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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:熱伝導と熱伝達の違い)

熱伝導と熱伝達の違いとは?

noname#230359の回答

noname#230359
noname#230359
回答No.5

伝熱の分野はいろいろな考えを持っておられる方がおられ、 注意が必要です。 どの考えが正しいというわけではなく、いろいろな人の 意見、定義をいいとこ取りすると混乱すると思います。 普通、熱の伝わり方は、熱伝導と放射の2種類か、それに 対流を加えた3種類に分けられることが多いと思います。 対流による熱の伝わり方を表す数値が熱伝達係数とか 熱伝達率と呼ばれるものです。 熱伝導は、物質移動を伴わない伝熱であり、通常は固体内の 熱の移動をいいます。 対流は物質移動を伴う伝熱です。固体と流体の伝熱であり、 例えば温度の高い固体表面により、温度の低い流体が暖められ 浮力やファンなどの空気の流れにより流体が移動する、という 現象です。(固体表面から流体に熱が伝わる現象は、 熱伝導ですので、対流は熱伝導+物質移動として扱い、 熱の伝わり方は熱伝導と対流の2種類という人もいます。) 通常は、伝導、対流、放射が単独で生じることは少なく、 実現象はそれらの組合せです。 例えば、個体間の接触伝熱と言われるものでは、理想的な 平面同士の完全接触であれば伝導ということになりますが、 実際は表面粗さやうねりがあり、ミクロの目で見ると、 固体同士が接触している所と空気が隙間に入っている ところが生じます。従って、接触伝熱は、固体が接している 部分では伝導、空気が入っている所は対流と放射が生じて いることになりますので、接触伝熱は、伝導+対流+放射の 複合現象です。 熱が伝達されるから熱伝達という用語の使い方は、 対流熱伝達と混同されますのであまりお薦めしません。

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