期させる方法を教えてください。
- 2本の油圧シリンダは1台の油圧ポンプに並列に繋がっており、リフトに掛かる荷重は異なります。
- 油圧シリンダの内径は60mm、ストロークは約500mmで、1mmの精度で同期させたいと考えています。
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追加になりますが、お勧めする方法はシリンダー は1本で、昇降物に水平を強制させるガイドレール を設けることです。 必要があればプロフィールからメールください。
複数シリンダーの同期制御は簡単なようで実は 大変難しいものです。 精度的にラフで構わなければ分流弁の利用も 考えていいと思います。 http://www.hirose-valves.co.jp/syouhin/syouhin.php?mode=select&s_cd=02001001&m_cd=02001 ただ、強制的に分量しているために誤差が蓄積 してゆく傾向があり、高精度には制御は困難ですが コスト的にはこれが一番安価です。ちなみに上記 URLの分流弁は2%の精度を記していますが、実際の 利用はこのようには行かないと(理想的な様態での 数値と)理解するべきでしょう。 500mmのストロークで誤差1mmの精度は#2さん のご指摘のようになります。(かなり高価なシステムとなります。
お礼
アドバイスありがとうございます。 分流弁について調査してみたいと思います。 昇降を繰り返している内に誤差が蓄積する場合、たとえば下降端点で両方のリフトを基準面まで下降させて誤差を0にすることができれば、と思っています。
制御方法は、流量比例弁を用いるか、ストローク制御になります。 コスト的には流量比例弁の方が安価です。 流量比例弁を各シリンダへの油が分岐した後に取り付けます。 ただし、ストロークを制御する訳ではないので、同期精度の制御はありません。 外部ループで流量信号を制御する機能が必要になります。 よって同期の高精度を求めるのであれば、ストローク制御とし、シリンダの伸び量を電気的に検出して、流量を制御します。 速度にもよりますが、制度の半分以下の分解能での位置検出が必要となり高速になるとサーボ弁を要します。
お礼
アドバイスありがとうございます。 今回の物件は、現状ある装置の改良なので、極力安価にしたいと考えております。 流量比例弁の価格と精度について早速調べてみようと思います。ありがとうございます。
同期シリンダを使えば万全です。油圧ユニットの 下流側に組み込んで、同期シリンダからそれぞれのシリンダへ分岐管を渡します。 同期シリンダは機械的に複数のシリンダへ等量の 油を切り出す装置で、どのメーカでも対応してくれるはずです。
お礼
早速のアドバイスありがとうございます。 同期シリンダについて、あまり知識が無いのですが、どのような物でしょうか? (YAHOOで検索しても、該当する情報はありませんでした) 油圧シリンダは理研の複動型を使用していますが、理研に同期シリンダについて問い合わせれば、話は通じるのでしょうか? 初歩的な質問で申し訳ありません。
お礼
アドバイスありがとうございます。 今回の質問では、油圧シリンダを同期させる方法を教えて頂きたいと考え、装置の細かい構造は書きませんでした。リフトの構造を簡単に説明しますと、公園のシーソーが2台平行に並んでいる状態と良く似ています。シーソーの片側下面を油圧シリンダで上下させることにより、もう片側を上下させる構造です。2台のシーソーの間には壁があるため、油圧シリンダを1本にして昇降物を連結する方法は難しいのですが、シーソーの支点はキー取り合いのシャフトで連結されており、同期を取れる構造になっています。 しかし、このシャフトが捩れて同期を取ることができなくなりました。原因は2本の油圧シリンダの同期と取ることなく1台のポンプに並列でつないでいるため、片側のシリンダを押すともう片側のシリンダが出てきます。(小学校の理科の実験で2本の連結したピストンの片側におもりを乗せると、重さの分だけもう片側のピストンの水面が上昇する実験と同じです)この「ズレ」をシャフトの捩れ強度のみで負担していたため、「過大なズレ力」が生じたときにシャフトが捩れたと考えています。そこで、2本の油圧シリンダの同期を取ることで、シャフトに捩れ力を掛けない方向に改善したいと思い、今回投稿させていただいた次第です。長くなり、申し訳ないです。